自転車のヘッドセット規格について

フレームとフロントフォークを接続し、自転車の舵の役目を果たすヘッドセット(ヘッドパーツ)にはいろいろな規格が採用されています。
代表的な規格をご紹介して、自分の自転車やこれから購入するモデルの規格を知る手掛かりにしてみてください。

3種類の規格

ヘッドセットには、3種類の規格(EC規格にはねじ切りとスレッド2タイプ)があります。

EC スレッド(ねじ切り)規格

長い歴史を持つスタンダードな規格。シティサイクルや、競輪選手が使うピストバイクなどに採用されています。
フロントフォークコラムにネジが切られており、ヘッドセットをネジで固定するデザインになっています。

サイズ

サイズ ヘッドセット
形式
ベアリング
位置
1 ヘッドチューブ内径 2 クラウンレース外径 3コラム外径 S.H.I.S表記

1″ JIS

圧入 外側

30mm

27.0mm

25.4mm

EC29

1″ イタリアン

圧入 外側

30.2mm

26.4mm

25.4mm

EC30

EC アヘッド(スレッドレス)規格

ケーンクリークが開発した現在一般的となった規格。フォークコラムにネジがなく、スターファングルナットをフォークコラムに打ち込みステムトップキャップでヘッドセットのベアリング玉当たりを調整します。

サイズ

サイズ ヘッドセット
形式
ベアリング
位置
1 ヘッドチューブ内径 2 クラウンレース外径 3コラム外径 S.H.I.S表記

1″ JIS

圧入 外側

30mm

27.0mm

25.4mm

EC29

1″ イタリアン

圧入 外側

30.2mm

26.4mm

 25.4mm

EC30

1-1/8″ トラディショナル

圧入 外側

34mm

30mm

28.6mm

EC34

1-1/4″ トラディショナル

圧入 外側

37mm

33mm

31.8mm

EC37

1-1/2″ トラディショナル

圧入 外側

49.6mm

39.8mm

38.1mm

EC49

ZS ゼロスタック規格

スタックハイト(ヘッドセット全高)を低くできるデザインのヘッドセット。インテグレーテッド(IS)規格と異なり、ベアリングカップを埋め込むことで耐久性を向上させています。
上下ヘッドセットでサイズ・規格が違うフレームが存在するので、注意が必要です。
固定方法は、上記のアヘッド規格と同様。

サイズ

サイズ ヘッドセット
形式
ベアリング
位置
1 ヘッドチューブ内径 2 クラウンレース外径 3コラム外径 S.H.I.S表記

1″ ZeroStack

圧入 内側

41.4mm

30mm

28.6mm

ZS41

1-1/8″ ZeroStack

圧入 内側

44mm

33mm

31.8mm

ZS44

1-1/8″ ZeroStack 圧入 外側

44mm

28.6mm

 

EC44

1-3/8″ ZeroStack

圧入 内側

49mm

 

 

ZS49

1-1/2″ ZeroStack

圧入 内側

56mm

 

 

ZS56

IS インテグレーテッド規格

最新ロードフレームに多数採用される規格で、ベアリングレースを直接フレームに置くデザインのヘッドセット。
上下ヘッドセットでサイズ・規格が違うフレームが存在するので、注意が必要です。
固定方法は、上記のアヘッド規格と同様。

サイズ

サイズ ヘッドセット
形式
ベアリング
位置
1 ヘッドチューブ内径 2 クラウンレース外径 3コラム外径 S.H.I.S表記

1″ Integrated

一体 内側

38mm

26mm

25.4mm

IS38

1-1/8″ Integrated

一体 内側

41mm

30mm

28.6mm

IS41

1-1/4″ Integrated

一体 内側

47mm

33mm

31.8mm

IS47

1-3/8″ Integrated

一体 内側

49mm

 

34.9mm

IS49

1-1/2″ Integrated

一体 内側

52mm

39.8mm

38.1mm

IS52

その他の規格

カンパニョーロ規格

インテグレーテッド(IS)規格と良く似た形状ですが、専用設計されています。

サイズ

サイズ ヘッドセット
形式
ベアリング
位置
1 ヘッドチューブ内径 2 クラウンレース外径 3コラム外径 S.H.I.S表記

1-1/8″ Integrated
Campagnolo

一体 内側

42mm

30mm

28.6mm

IS42