ベルギーで開催されたグラベルレース「Marly-Grav」にて、ワウト・ファンアールトが他を寄せ付けない独走勝利!
この圧勝劇を支えたのは、市販モデルの「Áspero-5」に一体型ハンドルを使用してエアロ面をアップグレードさせたのプロ特別仕様でした。
Marly Gravとはどんなレース?
オランダのファルケンブルフで開催された「Marly Grav 2026」は、UCIグラベル・ワールドシリーズの予選を兼ねた大規模なグラベルイベント。

「Marly Grav」はUCIグラベル・ワールドシリーズの一戦であり、各カテゴリーの上位25%に入ると、世界選手権への出場資格を得られます。
世界チャンピオンの証である「アルカンシエル」を狙うための重要なレースです。
高速化するレースに対応するプロのグラベルセッティング
一見して目を奪われるのは、パリ〜ルーベを制したエアロロード「S5」を彷彿とさせる、スピード感あふれるエアロシルエット。
レースで勝つためのプロのセットアップについて詳しく見てみます。

空力をアップさせるワンピースハンドル
ロードの空力を移植した「HB18ワンピースハンドル」 通常のÁspero-5(2ピース構造)とは異なり、ロードフラッグシップ「R5」用の一体型ハンドルHB18を装着。
さらにロングステムを採用することで、ロードレースと同じ深い前傾エアロポジションをグラベルに持ち込んでいます。

エアロと走破性を兼ね備える13s
ギアは、1x13sのRED XPLRを使用。
フロントはエアロ効果を高める50tのチェーンリングでシングル仕様。
10t-46tの13s XPLRスプロケットを採用。
ギア比5.0~1.08の幅があり、平地からスプリント。激坂まで対応可能なギア比です。


タイヤはVITTORIA TERRENO 45Cにプロトタイプのリザーブグラベルホイールがセットアップされていました。
グラベル世界チャンピオンに向けて
グラベル特有のアップライトな快適性を捨て、徹底的に「ロードのスピード」をオフロードへ適応させたワウト。
この機材構成とレース結果は、Áspero-5が単なるグラベルバイクではなく、「レースグラベルバイク」であることを完全に証明しました。

