いよいよ春本番。暖かくなり、自転車で走るのが最高に気持ちいい季節がやってきました。
しかし、今年の春はいつもと少し違います。
2026年4月1日より、自転車の交通違反に対する取り締まりが強化されます。
今後は16歳以上を対象に、信号無視や一時不停止などの違反に対して「青切符(反則金)」が適用される制度が導入されます。
「ルールだから守る」のはもちろんですが、私たちが一番に願うのは、「すべてのライダーが事故なく、安全に自転車を楽しんでほしい」です。
今回は、警察庁のガイドラインを参考に、今一度確認しておきたいルールと、安全を支える装備についてお伝えします。
守っていますか?「自転車安全利用五則」
警察庁が掲げる、自転車に乗る際の基本ルールです。この機会に、自分のライディングを振り返ってみましょう。
- 車道が原則、左側を走行 自転車は「軽車両」です。車道の左端を走りましょう。
- 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行 歩道を走れる場所でも、主役は歩行者です。
- 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認 「止まるべきところで止まる」。これだけで防げる事故が数多くあります。
- 夜間はライトを点灯 自分が見えるだけでなく、周囲に「自分を知らせる」ための必須装備です。
- ヘルメットを着用 命を守るための最後の砦、それがヘルメットです。
趣味で自転車を楽しんでいる方には「当たり前」のことと感じるかもしれませんが、
今一度再認識しましょう。
また、この中でも「ライト」「ヘルメット」は自分の命を守るために重要なアイテムです。
「光ってさえすればいい」「被ればいい」ではなく、長く自転車を楽しむためにも正しく安全に使用しましょう!!
「見るライト」と「見られるライト」をうまく使い分けることが、命を守ることにつながる
日本の道路交通法では、明確に「どのくらいの明るさで、どのくらい視認できる」といった規定がありません。
かと言ってただ「ついていればいい」というわけではありません。
・障害物などをしっかりと視認できていること
・周りからもしっかり存在を確認できること
これを意識することで、事故に遭うリスクを大幅に減らすことができます。
■自転車のライトには大きく分けて「見るライト」と「見られるライト」の2種類があるのをご存知ですか?
見るライト
前方をしっかり照らし、障害物や対向車などを”自分が”見る
見られるライト
“周囲が”ライダーを認識するためのライト
見るライトで重要なのは、自分の走行エリアをしっかり照らせているか。
「遠くまで照らせる」「広い範囲を照らせる」など、メーカーによって異なるので、ぜひ、一度試してみると良いかもしれません。
・遠くを照らそうとすると対向車に危険を及ぼす可能性。
遠くまで照らそうとして、ライトの角度を水平にしてしまうと、対向車や歩行者に眩しいと感じさせる可能性があります。
そういったことに配慮し、ライトの上半分の光をカットした、StVZOというドイツの規格に対応したライトも存在します。
通常のライト
StVZOライト
自分の視界を確保するだけでなく、周囲の視界も確保(危険を与えない)するのも、事故を防ぐ一つの方法です。
○StVZOライトラインナップ
万が一の時のヘルメット
現在、ヘルメットの着用は全世代で「努力義務」となっています。しかし、万が一の転倒時、頭部へのダメージを軽減できるかどうかは、生死を分ける大きなポイントです。
同じように見えるヘルメットでも、内部構造や安全への対策がブランドやモデルによって異なります。
安全なヘルメットを選ぶ一つの基準として、Mipsがあります。
・ズレることで転倒時のダメージを軽減
Mips社が開発したこの機構は、ヘルメットの内側にあるフィルムのようなもので、
頭をぶつけた時に、ヘルメットのシェルを少しズレることで、衝撃が直接脳に伝わらないようにするものです。
GIRO、ABUSの一部モデルにも採用されています。
・ABUSは内側にライナーを追加することでしっかり安全性を確保
ABUSはEPSシェルの中にライナーが入っています。(インモールド成形)
ヘルメットのEPSシェル(発泡スチロール)は衝撃が加わった時に潰れることで衝撃を緩和させています。
中にライナーを追加することで、想定以上の衝撃が加わった時にシェルが粉々にならないようにしています。
・GIROはMipsをより強化して、通気性の確保+安全性を確保
GIROはMips社と共同開発して、Spherical(スフェリカル)という機構を開発。
シェルがより大きく稼働するため、安全性が高いのと、従来のMipsのように内側にシートを必要としない、シェル二層構造のため、通気性が高く快適です。
せっかく着用するなら快適&安全なヘルメットを。
命を守るために大切なパーツです。
ライダーの命を守るためのルール
「違反切符を切られる」と考えるととてもマイナスなイメージを持ってしまいますが、ルール自体はこれまでと変わりません。
ルールは、自転車に乗る人だけでなく、全ての人が安全で快適に過ごすためのものです。
「より安全な自転車社会を作るためのステップ」だと私たちは考えています。
スマートに、そして安全に。
ダイアテックは、これからも製品を通じて、皆様の素晴らしい自転車ライフをサポートしていきます。
春の風を切りながら、最高に安全なライドを楽しみましょう!
参考リンク:
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