ee Wing チタンクランクを詳しく見てみる‥前に!

2/8追記:世界限定カラー”オーロラ(AURORA)”日本に入荷しました!
※オールロードのみ入荷。MTBは次回入荷予定。
※数量限定のため完売の際はご了承ください。

さて、改めてee Wingクランクを詳しく見てみましょう。

人気のチタンカラー、オールロード&MTB(ブースト)入荷!


何がイイって‥なんと言っても“最高の乗り心地(踏み心地)”に尽きると思うのです。

硬くないしっかりした踏みごたえ、どちらかというとシットリした足の感触がある。
けれども、バイクは前に出て行く感じ。
本当に軽く進んでいく感触が味わえます。

感覚的な部分になるので、人それぞれ感じ方は異なると思いますが‥

でも、そう感じる根拠がありました。

クランクのメインのパイプ内部。
チタンの素材を活かしながら、オーソドックスなパイプ形状を採用しました。

つまり「素材のしなやかさを活かす+形状でのしなやかさを出す」ことでこの乗り心地になるのです。

詳しく素材を見てみると

アーム部分はバテッド加工した「3/2.5チタン」
アクスルは「6/4チタン」の切削

?‥3/2.5? ‥6/4? なんのこっちゃ?

これはチタンと、アルミと、バナジウムの配合比率。
チタン製品といえど、純粋にチタン100%ではありません。
そしてこの配合を変えることで、しなやかさ重視だったり、硬さ重視だったりの素材の特性をコントロールすることができます。

例えばクランクアーム本体に使用されている「3/2.5チタン」は‥
チタン (合金): 90% / アルミニウム: 3% / バナジウム: 2.5%
この配合でしなやかさ(伸び)を重視する素材となります。

アクスルに使用されている「6/4チタン」を見ると‥
チタン (合金): 90% / アルミニウム: 6% / バナジウム: 4%
この配合で強度を重視する素材となります。

やはり、使っている素材から見ても、軽さ+理想の強度+乗り心地 を求めた理想のクランクでした。

こちら、溶接前のバラバラ状態

これらをくっつけていくとクランクの形になります。

カーボンクランクより+20-30%強い?!

こちらの画像をご覧ください。
約12kgのブロックを2F以上の高さから落としていますが無事です。

これもチタンの素材の吸収力の高さのおかげだと思います。

また、カーボンクランクだと「岩へヒットしたら‥」と考えると怖くなりますが、チタン素材だと比較的安心です。

ジョイント部分が良い

HIRTH JOINT
ハース(ヒルス)ジョイントを採用。
これはアルバート・ハースが開発した、機械的接続方法。

製造プロセスが複雑で時間がかかり精度も求められるのですが、パーツ点数が減らせることと、非常に高い負荷を伝達できること、緩み癖が存在しないことが自転車クランクにとってベストという考えでCANECREEKは採用しています。

CANECREEKの”10years warranty”

eeWingに問題が発生し、その問題が製品に起因すると判断された場合は10年間保証されます。

◆注意点
※ライダー側の使い方に問題があった場合(転倒での破損等)は保証されません。
※傷などは対象外。
※限定カラーは同じカラーでの対応が難しい場合が多いです。
※ご対応までお時間をいただくケースもあります。