アップグレードされたOSPWシステム

2015年に初めて自転車界に登場して以来波紋を広げ続けているOSPWシステム。

大々的に更新されたデザインは見た目だけなく、新しい革新的な技術や機能を取込みライドを新たなレベルへとアップグレードしてくれます。

RS(レーシング スポーツ)の名を取り入れたOSPW RSはサイクリングレース界の伝統に敬意を表し、OSPWが今までもこれからも最前線であることを表現しています。

新しい OSPW RS は、現代のバイクにマッチする角張ったデザインをベースにしています。

新たなデザインは OSPW システムにバランスと洗練をもたらし、OSPW システムが現代のバイクやコンポーネントの一部であるかのようにデザインで溶け込みます。

ADR
アクティブデブリリムーバー

OSPW RSには、特許出願中のADRが搭載されたバージョンがラインナップしています。

ADRとはベアリング内部にダストの侵入を事実上不可能にする独自の技術です。
全く新しいダストカバーはプーリーホイールの溝に固定されるように設計されており、ベアリングをカバ-します。

さらにダストカバーの周辺には溝が彫られており、回転することで自動的にダストや水分を外へ追い出す構造となっています。

この技術は研究開発部門やセラミックスピードのテストラボで開発されプロのオフロードチームがテストを行い、そのチームからも性能を認められました。

ALPHA DISC
アルファディスク

OSPW RSではSRAM イーグルトランスミッション用 OSPW Xで初めて導入された超高耐久のアルファディスクプーリーホイールを搭載したモデルもラインナップします。

アルファディスクプーリーホイールは2ピース構造を特徴とし、複合素材で製造された独立したナロートゥース形状により長期にわたる摩耗保護と静音化が実現します。

また通常のプーリーホイールのスポークの間に物体が挟まる可能性を排除するため個体のアルミディスクによりプーリーホイールの強度と剛性がアップします。

ディスクプーリーホイールはシクロクロスの環境でテストし2022年のシーズンではセラミックスピードがサポートするアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ が多くのレースで使用し、チームメカニックであるコービー・シモンズによりいかなるコンディションでも泥や汚れを排除できるとフィードバックを受け取りました。

チークメカニックのコメント

「最初のバージョンのソリッドプーリーを 1 シーズン使用しましたが、その後、より大きなベアリングと、ベアリング内で草や泥が回転したり、プーリーホイールに泥が付着したりするのを防ぐため、より大きなベアリングと「ADR 機能」を備えたキャップを備えた最新のプーリーホイールを入手しました。

現在に至るまで、私たちは最も過酷な状況や「草レース」で同じプロトタイプのプーリーを使用しています。なぜなら、ホッピングギアや回転の悪いドライブトレインなしでバイクに乗ることがライダーにとって大きな違いとなるからです。」

よくある質問

新しい OSPW RS についてのよくある質問です。

開発ラボでのテストと長期間の現場での使用を通じて、新しい ADR テクノロジーはベアリングを完全に保護しているため、スタンダードベアリングでも、使用できることが判明しました。

いいえ、ADR インターフェイスの精密な取り付けと設計により、ベアリングやプーリー ホイールに抵抗が加わりません。

ALPHA ディスクの開発は、特にディスクプーリーによってもたらされる機能的特性とベアリングの保護を目指していました。

現時点では、エアロ効果に関しはテストされていません。