自転車の洗車はしたほうがいいなと思っても、どうやってやればいいのかわからない?ということも。

チェーンクリーナー?バイククリーナー?
ディグリーザー?
そもそも自転車って水洗いしていいの?

そんなお悩みを解決していきます!

目次

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なぜ洗車するのか。

自転車を洗車することは、メンテナンスの第一歩。

自転車は、ペダルから加えた力が、チェーンやギアを通じてリアホイールの回転にかわり前へと進む推進力になっていきます。

洗車することでつぎのような自転車にとって良いことが挙げられます。

・パワーロスの軽減

→チェーンや、ギアを通じて力が伝わるため、そこに付く汚れはすべて抵抗に。ハブ、ホイールドライブトレインの汚れはパワーロスに直結します。
 
ライドをすれば当然、地面からの砂埃がルブに交じって、徐々にコテコテになり、チェーンが重くなっていきます。
チェーンや、その周辺のパーツを定期的に洗浄することで、常に自転車本来のポテンシャルを引き出すことが可能です。
 

・汚れの再付着防止

→汚れが付着していると、そこからさらに汚れを集めます。
汚れたまま放置しておくと、固くなったりへばりついたり、いざ洗車をしようとしても、そうカンタンには落ちなくなることがあります。
定期的な洗車をすることで、汚れのつきにくい自転車になります。
 

・パーツが長持ち

→汚れはパーツの劣化を早めます。
駆動部は特に、常に金属同士が擦れ合い動いている状態なので、その間に汚れがあるとヤスリの様に作用して、パーツの摩耗やチェーンの伸びに繋がります。
また、汚れたフレームを手で触ってしまうと、細かいキズもつきます。
普段から洗車することで汚れがつきにくく、自転車が長持ちします。

汚れの種類は?

自転車の汚れは大きく分けて2種類。その汚れの種類によって洗剤の種類や、洗い方も異なってきます。

■駆動系の汚れ

ドライブトレイン(チェーン、スプロケット、プーリー、クランクなど)に付着した汚れ
チェーンルブ(チェーンオイル)と地面から巻き上げた泥、ホコリなどが混じった汚れです。

しっかり落とさないとパーツの消耗が早くなる原因になります。

■フレームの汚れ

土や泥、ホコリなど、フレームに付着した汚れ
しっかり落とさないと水アカのや余計に汚れやすくなります。

どちらの汚れも放っておくと傷やパーツの劣化の原因となります。
また、使用する洗剤によってはフレームの塗装を傷める原因となる危険性もあり、洗剤が得意とする汚れの性質も異なるため、適材適所使い分ける必要があります。

洗車の3ステップ

マックオフの提唱する、洗車の基本ステップは3つ

1.クリーン(洗浄)
2.プロテクト(保護、コーティング)
3.ルブ(注油)

 

1.クリーン(洗浄)で汚れを落とし、キレイにします。

キレイになった後は錆や汚れの再付着を防ぐため、
2.プロテクト(保護、コーティング)で自転車を保護。

最後に、チェーンをスムーズにさせるため、
3.ルブ(注油)を行います。

この基本ステップを行うことで、いつまでもキレイな自転車でいることができます。

 

このステップはロードバイクでもマウンテンバイクでも変わりません。

基本のステップを覚えて洗車をしていきましょう!

洗車で水を使ってもいいの?

そもそも自転車を水洗いしてもいいの?
雨の中でも乗る自転車なので、水がつくこと自体は問題ありません。

とは言っても自転車には多くの金属パーツが使用されています。
金属にとって水は錆の原因にもなりますし、水に弱い部分は存在するので、そういったところに水が残ってしまうような洗い方には注意しましょう。

・ベアリング周辺(ハブ、BB、ヘッドなど)
・フレームの内部

水洗いのメリットとしてはずばり、よりたくさんの汚れを落とせること。
でも、水が使えないという状況もあるので、そんな時は水なし洗車という手段も取ることは可能です。

マウンテンバイクでドロドロ。な自転車であれば水を使って洗車をしたほうがいいですが、(そもそも室内に入れるも抵抗がありますが)
ロードバイクの軽度な砂ぼこり程度の汚れや、日々のメンテナンスであれば水なしでも十分洗車ができます。

