EFエデュケーション・イージーポストのメカニックに聞く、洗車の重要性 【ジャパンカップ2023】

先週末 10月14日(土)・15日(日)に栃木県宇都宮市で開催されたジャパンカップ2023。
昨年の覇者 MUC-OFFが洗車の洗剤やチェーンルブなどのケミカル類をサポートする「EF Education Easy Post」が今年も参戦。

今回、チームに帯同した日本人メカニック南野さんにインタビューができました。
その模様をお伝えします!

まずは、土曜日のクリテリウム前に、ロードレースファンとしてワクワクと緊張が混ざる中、ホテル地下に設置されたチームスペースに潜入。

レースのバイク準備は終わっているのことでしたがこれからレースを走るバイクを見せて頂きながらプロのメカニックはMUC-OFF製品をどう使っているのかについてお聞きしました。

私たちプロは毎日の練習と毎回のレース後に洗車をしているので普段からMUC-OFF製品を使用しています。

レース後は毎日洗うことは知っていたのですが、練習の日も毎日洗うという事に驚きです。
また、特別なことよりも「常に同じコンディション」を好むプロのレーサーにとって、

汚れが溜まりパフォーマンスの低下を引き起こす原因になる汚れを落とす。

異常があればすぐに気付けるよう毎日メンテナンスする。

これらの考え方から考えれば毎日洗車するのには納得です。

クリーナー以外にもカーボングリッパーやバイオグリスも大量に使用している。頻度と台数が普通じゃないから大きな容器に移して使ってます。
と教えてくださいました。
「NANOTECH BIKE CLEANER /DRIVEREAIN CLEANERと定番の洗剤はもちろんその他の洗車グッズも使っています。今日のレース後洗車するのでホテルに戻ってきてもらえれば洗車を見て頂けます」
と嬉しいお誘いをいただき、まずは、レースを見に行くことに。

レース終了後すぐにチームが滞在しているホテルへ戻り、洗車を見学。

洗車場所は、ホテル裏手の駐車場スペース。
ライダー6人のメインとスペアバイクで計12台の洗車・メンテナンスを行います。
メカニックといえども自転車を触っていればいいだけではなく、他にも仕事がある中での洗車になるため、スピードと効率が重要。


レース後、選手のバイクを回収し、洗車場所へ集める


メンテナンススタンドにセットし、洗車開始

バケツに洗剤と水を入れ高圧洗浄機で一気に泡立てます。

スポンジやブラシもMUC-OFFの物を使用。
ウエスやメンテナンス時のエプロンなどもMUC-OFFを使用しています。

洗車時間は 1台5分ほど

メンテナンススタンドへ設置後ブラシやスポンジを使い分けながら1台5分程で完了。

「毎日洗車するのとしないのでは汚れの落ち方が全然違います。キャンプ外でのトレーニング明けなどでしっかりと洗浄されていない時はやはり汚れが落ち方が全然違います。」


洗車完了。この後水を飛ばして、チェーンルブを塗布、変速調整や各部チェックを行い明日のロードレースに備える。

雨のレースでも特別なことない

翌日のロードレースは、激しい雨と寒さとなりました。

レース終了後にも少しお話を聞かせていただきました。

昨日とは違い、雨のレースでしたが雨用のセットアップなどありますか?

「特別なことはなにもしていません。いつも通りのことをいつも通りするだけです。」

雨の激しいコンディションの中行われたレース後のバイクを見ながら、「スローパンクしながら走っていたライダーも数人いたね、展開的に一度遅れると戻れないと判断したんだろう。」

毎日洗車するメカニックだからこそ、少しの違いも敏感に察知し
次に乗る時には….

いつもと変わらない完璧な状態に戻し、ライダーが活躍できる。

自分たちのような一般のライダーも毎日でなくとも、こまめな洗車をしてあげることで、ロスのない状態で走り続けられ、ライドでのトラブルも事前に見つけられ、大きな破損にも繋がりにくくなる。
さらに、自転車に対する愛着もアップし、結果的にパーツの交換費用などを抑えられることにもつながる。

Muc-off製品がプロの現場でどう活用されているか、
またバイクが綺麗になるだけでない、洗車の重要性を間近で感じられた貴重な1日となりました。

洗車の様子はこちらから