深海と火山を表現した新しいカラーで登場。遠征やポジション調整のしやすさを備えたTT・トライアスロンバイク「P-Series」

トライアスロン用バイクを選ぶとき、空力性能の高さはもちろん最優先事項です。しかし、実際のタフなレース環境においては、それだけでは戦えません。

  • エアロポジションをストレスなく、ミリ単位で維持できること
  • ボトルケージを工具で埋めることなく、補給スペースを綺麗に確保できること
  • 遠征先でのパッキングや組み立てが容易で、自分に合うハンドルまわりを作れること

Cervéloの「P-Series」は、世界を制したフラッグシップ機「P5」の圧倒的な空力設計を受け継ぎながら、実戦で真に求められる「調整幅の広さ」と「扱いやすさ」を現実的なパッケージに落とし込んだ実戦型マシンです。

さらに、国際自転車競技連合(UCI)規定に適合しているため、トライアスロンだけでなく公式のタイムトライアル(TT)レースにもそのまま出場できる極めて高い汎用性を備えています。

最新の2027年モデルにおいては、Cervéloの歴史において極めて珍しいグラデーション表現を取り入れた2つの新色「Abyss(アビス)」と「Haleakala(ハレアカラ)」を追加。さらに実戦に即したアセンブルの最適化が行われています。

■ この記事はこんなライダーにおすすめ

  • 遠征時のパッキングや、滞在先での組み立て作業をシンプルに抑えたい方
  • 特定の専用ハンドルに縛られず、好みのベースバーやDHバーで細かくフィッティングを行いたい方
  • ボトルケージマウントをリペア工具で埋めることなく、補給スペースを最大限に確保したい方
  • トライアスロン(ミドル〜ロング)だけでなく、公式のUCI規定TTレースへの出場も視野に入れている方

前作比5.9gの空力削減と、実測34mmを誇るワイドタイヤクリアランス

P-Seriesのフレーム形状には、ワールドツアーチームでの風洞実験および実戦データをベースとするP5の設計アプローチがダイレクトに反映されています。単一の性能に特化させるのではなく、空気抵抗の削減、直進安定性、そして競技規定への適合を同時にクリアするインテリジェンスな設計が特徴です。

  • 5.9gの前面空気抵抗低減とUCI規定への適合
    ヘッドチューブ周辺のドラスティックな絞り込み、およびフォークからダウンチューブへの滑らかなレイアウト設計を採用し、前方から受ける風の剥離を抑制。前作比で5.9gの空力低減を達成しており、単独巡航時の速度維持を力強くサポートします。もちろんUCIの機材規定に適合しているため、公式TTレースのスタートラインにもそのまま立てる汎用性を備えています。
  • 実測値で最大34mm幅に対応するタイヤクリアランス
    前後フォークの内幅およびシートステー後方のクリアランスを大幅に拡大。実測値で最大34mm幅のタイヤまで装着可能なスペースを確保しました。これにより、路面状況の悪いコースにおいて、空気ボリュームを増やして路面追従性を保ちやすい太幅タイヤの選択が可能に。荒れた舗装路での不規則な突き上げを抑え、長距離走行における身体へのストレスを劇的に緩和します。

汎用丸型ステム対応。遠征とフィッティングをイージーにするコックピット構造

P-Seriesは、一般的な31.8mm径クランプのステムおよび汎用ハンドルを使用できるフォーク構造を採用しています。最高峰のP5が専用の一体型コックピットによる極限の空力を追求しているのに対し、P-Seriesは「フィッティングの自由度」と「遠征時の作業効率」を何より重視しています。

  • ボルト操作のみで完結するパッキングとポジション変更
    専用ハンドルシステムのようにフォークごと抜き出す必要はありません。一般的なクランプボルトの操作だけでステム長の変更や、お好みのブランドのDHバー(クリップオンバー)の装着・交換が容易に行えます。また、輪行バッグやバイクケースへの収納時にはステムのボルトを緩めるだけでハンドルまわりをコンパクトに畳めるため、遠征先での再組み立てに伴うハンドリングや油圧ホースの再調整の手間を最小限に抑えます。
  • D型ステアラーチューブによる「内装」と「汎用性」の両立
    フロントフォークコラムの前方を平面状に削ぎ落とした「D型」形状を採用。その前側のスペースに油圧ブレーキホースの通り道を確保することで、すっきりとした外観(内装)を作りつつ、ステム固定部には通常の丸型クランプ(31.8mm径)を適合させています。スタック調整幅も前作からさらに拡大されており、ライダーの体型や柔軟性に合わせた細かな高さ設定が可能です。

