Team Visma | Lease a Bikeが「ジロ・デ・イタリア」で圧倒的な強さを見せています。
5月18日以降の勝負の週において、選手のフィジカルはもちろんですが、勝利を底支えしているのは「そのコースで最も速い機材」を見極める緻密な選択です。
コンマ1秒が総合首位(マリア・ローザ)の行方を左右するタイムトライアル(TT)ではTT専用機「P5」を投入し、厳しい山岳ステージではエアロロード「S5」でライバルを圧倒する。
ヴィンゲゴーハンセンが絶対的な信頼を寄せる2つの武器の直近のリザルトとともに、これらを選び続ける明確な理由に迫ります。

直近の主なレースリザルト
【ジロ・デ・イタリア(5月18日以降の第2週終盤〜第3週)】
- 個人TTステージ: ヴィンゲゴーハンセン(P5を駆り、総合ライバルたちに対して決定的なタイム差を獲得)
- 第14ステージ 優勝: ヴィンゲゴーハンセン(S5とともに山岳で爆発的なアタックを決め、独走でマリア・ローザを獲得)
▼ 第14ステージのチームによるハイライト動画はこちら
TTでも山岳でも「空力」が絶対的な武器となる理由
一切の風よけ(ドラフティング)がないタイムトライアルはもちろん、ライバルを振り落とした山岳での独走においても、最大の敵は「空気抵抗」です。
ヴィンゲゴーハンセンがP5とS5を選ぶ理由は極めてシンプルかつ合理的です。
- 極限まで削ぎ落とされた空気抵抗: ライダーが乗車した状態を「一つの流線型」として計算し尽くし、単独走行時の乱気流を徹底的に抑え込むフレーム設計。
- P5の「供給専用」ベースバーによるポジション最適化: 彼のP5には、市販モデルよりも低い「供給専用ベースバー」が採用されています。頭の位置を極限まで下げ、ヘルメットから背中へ抜ける空気抵抗を削ぎ落とすための専用設計です。
- 高出力を逃さない剛性感: スタート時のゼロ発進や、山岳の急勾配での爆発的なトルクを1ワットのロスもなく推進力へと変換する。
- 軽量パーツとの相乗効果: エアロフレームにReserveの軽量ホイールなどを合わせ、平坦の速さだけでなく登坂の軽快さも両立。


市販モデルのグリップ位置がトップチューブの延長線上にあるのに対し(右)、ヴィンゲゴーハンセンの「供給専用ベースバー」(左)はフロントタイヤ上面とほぼ同じ高さまで低く落とされている。
ライバルを振り落とす圧倒的なパワー。単独での「風との戦い」を制する空力性能
タイムトライアルのP5はベースバーまで徹底的にカスタムされた専用設計、そして第14ステージの勝負所でヴィンゲゴーハンセンが魅せたS5での独走劇。
これら2つの走りに共通しているのは、たった一人で風の壁を切り裂き続けなければならない「単独での戦い」であるということです。

彼ほどの異次元の出力(ワット数)になると、タイムトライアルはもちろんのこと、登坂であってもかなりのハイスピードに達するため、空気抵抗が明確な壁として立ちはだかります。
ここで軽量さに特化したバイクではなく、あえて徹底的に空力を突き詰めたP5やS5を選ぶこと。
それは、ライバルを力任せに振り落とした後の「独走状態」において、自らが真正面から受け止める風の抵抗を極限まで抑え込み、叩き出した爆発的なパワーをそのままスピードへと変換するためです。
マリア・ローザを決定づけたあの圧倒的な強さは、ヴィンゲゴーハンセンの強靭なフィジカルと、それを1ミリの無駄もなく速度へ変えるCervéloの「空力効率」が完璧に融合した結果なのです。

まとめ
Cervéloのバイクは、空気抵抗という見えない壁を打ち破り、タイムを削り出すことだけに特化した最速の機材です。
タイムトライアルでのP5によるタイム短縮、そして第14ステージの山岳においてS5が支えた異次元の独走劇。
集団での駆け引きに頼らず、己のパワーだけで勝負を決する場面において、機材の空力性能は残酷なまでにリザルトへと直結します。
ヴィンゲゴーハンセンの走りが証明しているように、自らの肉体が発揮するポテンシャルを一切のロスなくスピードへと変換し、時計の針を少しでも早く止めること。
コンマ1秒の世界で自らの限界に挑み、あらゆるステージで最速を求めるライダーにとって、Cervéloはこれ以上ない確実な選択であることを実証しています。

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