11/8追記:テスト動画追加しました
命に関わるシーラント選び
確実・安全なシーラントを!!
ロードバイクのチューブレス化も進んでいます。
MTBに比べてエアボリュームの少ないロードバイクは、パンクして空気が抜けると最悪命に関わる重大事故につながりかねません。
いかに早くパンクを塞ぐか、また、いかにシール性を高めてスローパンクのリスクも減らすか。
シーラント選びは、安全に関わる重要な点として、現在テストを進めていっております。
まだ一次的なテストで、テスト結果にもブレはありますが、Muc-Offの優位性を証明できる結果はとれたのでまずはご報告させて頂きます。
高評価マックオフシーラントの実力チェック
各所で高評価、高レビューを頂いているマックオフシーラント。
ちょっと古いですが2020年のリリース直後の海外レビューサイトの、MTBタイヤテストでは満点評価
何がそんなにいいのか?
実際どうなのか?
ロードタイヤだと?
テストを行ってみました。
2mm、4mmの釘、4mmのネジを刺してシール性のチェック
【テスト内容】
■使用タイヤ:ENVE SES TUBELESS 700x27C
■4社のベンチマークテスト(使用する規定シーラント量)
・Muc-Off(40ml)
・A社(60ml)
・B社(40ml)
・C社(40ml)
※全てラテックスベース。マイクロファイバー粒子などの添加物あり。
粘度はMuc-Offが一番高く、次にC社、そしてA社、B社が同じ低粘度。
■テスト環境
・使用する釘:2mm、4mm、ネジ付き外径4mm
・各サイズの釘を抜くと同時に、2Lペットボトルを重力駆動
車速約15km/hからの惰性回転の同一条件でテスト
■測定する項目
・パンクが止まるまでの時間
・パンクが止まった時の重量差(消費されたシーラント量)
・パンクが止まった際の内圧差(消費されたエア圧) 開始時:60PSIで設定
気になる結果は?
良好な結果は赤色、ほぼOKは黄色、良くなかった結果は青で。
※画像をクリックすると拡大できます。
いずれもマックオフNo.1
・最短:塞ぐまでの時間
・最少:使用シーラント量
・最小:失った空気圧
その他メモ
・パンクを塞ぐという点においては、各社最終的にはパンクの穴をほぼ塞いでいた。
・Muc-Offはパンク直後から塞ぐまでのスピードが早い。
今回、試行回数が1回と少なく、精度を高めるため追って試行回数を増やしてレポートします。
テスト後、シーラントを洗い流してみると、しっかり穴を塞いでいることがわかります。
飛び散りも最小
また、粘性のあるMuc-Offに対して、他社は飛散も激しく、また塞ぐまでの時間もかかるため、パンクの後走行を続けるとシーラントまみれになってしまいます。
これが顔や、自転車に飛び散ってくるので、洗い流せるところだと良いのですが、ウェアなど生地に付着するとやっかいです。
Muc-Offのシーラントは粘度が高めに。
その分、吹き出しも最低限に抑えられます。
そしてタイヤにしっかりとくっついた状態で定着するため、パンクに対する反応速度が速くなります。
確実・安心な
Muc-Offシーラントを!!
今回のテスト結果では、一番シーラントに求められる、「パンクに対する性能」という点においてはダントツの結果が出ました。
今後、試行回数を増やす、試行シーラント種類を増やす等、こちらの記事をアップデートしてまた改めてご報告させて頂きます。
また、違った角度でもシーラントのテストは行っていきたいと思っていますのでお楽しみに!!
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