プロテクト製品の効果的な使い方と方法について

自転車を長く綺麗に保つためには、洗車だけではなく、コーティングも必要です。

それは、分かるけど種類が多すぎて何をどうすればいいのか分からない!!
という方も多いかと思います。

前回は成分などを詳しく掘りさげてご紹介しましたが、
今回は、MUC-OFFのコーティング製品の使い方、用途別に簡単にご紹介します。

前回の記事はこちら↓


コーティング剤の用途の違い

・水分を排出して錆を抑制する

上記のアイテムは水置換性のあるオイルコーティング剤です。

洗車した後のフレームはウエスで拭き取っても水が残ってしまいます。
この水分が残り続けることで、錆が発生する原因となります。

使用方法はとても簡単で、
スプレーして拭き取るだけ!!

スプレーした瞬間に水分がオイルと置き換わり、オイルの薄い皮膜を形成します。

オイルの皮膜を形成することで、汚れ、水分が付着しづらくなるため、錆を発生させづらくします。

細かな使い分けとしては、
・BIKE PROTECT→自転車全体マット塗装可
・MO-94→コンポーネント(リンク周りなど)※マット塗装不可(艶が出る)
・HCB-1→稼働部以外の金属パーツ(錆抑制 シートポストの中、ボルトの頭などピンポイントに

このような使い分けです。

使い方の詳細はこちら↓


・艶出し、撥水

SILICON SHINEは先ほどの上記スプレーに撥水、艶出しの効果をプラスしたアイテムです。
シリコンの含有率を高め、艶出しと撥水効果が特徴です。
ただ、保護膜自体は弱いので、洗車のたびに施工が必要です。(クイックにしたい方はおすすめ)

より長く効果を持続させたい方は、MIRACLE SHINEがおすすめです。
こちらは、約半年間効果が持続し、再施工するたびに深みのある艶を発します。

ピカールのような粘度のある液体で、塗り広げて磨くと、

傷が入っていたフレームも

ほとんど目立たなくなります。

傷が消えますが、こちらはコンパウンド(研磨剤)不使用です。
なぜ、コンパウンドを使用していないのに傷が消えるかは、下の記事にて


また、上記のアイテムは主にツヤありフレーム向けのコーティング剤です。

マット素材やカーボン素地にスプレーしてしまうと、艶が出てしまい、質感を損なう可能性があります。
そのため、マット素材には専用のコーティング剤を使用しましょう。

・マット素材に使用できるコーティング剤

マットフレームは使用しているうちに擦れや指紋のようなテカリが発生します。
そういった嫌なテカリを防いでくれるのが、このMATT FINISH DETAILERです。

使い方はとても簡単で、洗車後に拭きかけるだけ!!

表面がサラサラになり、汚れや指紋が付きにくくなり、より長くマットの質感を保持してくれます。


折角コーティング剤を買ったものの、フレームの風合いを減少させてしまっては意味がありません。
フレームに合ったコーティング剤を使って、愛車の魅力を引き立たせましょう!!

↓今回使用したアイテム↓