それぞれの洗車で使用するクリーナーは以下のとおりです。

水あり洗車クリーナーラインナップ

クリーナー

NANOTECH BIKE CLEANER

クリーナー

DRIVETRAIN CLEANER

水なし洗車クリーナーラインナップ

クリーナー

WATERLESS WASH

水あり洗車と水なし洗車の使い分け、メリット、デメリットはこちら

  水洗い 水なし
水すすぎ 必要 不要
汚れの程度 強い汚れ
泥、油汚れ、真っ黒なチェーン
軽めの汚れ
砂ぼこりや軽い汚れ
洗剤 弱アルカリ性 中性
手軽さ すぐ洗える環境があれば◯
ない場合環境を作る必要あり
室内でもすぐにできる
マイナス面 水をかける場所に注意が必要
水のすすぎが大切
強い汚れには時間がかかる

水あり用の洗剤を水を使わずに使用はできません。
塗装へのダメージや、金属パーツの腐食につながる危険性があるので、
必ず、水を使う洗剤は水でしっかり洗い流す必要があります。

また、水で洗車をした後は水気をしっかり拭き取ることで錆を防ぐことができます。

 
アパート、マンション住まいで気軽に水を使える場所が無い!
という方も水無しで洗車することができます。
 
それでは、水あり、水なしの洗車方法についてご紹介します!

洗車の方法~水ありの場合~

カンタン洗車動画↓

水洗い洗車方法

※タップするとページが開きます

使用するのはこちら

クリーナー

DRIVETRAIN CLEANER

¥3,960 (税込)

ブラシ・洗車アイテム

CLAW BRUSH

¥1,540 (税込)

ブラシ・洗車アイテム

DETAILING BRUSH

¥1,540 (税込)

STEP1 ドライブトレインクリーナーをスプレー

スプレー前に自転車全体を水で流し、付着した砂埃を軽く落とします。
その後、チェーンやカセットなどドライブトレイン周りにドライブトレインクリーナーをスプレー

ペダルを逆回転させながらコンポーネント全体にクリーナーが行き渡るようにスプレー

STEP2 1分放置

油汚れをクリーナーを反応させるために1分ほど放置します。

スプレーしてしばらくすると、黒い汚れが徐々に落ちていきます。

スプレーしてすぐにブラッシングするよりも、少し放置してからブラッシングした方が汚れが落ちやすくなります。

STEP3 ブラッシング

マックオフのCRAW BRUSHやDETAILING BRUSHなどを使用してドライブトレインの汚れをかき出します。
CRAW BRUSHの様々なブラシで、色んな角度からブラッシングすることで効率よく洗浄できます。
また、反対側のカギになっている箇所で、プーリーにこびりついた汚れを落とすこともできます。

マックオフのCRAW BRUSHやDETAILING BRUSHなどを使用してドライブトレインの汚れをかき出します。
CRAW BRUSHの様々なブラシで、色んな角度からブラッシングすることで効率よく洗浄できます。
また、反対側のカギになっている箇所で、プーリーにこびりついた汚れを落とすこともできます。

STEP4 水でしっかりすすぐ

ヌメリがなくなるまでしっかり水で洗い落としてください。
洗い残しがあると、フレームやパーツを傷める可能性があるので注意!

