設定した番号が開かない!!
カギを紛失するリスクを避けるため、よく選ばれるダイヤル式ロック。
ただ、
「ダイヤルを設定しようとしたら、誤って設定モードを解除してしまい鍵が施錠できない…。」
最悪のケースは「設定したと思っていた番号で、カギを取り付けたけど開かない…。」
と、いうことも
そんな悲惨な事故が発生しないよう、今回はABUSダイヤルロックの設定方法を改めて一覧でご説明します!
設定の基本
基本的な流れは、
1.番号を初期値(開くところ)に合わせる
2.ダイヤル設定モードにする
多くは、レバー移動、設定ダイヤルを回すパターン。たまにボタンを押しながらというパターンもあり。
3.任意の番号に設定する。
4.ダイヤル設定モードの解除
※5.その番号で抜き差しして、解錠を確認。→ここ重要
ダイヤル回す前に手を止めて確認を!!
5番の使い始める前のチェックをせず、
いきなり施錠状態でダイヤルをまわしてしまうとミスしていた場合どうしようもなくなってしまいます。
設定中の操作ミスや、勘違いでずれていることもあります。必ず事前チェックを!!
モデル別設定方法(代表的なモデル)
モデルによって若干設定方法に違いがあるので、それぞれご紹介をしていきます。
■3桁ダイヤル(4804C,4508C)
1.初期の位置「…」にダイヤルを合わせ、カギを抜く。
2.赤い矢印のあるツマミを押しながら矢印の方向に回す。
(ダイヤルを左手に持った時に上側へダイヤルを回す)
3.好きな数字に番号を設定
4.最後にツマミを反対方向に回す
この時、最後まで回すと、「カチッ」とバネが戻る音がして、設定完了!
■4桁ダイヤル(5805C,6615C,6512C,5412C,5510C)
1.初期の位置「…」にダイヤルを合わせ、カギを抜く。
2.シリンダー口の両サイドにある赤いレバーを反時計回りに回す。この奥に引っ込んだ状態で設定します。
3.好きな数字に番号を設定
※右側のダイヤルを設定するときに赤いレバーに触れてレバーが戻らないように注意!
4.最後にツマミを時計回りに回して戻すと完了
■BORDOタイプ(5700C,6055C)
1.上部の穴に初期の位置「…」にダイヤルを合わせ、カギを抜く。
※上部の穴のところで合わせます。こちらの向きではありません!
2.付属している細い六角レンチか、2mm程の硬めの棒を使って設定レバーを右に動かす。
※必ず解錠できる状態の番号の時に、設定を行ってください。
番号をずらした状態で無理やり移動すると破損や番号ズレの原因になります。
3.好きな数字に番号を設定
4.設定レバーを元に戻して設定完了
※追加情報※
一度設定した番号をへんこうする場合は、購入時の初期値「・・・・」ではなく、
ご自身で設定した番号で設定モードにしてください。
誤った番号で設定モードにすると、破損する原因となりますのでご注意ください
穴が見えるタイプはリカバリー可
施錠状態でのリセット方法はありません。(逆にできてしまうとカギとして機能しないため)
挿し込みタイプで横から穴が見えるモデルだけは、挿し込む前で穴が見えていれば修正可能です。
番号設定中に設定番号が分からなくなった際の対処法(チェーン、ケーブルロック等の差し込みタイプ)
穴をのぞき、ダイヤルを回しながらシリンダーの窪みに合わせていきます。
・ダイヤルを手前側から順番に回していき、手前の切込みと、ダイヤルの溝を合わせる
・切り込みのところに、溝が来たら1つ奥のダイヤルに進んで次の溝を合わせる
奥に行くほど見えにくいため、ライトで照らしながら奥までまっすぐ揃うようにしていきます。
・すべてのダイヤルが揃えてシリンダーの奥がはっきりと見えたらシリンダーに差し込み、奥までしっかりと入ったら完了です。
後は、赤いレバーを反時計に回してお好きな番号に設定、
レバーを元に戻してあげれば再設定完了です。
改めて、ダイヤルを回す前の抜き差し確認が大切です!
おまけ:こんな使い方はダメ!!
ダイヤルロックでやってはダメな
初期設定の「0000」は×!!→本当にダメです!ご注意ください
施錠時の一桁ずらしは×!!→これを狙った泥棒の記事が出ていました
悲しい事故が起こらないよう、正しくダイヤルをセットして、大切な愛車を盗難被害から守りましょう!