知る人ぞ知る、RESPOの国産潤滑剤「TITAN SPRAY」(チタンスプレー)。
1本持っているだけでBBやハブのベアリングの潤滑はもちろん、アウターケーブル、インナーケーブルに塗るとケーブルの引きも軽くなるという超万能な潤滑スプレーがチタン成分20%増量しEVOとして帰ってきました!
チタンスプレーとは
チタンスプレーとはグリスでもなく、オイルでもない唯一無二の潤滑剤です。
ベアリングに入っているグリスと混ざることで耐久力を向上し回転抵抗を減らす
性能を持ちます。
チタンスプレーは他にはない粘り気のある柔らかいオイルに極小のチタン粒子が入った潤滑剤です。
なぜこの粘りとチタン粒子が良いのかについてご紹介します。
チタンが入っていると何がいいのか
チタン粒子は主に、
- 摩擦抵抗を減らす
- 耐久力UP
2つの効果があります。
チタンスプレーの中に入っているチタン粒子は、約21ナノメートルと超微細の粒子。
主成分のオイルは約300~500ナノメートルほどの大きさのため、オイル分子の周りを微細のチタン粒子が囲います。
オイル分子を囲う微細なチタン粒子がベアリングのような状態を形成し、摩擦抵抗を少なくすることが可能です。
なぜ粘り気があると何がいいのか
チタンスプレーには粘弾性オイル成分が含まれており、指につけて離すと糸を引くほど強い「粘り気」があります。
この粘り気はただ粘り気が強いだけでなく「粘性」と「弾性」を併せ持ち見かけとは真逆に、回転性能が飛躍的に向上します。
これは他メーカーのオイルにはない特徴です。
ベアリングから離れさせない
ベアリングの内部にはグリスで潤滑されています。
グリスは塗られた位置にとどまる力が強く耐久性に優れますが、一度ベアリングの外側に剥離したグリスは元の位置には戻らず、本来必要な潤滑を行えなくなります。
自転車に使用されるベアリングはただまっすぐに回転をしているわけではなく、ダンシングやペダリング、カーブなど様々な方向からの力が加わりながら回転します。
様々な方向から力が加わると、少なからず内部のベアリングがゆがんでしまいます。
そして、ベアリング内のグリスはゆがみや遠心力によりベアリングの外へ外へと移動(剥離)しようとする力が働きます。
チタンスプレーをベアリングに吹き掛けることでグリスと馴染みます。
グリスとチタンスプレーが混ざることでグリスに粘り気が加わり、どんな力が加わったとしてもベアリングにグリスがベアリングにまとわりつき移動することなく、常に潤滑性能を保ちます。