インフレームストレージ搭載。ボトルケージを潰さない圧倒的な積載力

ミドルからロングディスタンスのレース、あるいは単独での長距離トレーニングにおいては、水分、補給食、パンクリペアグッズの携行が勝敗を分けます。P-Seriesは、外付けバッグによる空気抵抗(前面投影面積)の増加を防ぎながら、必要なステージをすべてバイク内部に美しく統合しています。

  • ダウンチューブ内蔵型「インフレームストレージ」
    P-Seriesとして初めて、ダウンチューブ内を収納として活用する構造を取り入れました。
    ボトルケージ装着部の下方にロック機構付きのハッチ(蓋)が配置されており、ボトルが載った状態からでもワンタッチで開閉が可能です。 予備チューブやCO2ボンベ、小型ツールなどの工具類をフレーム内の最も低い位置(低重心)に収めることができるため、サドルバッグが不要に。後方の気流の乱れを抑えられるだけでなく、空いたサドル後方や前方のマウントをすべて「純粋な補給用ボトルケージ」のスペースとして贅沢に割り振ることができます。
  • Smartpak 400 ベントーボックスを標準装備
    トップチューブ上部には、専用形状のソフトケース「Smartpak 400」を固定するためのボルトオンマウントを配置し、ケース本体も最初から付属しています。容量は400mlクラスで、個包装のジェルやサプリメントを型崩れなく美しく収容。DHバーを握ってエアロポジションを取った状態のまま、目線を道路から外さずに片手でサッと補給食を取り出せるため、補給のたびに上体を起こして空気抵抗を増やすロストモーションを徹底的に排除します。

2027年モデルのアップデート:深海と火山をモチーフにした革新的な新色

2026年のフルモデルチェンジを経て成熟を極めたP-Seriesは、2027年モデルにおいて、これまでのCervéloには見られなかった非常にアーティスティックなグラフィックアプローチを採用しています。

  • 深層のメタリックネイビー「Abyss(アビス)」
    英語で「深海」や「底なしの深淵」を意味するアビス。光の届かない海の深層をイメージした深いメタリックネイビーをベースに、艶あり(グロス)仕上げを施すことで、太陽光の下で水面のように美しく表情を変える質感を表現しています。
  • 聖地の日の出を表現した「Haleakala(ハレアカラ)」
    ハワイ語で「太陽の家」という意味を持つハレアカラは、マウイ島にある広大な火山の名、そしてトライアスロンの聖地で迎える日の出がモチーフ。シックな艶消し(マット)のグレーをベースとしながら、ダウンチューブのCervéloロゴにうっすらと朝焼けのようなグラデーション塗装を施した、非常に特殊でエモーショナルなグラフィックに仕上がっています。

実験室の数値だけでなく、実際の「走る環境」を意識した作り込み

Cervélo P-Series 2027年モデルは、前作よりも前面空気抵抗を5.9g削減したUCI規定対応の空力フレームや、ボトルケージを道具で埋めないためのインフレームストレージなど、フルモデルチェンジで得られた実戦的なメリットをそのまま引き継いでいます。

フラッグシップであるP5が専用ハンドルによって「実験室における極限の空力性能」を突き詰めているのに対し、P-Seriesはあえて通常の丸型ステムや汎用ハンドルが使える構造を維持し、乗り手に合わせてポジションを調整できる余白を大きく残しています。

レース当日の荷造りのしやすさ、遠征先での組み立ての手軽さ、距離に応じた補給のギミック、そしてタイムトライアルレースへの対応まで。机上の空論ではなく、「実戦での扱いやすさ」を第一とするCervéloの思想が息づいています。

P-Series最新記事

深海と火山を表現した新しいカラーで登場。遠征やポジション調整のしやすさを備えたTT・トライアスロンバイク「P-Series」

トライアスロン用バイクを選ぶとき、空力性能の高さはもちろん最優先事項で

P5の思想を受け継ぐ、扱いやすいP-Series

トライアスロン用バイクを選ぶとき、空力性能は重要です。 ただ、実際のレ

P-Seriesラインナップ

New
Abyss
Haleakala

P-SERIES

P-SERIES 105

¥968,000 (税込)
New
¥1,496,000 (税込)
New
Abyss
Haleakala
¥594,000 (税込)