トライアスロンのバイクパートでは、ただ速いバイクに乗るだけでは十分ではありません。
空気抵抗の少ない姿勢を作り、その姿勢を長時間保ち、補給を取りながら、最後はランへ脚を残す。そこまで含めて速さを考える必要があります。
だからP5は、低く構えるだけのバイクではなく、速い姿勢を作り、遠征先でも戻しやすく、バイクパート後半まで脚を残しやすいバイクです。
この記事はこんなトライアスリートにおすすめ
- ミドル〜ロングディスタンスで、エアロポジションを長く保ちたい方
- バイクパートで速く走りながら、ランに脚を残したい方
- ハンドル周りのポジションを細かく調整したい方
- 遠征先でも、決めたポジションを再現しやすいバイクを求める方
P5は、単に空気抵抗を減らすためのバイクではありません。トライアスリートがレース当日に使う姿勢、補給、ボトル、移動後の組み立てまで含めて速さを整えるバイクです。
速い姿勢を妥協せず作り込む
トライアスロンでは、エアロポジションを低くするだけでは不十分です。呼吸しやすく、首や肩に無理が少なく、ペダリングを乱さずに保てる位置を探す必要があります。

P5のEX14エクステンションは、アームパッドとDHバーの角度を0度から最大+30度まで、5度刻みで調整できます。手元を高く構えるハイハンドポジションを作りやすく、頭、肩、腕まわりを小さくまとめやすくなります。


ベースバーは0〜40mmまで、5mm単位で高さを調整できます。さらに、DHバーを支えるシングルライザーは高さを無段階で微調整できます。

この調整幅があることで、低すぎてパワーが出せないポジションではなく、速く、長く続けられる姿勢を作りやすくなります。
遠征先でも、4mmアーレンキーでポジションを戻しやすい
トライアスロンでは、遠征先でバイクを組み立てる場面が多くあります。そこで重要になるのが、出発前に決めたポジションへ迷わず戻せることです。
P5は、シートポストクランプ、ライザーポストクランプ、DHバーの角度調整部、エアロバーの取付部分など、主要な調整箇所のボルトを4mmに統一しています。
4mmアーレンキーを1本用意すれば、主なポジション調整を進められます。工具を何本も持ち替える必要が少なく、現地での組み立てや確認がシンプルになります。


さらに、ベースバーには分割式スペーサーを採用しています。ブレーキホースを抜き差しせずに0〜40mmの範囲で高さを調整できるため、遠征後の再調整やフィッティングの微修正もしやすくなります。


P5のフレーム形状は、風と路面の負担を分けて考えている
ポジションも重要ですがP5のフレームは、高いエアロ効果、推進力と後半でも足を削られない快適性を合わせ持ちます。
前面投影面積を減らすベイオネット構造
ベイオネット構造は、フロント正面を薄く見せる形状です。ハンドルを回す軸を後方に配置し、ヘッドチューブ前面を細く、鋭い形にしています。正面からの風を左右へ分けることで、バイク前側の空気の乱れを抑えます。

P5のバランスの良さを引き出すトランケート形状
トランケート形状は、翼の後ろ側を切り落としたような断面です。ダウンチューブやシートポストに採用し、空気を整える翼の働きを残しながら、重量と剛性のバランスを取っています。
空力形状をまといながら、長いバイクパートでも余計な重さを感じにくい走りにつなげています。

後半でも回し続けられるファストバック形状
ファストバック形状は、シートステーを後方へすっきり伸ばす形状です。踏み込んだ力を受け止めながら、路面からの細かな突き上げを逃がしやすくしています。最大34mmのタイヤクリアランスにより、ワイドタイヤも使いやすく、荒れた路面でもスピードを保ちやすくなります。

フロントで風を分け、中央で踏む力を支え、後ろ側で身体への負担を抑える。P5の形状は、トライアスリートがバイクパートを速く走り、ランに脚を残すための形です。
補給、ボトル、タイヤまでレースの状態で速くする
トライアスロンでは、何も載せていないバイクで走るわけではありません。補給食、ボトル、ストレージを積んだ状態が、実際のレースでの姿です。
P5は、ハンドルバー上のボックスとトップチューブバッグが一体的に機能し、空気の流れを後方へ導きます。補給を収納するだけでなく、レース装備を載せた状態でもバイク全体の空気の流れを整えやすくしています。


ドライブトレインは、1x運用時で最大68T、2x運用時で最大57Tのチェーンリングに対応します。平坦基調のレースや高速巡航を重視する場面でも、コースに合わせたギア選択をしやすくなります。
ダウンチューブにはエアロ効果を高める専用のボトルとボトルケージが付属し、細部までエアロ効果を突き詰めます。
まとめ
P5を選ぶ理由は、フレーム単体の空力性能だけではありません。
0〜+30度のアームパッド角度調整、0〜40mmのベースバー高さ調整、4mmアーレンキーに集約された主要調整部。まず、トライアスリートが速い姿勢を作り、その姿勢を遠征先でも戻しやすいことが大きな価値です。
さらに、1,233gのフレーム、585gのフォーク、500mlの専用エアロボトル、最大34mmのタイヤクリアランス、最大68Tの1xチェーンリング対応。P5は、フレーム、ポジション、補給、タイヤ、ギア選択までをレースで使う状態で考えています。
速い姿勢を作る。遠征先でも戻しやすい。補給を載せた状態でも空気抵抗を抑える。そして、バイクパート後半まで脚を残しやすい。P5は、トライアスロンのレース全体を速く進めるための一台です。