しっかり汚れが落ちると、チェーンの水弾きも良くなり、
タオルで拭き上げても黒い跡がつかなくなります。

使用するのはこちら

クリーナー

NANOTECH BIKE CLEANER

¥1,980 (税込)

ブラシ・洗車アイテム

SOFT WASHING BRUSH

¥2,178 (税込)

ブラシ・洗車アイテム

TYRE & CASSETTE BRUSH

¥1,760 (税込)

STEP1 コンポーネントを含む自転車全体に本製品をスプレー

フレーム、ホイール、ドライブトレイン等、すべての箇所にスプレー
 
このとき、汚れの強い箇所からスプレーしておくと、時間をかけずにキレイに洗車ができます。

STEP2 そのまま3~5分間放置

ドライブトレイン同様、汚れと反応させる時間です。
このとき、汚れの内側にナノテックバイククリーナーの洗浄成分が内側に浸透して、
汚れが落ちやすくなります。

スプレーしてしばらくすると、汚れが溶け出していくのがわかります。

STEP3 ブラッシング

SOFT WASHING BRUSH等様々なブラシを使って優しくブラッシングします。
 
※強くブラッシングしすぎるとフレームに傷が入る可能性があるので注意!

STEP4 水でしっかりすすぐ

洗い残しがないように十分にすすぎます。
 
この後、そのまま放置してしまうと錆の原因となりますので、
ディスクブレーキを避けてプロテクトスプレーをします。

しっかり汚れが落ちていると、下の動画のように水切れが良くなります!

洗車の方法~水なしの場合~

カンタン洗車動画↓

水なし洗車方法

※タップするとページが開きます

使用するのはこちら

クリーナー

HP QUICK DRYING DEGREASER

¥2,420 (税込)

ブラシ・洗車アイテム

LUXURY MICROFIBRE POLISHING CLOTH

¥1,980 (税込)

STEP1 クリーナーをスプレー

室内で洗浄するときは、汚れてもいい使い捨てのウエスなどを構えてスプレーしましょう。

コマの内部から排出された汚れです。

このように、鉄粉と油が混じった黒い汚れが出てきます。

STEP2 ウエスで拭き取る

最後に、ウエスでチェーンを包み込んで拭き上げます。

HP QUICK DRYING DEGREASERは速乾性で残留物がなくしっかり揮発するので、水で洗わずに洗車ができます。

HP QUICK DRYING DEGREASERをチェーンのコマめがけてスプレーします。

洗浄成分とジェット噴射で一気に汚れをかき出します。

使用するのはこちら

クリーナー

WATERLESS WASH

¥2,420 (税込)

ブラシ・洗車アイテム

LUXURY MICROFIBRE POLISHING CLOTH

¥1,980 (税込)

STEP1 WATERLESS WASHをフレーム全体にスプレー

WATERLESS WASHをフレーム全体にスプレー

室内で使用する際は周りに飛び散らないよう、ウエスでカバーしながらスプレーをオススメします。

STEP2 30秒放置

30秒ほど放置します。

この間に汚れを分解、シリコン成分が汚れを包み込みます。

STEP3 柔らかいウエスで優しく拭き取る

傷がつかないよう優しく拭き取ります。

このとき、使い古したタオルでは無く、柔らかいマイクロファイバータオルで優しく撫でるように拭き取ると、フレームに傷が入りづらいです。

マックオフはカンタンでキレイで早い!

マックオフのクリーナーは手軽にキレイに洗車ができます。
その理由は洗剤に使用されている成分です。

それぞれのクリーナーについては下記のリンクで説明してますのでチェックしてみてください!

ドライブトレインの汚れが素早く落ちる理由!!

油汚れを落とすのは油で落とします!
けれど、油が揮発してしまうと、汚れだけがそこに定着してしまいます。
そうならないために、マックオフのクリーナーは工夫されています!

洗車の基礎知識! クリーナーの選び方

チェーンクリーナー?バイクウォッシュ?いろんな製品があるけど何が違うの?
そんなクリーナーの違いや、あなたにぴったりのクリーナーを照会&徹底解説!!

チェーンの洗い方 (もっと詳しく)

チェーンを洗浄する前に、まずは構造を理解しよう!!
洗いやすい場所、洗いにくい場所etc.

しっかりと洗えているつもりでも、実際は表面しか洗えていないこともあるので、しっかり構造からチェーンを理解して洗浄しよう!

完璧にキレイになった後は

STEP2 PROTECT(保護、コーティング)

プロテクトの方法についてはこちらをクリック!!

Muc-off クリーン(洗車)の次はプロテクト(保護)

バイクをコーティング、汚れをつ