ぱっと車に積み込んだり輪行したり、気軽に出先で自転車に乗れて便利なBROMPTON
普段それほど乗って無くても、車に積みっぱなしにしたり、前回乗った後そのままにしてしまうと、
ホコリや汚れが溜まってしまいます。
そんなに距離を走って無くても、次に乗るときのためにクイックにメンテナンスをしましょう!!
自宅でできるクイックメンテナンス
洗車は定期的にやっておくだけで、きれいな状態を保つことができて、不調箇所を見つけるきっかけになったり、何よりも次乗る時に気持ちよく快適に走れるのでやっておきましょう!!
乗ったら、今日はありがとうの気持ちを込めて30秒、その積み重ねが数年後の自転車の美しさに。
・汚れを落とす

使うのはこちら
・WATERLESS WASH→フレーム用
・HP QUICK DRYING DEGREASER→チェーン、駆動系周り
・マイクロファイバークロスもしくはウエス×2
マイクロファイバークロス(ウエス)は、チェーン用とフレーム用で分けておいたほうが、
チェーンの汚れをフレームに移さないのでオススメです。
・フレームのホコリ、汚れを落とす

WATERLESS WASHをつかってまずはメインのフレームを拭き上げていきます。
オススメは、スプレー後30秒放置→拭き取り

放置することで、クリーナーが砂埃を浮かせて包みこんでくれるため、
拭き上げた時に細かな傷がつきにくくてオススメです。
この車体は半艶(セミグロス)仕上げですが、質感を落とさず洗浄ができます。
折りたたみの連結部も忘れずに!!

ここは、グリスが塗布されており、ホコリが溜まりやすい場所。
ここもWATERLESS WASHを使って拭き上げましょう!

リムやハブ周りも


意外と忘れがちなハブとリムのブレーキ面。
こちらもスプレー、放置、拭き取りの順でキレイにしましょう!!
ブレーキ面も安心して使えます。
※ディスクブレーキの場合
クリーナーがつくのは構いませんが、洗浄のためにディスクめがけて大量に吹きかけるのは避けてください。

ハブは少し拭き取りにくいですが、指を使ってスポークの間からアプローチしましょう。
・チェーン周りはブラシのいらないHP QUICK DRYING DEGREASERで

BROMPTONなどの小径車はホイールが小さい分チェーンの位置が低く、洗浄が少し窮屈です。
なので、ブラシを使用せずにスプレーの噴射圧だけで洗浄ができる
HP QUICK DRYING DEGREASERで洗浄しましょう!!
ウエスを下に構えながら、チェーンのコマめがけて勢いよくスプレー。
スプレーするだけで黒い汚れがドバドバ落ちてきます。
速乾性なので、後は放置すれば揮発していきます。
・フレームのケア
ブロンプトンは錆にくくするため、粉体塗装にして塗装を強くしています。
ですが、やはり折りたたみのヒンジ付近は汚れも止まりやすく、塗装が割れて内側から錆びる可能性があるので、しっかり対策をしましょう。

使うのはこちら

HCB-1
スプレーすると、とても強いオイルの被膜を形成するため、
連結部のようなよく動かすような場所でも、しっかり被膜を作って錆を防止します。
こういう入り組んだリンク部にHCB-1は最適です。
ボルトがむき出しになっているような場所や、なかなかメンテナンスできないような場所にスプレーするのがオススメ。
※チェーンにスプレーすると抵抗が大きくなるので注意。E-BIKEにはOK。

チェーンの錆対策はMO-94で
水洗い後に有効な水置換性のMO-94。
今回は水は使っていませんが、揮発性の高いディグリーザーを使っているのでMO-94で防錆処理を。
チェーンルブは必須ですが、次乗るまでに期間があく場合は、MO-94で処理しておいて、次に乗る前にルブというパターンもOK。
ルブが乾いてコテコテにならずに済みます。

プーリーやチェーン全体にザーッとスプレーしておけば防錆&プーリーなど駆動部の潤滑もできるのでオススメです。
BROMPTONと同じイギリス生まれのマックオフで
次に乗る時のために、乗った後はササッとメンテをしましょう!!
今回使用したアイテム