一番人気のハンドポンプ
2020年に登場したPOCKET DRIVE HP。発売から2年が経ち、LEZYNEハンドポンプの売り上げランキングでも上位にくるほど大人気です!
全長140mmと手のひらに収まるサイズでありながら、パワフルにポンピングができるのが特徴です。
コンパクトで収納しやすい分、シリンダーが小さくなってしまうため、
グラベルバイク、MTBといった太いタイヤではどうしてもポンピングの回数が多くなってしまいます。
とは、言っても緊急時のハンドポンプ。出動回数は少ないので極力コンパクトで軽量なものがという要望にピタリとはまるアイテムです。
昨今、ロードバイクのタイヤでもハイボリューム化が進み、30Cが採用されるなど、年々タイヤ幅が太くなってきています。
POCKET DRIVEにも、そんなロードタイヤ事情にも対応する「HV」モデルがあるのはご存知ですか?
POCKET DRIVE PRO HV/POCKET DRIVE HV

◆基本スペック
サイズ:全長144mm×直径30mm
重量:104g
最大気圧:90psi/6.2bar
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POCKET DRIVE PRO HVポケットドライブプロHV
価格帯: 6,930円 – 8,470円 (税込) -
POCKET DRIVE HVポケットドライブHV
5,940円 (税込)

全長はHPとほとんど変わらず、直径が少し太くなり、その分1回のポンピングで入る空気量が大きくなりました!
違和感のない大きさで、握った感じもグリップとほぼ同径なので、力がとても入りやすいです。


重量についてもたった20gなので、補給用のジェル1つ分ほどの差しかありません!
そもそもHPとHVの違いについて
◆HP→ハイプレッシャー 高圧で充填が可能な分、1回の充填量が少ない
◆HV→ハイボリューム 1回で充填する量が大きい分、高圧には対応していない
とは言ってもPOCKET DRIVE HVはHVでもMAX6.2BAR(80psi)まで入るので、MTB、グラベルはもちろんのこと、ロードチューブレスタイヤにも問題なく対応します。
では、POCKET DRIVEのHPとHVで1回の充填量がどれほど変わってくるのでしょうか。
今回は簡単に可視化できるよう、風船で検証していきたいと思います!

◆検証◆
先端に風船を取り付けて、10回ストロークした際どれほどの差が発生するのかを検証しました!
見てわかる通り、1回目のストロークでHP(手前)はまだ風船が自立していませんが、HVはすでに自立できています!

10ストローク目

見た目でもわかるほどの充填量です!
◆検証2◆
今度は実際のタイヤでどれほど充填が変わってくるのかを検証します。

今回はパナレーサーのグラベルキング43cで検証
1barから始め、100ストロークした時点の気圧をチェックします。
HP :1.5bar(21.7psi)

HV:2.1bar(30.5psi)

100のポンピングで実際にかかった時間はおよそ3分。
HPで2Barまで上げるとなると、倍の200回、6分もポンピングするとなると、大きなアドバンテージになります!
◆結果◆
・とにかく最小、コンパクトを求めるのであれば、HP
・コンパクト、だけど楽をしたい!という方には新登場のHV
※HPの方ストローク回数は多くなるが、力はHVよりも軽い印象でした
冬の雪山、夏の炎天下でのパンクは体力を消耗するので、グラベルバイクにはぴったりなアイテムです‼
ダウンチューブでも、ポケットでもOK!
マウントが付属しているので、ボトルケージの裏に取り付けもよし、

径が太くなったと言ってもコンパクト。
ポタリング程度であればポケットに入れてもよし、
FLLOW TOOL CADDY PROとの組み合わせで、いい感じに修理キットが作れます!

ポケットに忍ばせて気軽に使えるPOCKET DRIVEシリーズ。
小さいのに充填量は大きいポンプです。
グラベル、オールロードに乗っている方是非POCKET DRIVE HVを1本ポケットに忍ばせてはいかがでしょうか?


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