出先だからこそ慎重に ポケットに忍ばせられる精密工具

年々自転車も進化し、エントリーモデルのバイクでも各所にカーボン素材が使われるようになりました。
また、パーツの構造が複雑化やモデルごとの専用設計といったものも出てきており、より一層トルク管理が重要となります。

自宅であれば、ゆっくり落ち着いてメンテナンスができるため、そこまでオーバートルクになることは少ないですが、出先では、早く治したい一心から締め付け不良やネジトラブルを引き起こす可能性があります。

今回は、そんな心配を払拭する、簡単でより確実に調整ができるアイテムをご紹介します。

POCKET TORQUE DRIVE

ポケットサイズで出先でも簡単に調整ができるマルチツール的なトルクレンチです。

オーバートルクが異音と破損の原因
ハンドルやシートクランプ等、出先でもよく調整する箇所。

プロのメカニックや普段からよくメンテナンスをする人であれば、慣れた工具の手の感覚でおおよそのトルク管理が出来る人もいますが、
出先で使用するマルチツールではトルク管理が難しく、「走行中に緩んで欲しくないから、しっかりと締める」ことによって、オーバートルクになってしまい、ネジ舐めやパーツにクラックの原因に。

その1つのミスだけで自転車が乗れなくなったり、事故の原因にもなり得るので、出先の微調整でも適切なトルク管理が必要です。

軽量+コンパクトで出先でも簡単に調整可能
一般的なトルクレンチは基本的に自宅(ショップ)向けのものが多く、重量もそれなりにある為、持ち運びには向いてません。

一般的なトルクレンチは構造的に重くなりますが、POCKET TORQUE DRIVEはケース込みでも156gととても軽量です。

また、LEZYNEでおおよそ同じサイズのビットが使用できるマルチーツールで比較しても、
V PRO5で52g、RAPIIで90gですのでその差はほとんど感じにくいかと思います。

また、トルクレンチはとてもデリケートな工具ですが、出先で万が一落としてしまっても
EVA製のセミハードの専用ケースがしっかりと守ってくれます。

さらに、ケースにはストラップが縫い付けられているので、
トップチューブや、サドルレールにも取り付けが可能です!

トルク管理がシビアなサイズを完全網羅

付属ビット:2.5,3,4,5,T20,T25
対応トルク:2-6Nm(0.5Nm間隔)


自転車のパーツで破損しやすい小さなサイズや、よく使うサイズに対応しています。


目盛りもシンプルで直感的に合わせることが可能です。

簡単セットアップ
1.本体と持ち手をジョイントさせる


2.付属のレバーで規定のトルクにセット


時計回りに回していくと、数字が上がっていきます。

3.ビットを取り付け


先端のホルダーにビットを取り付ければ、簡単に準備が完了します。

ネジにビットの先端を差し込み、トルクをかけていきます。
指定されたトルクに到達すると「パキッ‼」という音とともにハンドルが少し空転します。

空転するおかげで、それ以上トルクをかけすぎることはないので安心して力を入れることができます。

※トルクが高い状態で長時間保管していると、精度が狂い故障の原因となります。
収納時はトルクを1番弱い状態にして保管するようにしましょう。

ボルトの延長上に持ち手があるから舐めにくい
一般的なトルクレンチは、大きな力で締めることも想定しているため、ボルトの回転軸から離れた場所に持ち手があります。
そのため、少しでもかかりが浅いと、ネジが舐めてしまう描く可能性が上がってしまいます。

LEZYNE POCKET TORQUE DRIVEは、ボルトの回転軸上に力点があるので、軸がぶれにくく、安心してトルクがかけられます。

パーツも揃いにくい今だからこそ、凡ミスで泣かないためにも、大切な自転車をしっかりとメンテナンスして、最高の自転車ライフを過ごしましょう!