SESエアロハンドルとSES ARハンドルバー。
どちらもSESシリーズであり、下ハンドルが大きくフレアしているのが特徴です。
上ハンドルがフラットでフレアしているという少し似た作りのハンドルバー。
実際に二つとも使用しており、エアロハンドルバーはしっかりと乗る用のロードバイクに、ARハンドルバーはグラベルバイク兼アップライトなロードバイクとして乗れるバイクに取り付けています。
それぞれ実際に使用して感じた違いをまとめます。
サイズ感
使用しているサイズは
エアロハンドルバーがフードが37cm/ドロップが42cm

ARハンドルバーはフードが42cm/ドロップが47cm

のサイズを使用しています。
フレアはどちらとも5cmとなっており、実際に乗ってみてもブラケットに比べ下ハンドルが広いな(フレアしているな)と感じることが出来ます。
このフレアに関してですが、
エアロハンドルバーはARバーに比べフレアが小さいですが、上ハンドルの肩部分が丸くなっているため腕が干渉することがなく、ダウンヒルやスプリントなど下ハンドルを使用する場面でも使いやすいです。

逆にARバーはフレアが大きいですが、エアロハンドルバーとは違い肩部分がしっかりとし、下ハンドルの途中から外へ広がるため、グラベルの下りなどでも安心してハンドルを持つことが可能です。

肩部分がしっかりとしているためブラケット手前に手を置きリラックスして走りやすく、上ハンドル、ブラケット、下ハンドル+肩部分も使えるため長距離/長時間でもマルチなポジション取りがしやすく疲れを分散させやすいです。
剛性感⇔振動吸収性
剛性感と振動吸収性がこの2つで最も違いを体感できるところだと思います。
エアロハンドルバーは超高剛性。どれだけ体重をかけても少し無理な振り方をしても捻じれたり力が逃げるような感覚が一切なくパワーがそのままスピードに変換されているような感覚です。
しかし、超高剛性ということもあり振動吸収性は低くく路面の振動がカタカタと伝わってきます。

ARハンドルバーは剛性もありながらも振動吸収性が高く感じます。
柔らかく力が逃げるということもありませんが、コラムを中心に適度にしなり翼のような動きで振動を吸収してくれます。

デメリットに感じる点
メリットの逆になるのですが、エアロハンドルバーは高剛性でブラケットを持ってのダンシング時にしならず腕が疲れやすく感じます。
上ハンドルの幅が広く、手を引っ掛けるような形になり握りこむことが出来ません。
ARバーのデメリットはスプリントするときにしなってしまう点です。取り付けの予定はありませんがTTバーの互換性がないこともデメリットになるでしょう。
またエアロハンドルバーのような形のハンドル共通のデメリットになりますが、ハンドルに取り付ける前に出すようなコンピューターマウントが基本的に取り付けられません。(細いものであれば可能)

こんな人におすすめ
エアロハンドルバー
振動吸収性や快適性というよりもスピードを求める方。
ハンドルがしなってしまうのが嫌な方。
狭いハンドルが使いたい方(ブラケット35cm/ドロップ40cmからあり)
競技を行う方やスピードを求める方におすすめです。

ARハンドルバー
剛性も欲しいが振動吸収性も欲しい方。
ハンドルを多く使い様々なポジションで走りたい方。
幅広いハンドルを使用したい方(ブラケット46cm/ドロップ51cまであり)
ロングライドが好きな方や楽に乗りたい方におすすめです。

実際に2本とも使用してみて目的に合わせればどちらも最高のハンドルです。特徴がはっきりとしているため、ライドスタイルとマッチしていないと少し物足りなかったり、過剰すぎるといったことにも繋がってしまいます。
主観にはなりますが、ハンドルを悩まれている方の役に立てれば幸いです。


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