マウンテンバイクのダウンヒルやパークなどでのライドにおいて、頭部や胸部のプロテクターは標準の装備として認知されていますが、「ネックブレース」となると導入を躊躇する方が少なくありません。
特に日本のコース環境や走行スタイルにおいては、「大袈裟すぎるのでは?」と思う方は多いと思います。
しかし、ネックブレースは「万が一の転倒時に頸椎(けいつい)骨折や重大な後遺症を防ぐ」ための極めて重要な装備です。LEATTのネックブレースは、転倒時にヘルメットへ加わる強い衝撃を、首ではなく肩や胸、背中へと逃がす独自の構造を持ちます。
現在、日本国内で展開されているモデルは「Neck Braces 4.5」と「Neck Braces 5.5」の2つ。
さらにキッズ・ジュニア向けの「Neck Braces 3.5 Jr」もラインナップしています。

今回はそれぞれの特徴と違いについて詳しく解説します。
1. 大人向け2大モデル「4.5」と「5.5」の違い
「Neck Braces 4.5」と「Neck Braces 5.5」は、いずれも高いプロテクション性能を備えていますが、「調整機能の柔軟性」と「使い勝手」に大きな違いがあります。
| 項目 | Neck Brace 4.5 | Neck Brace 5.5 |
| グレード | ミドルグレード | ハイエンドモデル |
| フレーム素材 | 強化ポリアミド | 強化ポリアミド |
| 調整機構 | 背面のアングル調整のみ | 前後3方向のアジャスター調整(スライド式) |
| フィット感 | 標準的な体格に合わせて設定 | 体格やチェストプロテクターに合わせた緻密なフィッティングが可能 |
Neck Brace 5.5 の特徴
前後のスライド調整機能により、体格や好みのポジション、着用するチェストプロテクターに合わせてミリ単位での細かな微調整が可能。体格に合わせて完璧にフィットさせたい方、レース使用を検討している方におすすめです。





Neck Brace 4.5 の特徴
5.5と同等の保護システム(ALPT技術)を持ちながら、角度調整は背面パネルのみとしたシンプルな構造。初めてネックブレースを導入する方、パッと取り付け手軽に使いたい方におすすめ。



ジュニアライダー向け「Neck Brace 3.5 Jr」
日本国内では、キッズやジュニアライダー向けに「3.5 ジュニア」も展開しています。




ジュニアモデルに限り、背面パネルの取り外しが可能。
キックバイクでの使用はもちろん、レースやパークを走る際にも使用できます。
成長期のお子様は頭部の重量比率に対して首の筋力が未発達なため、クラッシュ時の首への負荷は大人以上に深刻です。親子でコース走行を楽しむファミリーや、キッズモトクロス・MTBレースに挑戦するお子様にとって欠かせないプロテクションアイテムです。
「BraceOnシステム」でチェストプロテクターと完全一体化
LEATTプロテクターの最大の強みとも言えるのが「BraceOn(ブレイスオン)システム」です。
通常、ネックブレースとチェストプロテクターを同時に着用すると、お互いが干渉してズレたり、装着感が悪くなったりすることがあります。

BraceOnシステムのメリットとは
LEATT製の対応チェストプロテクターにある専用ストラップにネックブレースを引っかけると、1つのプロテクトシステムとして機能します。走行中にネックブレースが上下左右にバタつくのを防ぎます。


自分に合ったネックブレースの選び方
「日本のコースだから不要」ということは決してありません。
転倒の瞬間は予防できないからこそ、首を守る保険としてのネックブレースは価値があります。
LEATTのチェストプロテクターと併用することでBraceOnシステムの恩恵をフルに受けることができるため、プロテクター類をセットで揃えるのも非常におすすめです。
安全な装備を整えて、安心してライドを楽しみましょう!





