ENVE INNER DRIVR HUB メンテナンス方法
ENVEインナードライブハブのメンテナンス方法、ラチェット交換方法を解説します。
ENVEインナードライブハブのメンテナンス方法、ラチェット交換方法を解説します。
18mmレンチ2本(トルクレンチ)
メカニックピック1本
クリーナー
ENVE INNER DRIVEハブ専用グリス
カセットを取り外した状態で、2本の18mmレンチを使用しドライブサイド側のエンドキャップを取り外し、ノンドライブサイドからアクスルを引き抜きます。
続いてフリーボディ、プリロードワッシャー、スペーサーも取り外します。
アクスルを抜き取ることで、
・フリーボディ
・プリロードワッシャー
・スペーサー
の洗浄、グリスアップが行えます。
メカニカルピックを使用し、ラチェット保持クリップを取り外します。
クリップは外れることで、ラチェット、スプリングの取り外しが可能となります。
保持クリップを取り外すことでラチェットを交換することが可能です。
また、
・ラチェット
・スプリング
の洗浄、グリスアップが行えます。
分解の逆の手順で、ハブを組み立てます。
取り付け手順は下記の通りです。
1.スプリング
2.ラチェット
3.ラチェット保持クリップ
4.アクスル
5.スペーサー
6.プリロードワッシャー
7.フリーボディ
8.エンドキャップ
順番通り取り付けが
18mmのレンチを使用し、
10-12Nmで固定します。
専用のENVE INNERDRIVEグリースをご使用ください。
ゴムシールを犯さない、クリーナーで洗浄してください。
RESPO オールマイティースプレー
https://www.cog.inc/product/respo-almighty-spray
Muc-Off
使用状況、走行距離などで変動しますが、基本的に12ヶ月ごとに点検と清掃のための基本レベルのメンテナンスをおすすめします。
こちらのラチェットが適合します。
ラチェットを変えることで、反応速度、空転時の抵抗が変更されます。
歯数を下げることで、抵抗が低下しますが、反応速度が低下します。
逆に歯数を上げることで空転時の抵抗は増加しますが、反応速度がアップします。