失敗しない CO2の使い方

CO2使ったことありますか?

一度使えばなんてことないですが、使うまではなんとなく「怖い」感じがしませんか?
私は怖かったです。

初めてコンロにガスのカートリッジを入れる時、キャンプ用のバーナーにOD缶を入れる時、あれに近い?ドキドキ感。

火が付くことはないけど、明らかに高圧な雰囲気がプンプンする見た目のボンベは取り扱いだけでも緊張します。

今回は、CO2インフレーターの使い方をご紹介します!!

慣れてしまえばまったく怖いものではなく、便利なアイテムなのでぜひ、参考にしてみてください。


インフレーターの種類

ガスの噴出方法にいろいろと違いがあります。
ですが、CO2の基本の流れは共通で、
・インフレーターのヘッドにボンベをねじ込む
・ボンベの先端に穴が開き、インフレーターでそのCO2ガスの噴出を止めたり出したりする。

怖い順(勝手に決めました)にご紹介します。


■ねじ込み式

¥2,508¥2,992 (税込)
¥4,840 (税込)

・携帯工具などについているねじ込み式。
・一度奥までカートリッジをねじ込んで、緩めるとガスが出てくる。

メリット
・最もシンプルでコンパクト。
・ガスの噴出調整が可能

デメリット
・ボンベとバルブが一直線のため、ミニベロなどタイトだと使いにくい
・ボンベを握って調整するので、冷却防止のパッドやグローブ着用が必須
・怖い。特に接続部を緩めるという動作が怖い!!

怖さ度:★★★


■プッシュ式

・一般的なのは、プッシュ式。
・先端がストロークするようになっていて押し込むとガスが出ていきます

メリット
・ヘッドがコンパクトになるのとL字のためバルブに対して直角で使いやすい。
・比較的コンパクト

デメリット
・押したら入る、引いたら止まるなので、ガス量の調整はしにくい。

怖さ度:★★

■コントロールダイヤル式

¥4,455 (税込)

・別途調整用のダイヤルが付属するモデル。
・調整ダイヤルの開け締めで、ガスの量を調節できる

メリット
・とりあえずちょっと出してみることができる。試し打ち
・ガスの調整が、しやすい。手を離しても調整した量をキープできる。

デメリット
・インフレーターのボディとしては最も大きくなる。

怖さ度:★


それでは使い方を

■事前チェック

CO2インフレーターを使う際、事前に確認したほうがよいポイントがあります。

・ボンベのカバーがあるか、グローブをしているか

ボンベは放出とともに、とても冷たくなります。結露から一気に霜になるくらい。
凍傷を起こさないよう対策を。

・バルブがしっかり開いているか?

フレンチバルブの先端を緩めてしっかり開放されているか確認
これが開いてないと入らなかったり、ブシュー!!と外に出てきてびっくりします。

・チューブがタイヤのビードに噛み込んでないか。

手で入れるフロアポンプやハンドポンプと違い一気に空気が入るので、チューブが噛み込んでいるといきなり破裂ということにもつながります。

■いざ加圧

CO2充填中はボンベが急速に冷たくなり、低温やけどの危険性があります。
そのため、必ず付属の保護カバーを装着しましょう。

もしない場合は、グローブをこのように巻いて、ボンベを直接素手で触らないように注意しましょう。

■ポイント

・1気圧未満くらい(手でタイヤをつかんでプニプニするくらい)まで入ったら再度、チューブが噛み込んでないかチェック。

タイヤをぐっとへこませて、リムとビードの間にチューブが挟まってないか一周チェック。
大丈夫なら再度空気を入れていきます。

・CO2ボンベは、空気圧をチェックするゲージがついていないので、エアゲージを別途持っておくか、あらかじめ規定の空気圧の硬さの感じを確かめておきましょう。

■チューブレスの場合

こちらは、ビードが落ちてしまうとそれを上げられるかなどいろいろなチャレンジが発生します。
こちらは別途テストしてご紹介します。

いざやってみると、そこまで怖いものではありません。
なんだこんなものかという感じです。

ハンドポンプで数百回のポンピングで数分要するところを、数秒でリカバリーできるため、メリットも大きいです。

特にこれから夏場の暑い中でのリカバリーは少しでも短縮できると楽ちんです。
※低温火傷注意

使い終わったボンベもヒンヤリして気持ちがいいです。

ぜひ、サドルバッグにチューブと一緒に忍ばせていざというときのアイテムに携帯をしてみましょう!!


↓今回使用したアイテム↓

¥4,455 (税込)
¥4,840 (税込)
¥5,390 (税込)