LEDライトの選び方
自転車用LEDライト。ブランドもたくさんあるし、価格帯も1,000円台から20,000円を超えるものまでさまざま。
どうやって選んだらいいのか?
LEDライト選びのポイントをご紹介いたします。
LEDライトのチェックする際にまず多くの方が参考にするのは
・ルーメン数
・ランタイム
の2つが代表的かと思います。
どちらも大切なのですが、それだけだと、自分に必要なものが分かりにくくなってきます。
各スペックが自分に必要かどうかの判断仕方をご紹介いたします。
LEZYNEライト比較表
■明るさの選び方
まずは絶対的な明るさをチェック
どれだけ明るいか?を見るには「ルーメン」というスペックがまずは参考になります。
ルーメンとは、LEDから発する光の光束の総量になります。
この数値が大きければ大きいほど発する光もたくさんになります。
そもそもルーメンとはなんぞやということは以下の記事をご確認ください。
実際の見え方は、光らせてみないと分からない
また、ルーメンをどう使うかが、実際の見え方にもつながります。
こちらははレンズの形、LEDの数などが影響してくるので、カタログスペックだけでは得られにくいものになります。
■ランタイム(稼働時間)の選び方
ランタイムを決めるのはバッテリー容量
どれだけの時間使えるのかというのは、中に入っているバッテリーの容量によって決まります。
まずは、このバッテリー容量をチェック。
ところが、このルーメンと、ランタイムだけを見比べていてもイマイチ分かりにくい。
■ルーメン&ランタイム&速度域で選ぶ
LEZYNEはライトの選び方をこのように定義します。
何ルーメン必要なのか?
何時間自転車に乗るのか?
どのくらいのスピードで走るのか?
400-600ルーメンで必要な点灯時間
そう考えて選んで頂くと選択肢が見えやすくなってきます。
惑わない選び方のコツは
×最大ルーメンで選ぶ
のでなく
◯自分がメインで使うルーメンで何時間必要か?
になります。
■最大ルーメンを選ぶのは最後に
そして最後に、最大どのくらいの光量がいるのか?をチェックします。
街中の通勤であれば、最適ルーメンをカバーできていればOK。
■選び方まとめ
ライトの選び方のまとめを
ロードバイク編
・夜乗るなら20km/h以上=600ルーメン以上はマスト。
・一度のライドでのランタイムとして見る
もしくは、一度のライドが短くても、充電回数を減らす視点で見る。
・昼に乗るのがメインなら、デイフラッシュモードのランタイムをチェック
・オススメライトは
LITE DRIVE 1200+
そこからバッテリー容量で、1000+、800+、600+と最適なものをライディングスタイルに併せて選択
LITE DRIVE 1200+ 1200ルーメン
通勤バイク編
・20km/h未満=300-500ルーメンでのランタイムを軸に判断
・片道の通勤時間、通勤時間帯で、必要ランタイムをチェック。
→使用頻度が高いため、1日の使用ランタイムを元に充電回数を計算して判断。
・週末ロードバイクで走ることもあるなら、ロードバイク編を参照
・おすすめライトは
CLASSIC DRIVE XL 700+
600ルーメン以上のモードもカバーできて、バッテリー容量も3300mAhと多い。
CLASSIC DRIVE XL 700+ 700ルーメン
MTB編
・ナイトトレイルライドをするなら1000ルーメン以上が推奨
・昼間がメインなら、ロードバイク編を参照
アプローチまでのカーブの多い山道はデイフラッシュが重要。
トレイル内でも、いち早く気づいてもらうためのデイフラッシュ推奨。
・ナイトトレイルライドをするなら、1000ルーメン以上
しっかり走るなら、バッテリーが命綱。それでもモバイルバッテリーを保険に。
別売りのスライド固定のハンドルバーマウントや、Go-Proマウント推奨(振動のズレ防止)
・おすすめライトは
MEGA DRIVE 2400+
明るさとバッテリー容量はとにかくあればあるだけ安心。
一番ハードなライドを想定して、そこからバッテリー容量、重量等を差し引いて自分にとってベストなモデルを。
MEGA DRIVE 2400ルーメン