ナイトトレイルや、真夜中も走行するような場合、明るいライトが必要となります。
ただ、光量を明るくするとその分だけ大きなバッテリーが必要です。
となるとボディも大きくなってしまいます。
ハンドルクランプの固定力にも限度があるため、そこまで大きくすることができません。
ではどうしたらいいのか、その答えとなるアイテムがBLINDERシリーズから登場しました。
BLINDER X 2300
BLINDER X 2300は、ライトとバッテリーを別体にすることで、その問題を解決しました。
■詳細
ハンドルバー固定用のクランプが装着されたヘッドに、スイッチボタンにつながるコードとバッテリーにつながるケーブルが出ています。
マウントはボタンとは別体となっており、マグネットでパチンと取り付けができます。
そこまで強くない固定力なので、落車した際の断線を防いだり、取り付け位置調整にも便利です。
■バッテリー
サイズ: 110×50×29mm
重量: 283g
容量:5000mAh
少しコンパクトなモバイルバッテリーくらいの大きさです。
バッテリー中央にはボタンが搭載されており、
こちらのボタンはライトのスイッチ切り替えではなく、バッテリー残量のチェックと、主電源のスイッチになります。
ボタンをクリックすると点滅し、残量チェック
長押しすると点灯し、電源がON/OFFの切り替えができます。
緑: 100 – 50%、黄: 50 – 25%、赤: 25 – 10%、赤点滅: <10%
使用しないときは主電源をオフにしておくことで、誤作動防止ができます。
また、ライトを点灯させた状態で主電源をオフにすると、主電源側でON/OFF動作ができます。
■フレームに装着
フレームへの取り付けは2種類の方法があります。
■バンドを使用して固定
トップチューブに付属のバンドを使用して固定します。
バッテリーにこちらのステーを使用してストラップを固定
バンドをトップチューブに巻き付けて固定します。
あらかじめステーでバンドを固定することができるので、ダンシングや振動でバッテリーがズレにくいです。
また、ストラップはハイパロン製で、シリコンのコーティングがされているので、
グリップ力が高いのも特徴です。
ストラップは2種類の長さが付属しているので、太いパイプやダウンチューブにも装着可能です。
■トップチューブのダボ穴に固定
グラベルバイクなどについているトップチューブのダボ穴を使用して固定することもできます。
ステーの外側にある半月状の凹んでいる溝に付属の皿ネジを使用してトップチューブに固定します。
バッテリーに掘られている溝をステーに合うように置いてストラップで固定します。
すると、先程よりも強固に固定ができます。
もちろんトップチューブバッグやフレームバッグの中に収納してもOKで、
ケーブルの長さが足りないときは、付属の延長ケーブルで延長することもできます。
ライト側は、付属のハンドルクランプで固定します。
31.8mm/35mm対応のシムが付属しており、ドロップハンドルでもMTBハンドルでも対応しています。
はじめにマウントを取り付け、その後に角度を調整しながらLEDを装着
位置が決まったら、ボタン装着&バッテリーにコネクティング
元々のケーブルが長すぎず短すぎないので、余りが少なくスッキリまとめることができています。
ナイトトレイルにはヘルメットにも装着OK
ナイトトレイル、エクストリーム通勤(通勤時に寄り道してトレイルに行く)をする方には、
ヘルメットにマウントはいかがでしょうか?
ハンドルに装着するライトだけでは、ハンドルを左右に動かした際に光軸がずれてしまい、進行方向を照らすことができません。
ハンドルマウントの他に、ヘルメットに装着することで、
自分の顔の向きに照射できるので、進行方向の視認性を高めることができます。
ライトはヘルメット取り付け用のアタッチメントに交換、
バッテリーは延長ケーブルを使ってカバンへ。
ベルトを使ってショルダーストラップに装着したり、
ゴーグルケースがついているカバンであれば、そちらへいれるのもオススメです。
ボタンは両面テープタイプのマウントをヘルメットのバイザー裏や目立たない箇所に取り付け。
ヘルメットのベンチホールの中を通すと、枝に引っかかったり転倒して断線するのを防ぐことができます。
こちらもマグネットで簡単着脱できるので、
ライトが不要なときや、ヘルメットを洗うときは、簡単に取り外すことができます。
大光量&ロングランタイム
明るさのイメージと使用方法はこちら↓
使用する時は、バッテリーのボタンを長押しして主電源をON
ハンドルのボタンを長押ししてライトをON
クリックでモード切り替え、ダブルクリックで点滅/点灯の切り替えができるので、
ライトの光量を調節したい時に、毎回1周しなくても済むので、走行中でも安心して切り替えができます。
5000mAhとスマホを1~2回充電できるモバイルバッテリーと同じくらいの容量があるので、
1000ルーメンでは5時間、350ルーメンであれば15時間という驚異的な長さのランタイムをほこります。
■ライトモード
モード | ルーメン | ランタイム |
High Steady | 2300 | 1.8時間 |
Mid Steady | 1000 | 5時間 |
Low Steady | 350 | 15時間 |
Steady Pulse | 900 | 12時間 |
Strobe | 900 | 12時間 |
Eco Flash | 650 | 75時間 |
これだけの長さと明るさがあれば、ナイトトレイル、ツーリングにはとても安心ですね!!
超大光量&ロングランタイムで、涼しくなってきた秋の夜をライドして見ませんか?