鍵といえばキータイプorダイヤルタイプの2種類。
ABUSも自転車ロックではキータイプとダイヤルの2種類で
鍵を紛失するリスクを減らすならダイヤルタイプ、開錠されるリスクを減らすならキータイプという選び方でした。
ABUSはピッキング耐性を高めたり、ドリルでシリンダーを破壊されないように「PLUS/X-PLUSシリンダー」や「ドリルプロテクション」といった機構を開発し、セキュリティレベルを高めています。
ですが、鍵を必要とするため、紛失してしまうと最悪の場合切断しか方法がなかったり、
セキュリティレベルが高いものだとそもそも切断すら難しいこともあります。
ABUSはピッキングされるリスクを無くし紛失によるトラブルを減らせて、よりスマートに開錠できる新たなシステムを開発しました。
それが、
指紋認証システム

カギの紛失、番号忘れとおさらば。
指紋認証のため、鍵を紛失するリスクや暗証番号を忘れてしまう心配もなく、指紋の登録さえしていればスマートに解錠することができます。

この指紋認証システムはABUSが特許出願中の機構になります。

YARDO 7807F

基本スペック
・全長: 110cm
・重量: 1,480g
・7mm焼き入れ丸チェーン
・耐衝撃性が高い亜鉛ダイカスト製 ロックボディ
・静電気容量式指紋センサー
・IP66/IP68防塵・耐候性
YARDO 7807Fのポイント
・指紋認証で簡単アクセス
・最大20人まで登録
・登録、リセットは管理者のみが操作可能
一つずつ詳細を見ていきましょう!!
指紋認証で簡単アクセス
静電気容量方式の指紋認証を採用。
スマートフォンにも採用されている読み取り方式で、電極が埋め込まれたセンサーで指紋の凹凸を読み取る方式です。
指紋認証には静電気容量方式と光学式の2タイプがあり、
自転車は屋外で使用するものですので、光や影の影響を受けない静電気容量方式が採用されています。
また、指紋の認証はどの角度からでも新式可能なので、狭い駐輪場での開錠も簡単に行えます。
最大20人の指紋を登録できる 特定の人との自転車シェアにも◎

この指紋認証システムは最大20個の指紋を登録することができます。
そのため、家族と自転車や鍵のシェアをしたり、会社の共有の自転車としても使用することができます。
鍵の貸し借りが不要でなので、スペアキーを人数分用意する必要もないので、指紋さえ登録しておけば、いつでも鍵の開錠ができます。

オーナーが指紋の管理ができる
指紋の追加登録やリセットは誰でもできるわけでなく、特定の人のみ管理ができるようになっています。
初期設定時、最初の2つに登録された指紋「マスター指紋」として定義され、指紋の追加、初期化作業ができるようになります。
IP66/68の防塵・耐候性

ロックシリンダーはIP66(水の噴流試験)/IP68(水没試験)をクリアしており、
屋外での使用が前提の鍵には安心できるスペックです。
内部の基盤などに汚れや水分が侵入しないよう、しっかりと保護されています。
高寿命バッテリー採用

指紋認証のバッテリーはカメラにも使用される「CR2」を採用しており、
最大10,000回のロック解除操作が可能です。
バッテリー残量が少なくなると残量低下のサイン出してくれるので、安心して使用できます。
今回紹介したアイテム