ディスクブレーキは制動力もあり天候に左右されにくく、雨天の安心感も段違いに。
ロードバイクも今ではディスクブレーキモデルがほとんどに。
ディスクブレーキもメンテナンスフリーではありません。
メンテナンスを怠ると下の動画のような状態に…。
ディスクブレーキの音鳴りはなぜするのでしょうか?
音鳴りの原因は?
ディスクブレーキの音鳴りは、
ブレーキパッドとディスクローターが細かく滑って振動するから
では、滑る原因は?
それは、
・油
・ブレーキダスト
です。
それらの滑りの原因を、ブレーキパッド、ディスクローターから落としてやることが
ブレーキ周りのクリーニングになります。
普通のパーツクリーナーではなく、専用品を選びましょう
先程も記載したように、ディスクブレーキパッドは油分が天敵。
市販のパーツクリーナーには防錆剤やシリコンなどの添加剤(油分)が含まれているものがあり、汚れは落とせても油分が残ってしまうとそれがパッドの滑り、音鳴りの原因に。
そのため、そういった油分が入っていない専用のディスクブレーキクリーナーが必要となってきます
Muc-Offのディスクブレーキクリーナー
マックオフのディスクブレーキクリーナーはパッドを傷めにくい成分で汚れを除去します。
アルコールをメインとして油分を使用していません。
ブレーキかすを溶かして落とす洗浄成分と、このアルコール成分がディスクパッドやローターをきれいにします。
と、ここまでは他社製品でも似たようなものがありますが、マックオフのディスクブレーキクリーナーの特徴は?
クリーナーをかけると余計に音鳴りする!?
脱脂に注力しすぎると、パッドがカサカサになります。
パッドがカサカサの状態だと、かえってパッドの摩擦力も減ってしまい、
滑りの原因となり、制動力が落ちて、音鳴りにつながります。
汚れを落としたのに、音鳴りが止まらないというのは以外にこんな理由から来ています。
パッドに潤いを!!
マックオフはディスクブレーキクリーナーは素早く汚れを落としつつも、
独自配合のパッドの表面を保湿する成分が添加されているため、
ブレーキの汚れを強力に落としながら、しっとり&しっかり制動力をアップさせることができます。
攻撃性も低くなっているのでブレーキ周りもササッと。
洗浄をするのはパッドだけではありません。
パッドが汚れるということはキャリパーやフレーム、ローター、ブレーキ周辺も汚れていますので、全体の洗浄が必要です。
通常のパーツクリーナーに比べて、塗装面への攻撃性も低いのでブレーキ周りにプシャーっと吹きかけてウェスで拭き取ればきれいに。
デカールやプロテクションフィルムを貼る時の脱脂剤としても使用できます。
噴射力も控えめに
また、マックオフのディスクブレーキクリーナーは
普通のパーツクリーナーに比べてスプレーの噴射力をあえて弱くしています。
マックオフのクリーナーは溶剤の成分の攻撃性を抑えているものの、Oリングやシール系には良くないので
あえて弱くすることでそういった部分へ入っていくリスクをへらしています。
効果的なブレーキ洗浄方法
ディスクブレーキを洗浄する際は、そのままスプレーして放置するのではなく、
スプレーした後に浮いてきた汚れを除去することが必要です。
そのことを踏まえてブレーキの洗浄しましょう!
1.パッドを外す
2.ディスクブレーキクリーナーをパッドにスプレー
3.ウエスで拭き上げる
4.キャリパーにもスプレーして拭き取る
この後、完全に溶剤が揮発したら新品同様のブレーキの制動力が蘇ります。
皆さんのディスクブレーキは音がなっていませんか?
命に関わるパーツなので、ライド前には必ずチェックしましょう!
油がたくさんついたらパッドごと交換を
油がたくさんついて滑っているような場合は、そもそもパッド交換を。
油汚れについては、パッドに一度付着してしまうと取り除くことは困難です。
ディスクブレーキのパッドにはレジン(樹脂)が使用されており、パッドには無数の小さな穴が空いています。
その穴の奥底まで油がしみこむと、クリーナーで落とすことは難しく、こうなってしまった場合は、パッドの交換をオススメします。
パッドや、ローターに油がつかない備えも大切です。
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