トライアスロン用バイクを選ぶとき、空力性能は重要です。
ただ、実際のレースではそれだけでは足りません。
エアロポジションを無理なく取れること。
補給やリペアグッズをきれいに積めること。
遠征先でも扱いやすく、自分に合うハンドルまわりを作れること。
P-Seriesは、Cervéloの空力設計を受け継ぎながら、トライアスロンで必要な使いやすさをしっかり備えたバイクです。
さらに、UCI規定に適合するタイムトライアルバイクとして使えることも特徴です。
トライアスロンだけでなく、TTポジションで走るレースにも視野を広げやすい一台です。
初めて本格的なトライアスロンバイクを選ぶ方にも、ミドル〜ロングディスタンスへ挑戦する方にも扱いやすいバイクです。
この記事はこんなトライアスリートにおすすめ
- 初めて本格的なトライアスロンバイクを選びたい方
- ミドル〜ロングディスタンスに挑戦したい方
- 補給やリペアグッズをすっきり積みたい方
- 好みのハンドルやDHバーでポジションを作りたい方
- トライアスロンだけでなく、UCI規定のTTにも使えるバイクを求める方
P-Seriesは、専用設計を突き詰めたレーシングバイクというより、トライアスロンで必要な要素を実用的にまとめたバイクです。
空力、収納、フィットの自由度をバランスよく備え、レースへ向けた準備を進めやすい。トライアスロンバイクらしい速さを、扱いやすい形で取り入れられる一台です。
UCI規定のタイムトライアルにも対応するため、トライアスロンだけに用途を限定しすぎないことも魅力です。
P5と同じ形状思想で、エアロと快適性を両立
P-Seriesのフレーム形状は、P5と同じ考え方を受け継いでいます。


ただ細くするだけではなく、風を受ける場所、踏み込む力を受け止める場所、路面からの振動を逃がす場所を分けて考えていることが特徴です。
フロントまわりには、正面から見た面積を抑えやすい細いヘッドチューブ形状を採用。風を受けるバイク前側をすっきり見せることで、走行中の空気の乱れを抑えやすくしています。

ダウンチューブやシートポストには、翼の後ろ側を切り落としたようなトランケート形状を採用。空気を整える働きを残しながら、重量や剛性のバランスも取りやすい形です。

後方のシートステーには、後ろへすっきり伸びるファストバック形状を採用。踏み込んだ力を受け止めながら、路面からの細かな突き上げを逃がしやすくしています。

前側で風を受け流し、中央で推進力を支え、後方で身体への負担を抑える。P-Seriesは、エアロだけに振り切らず、長いバイクパートを安定して走るための形を備えています。
高速巡航を支えながら、長時間同じ姿勢を保ちやすい。バイクパート後半でも脚を削られにくく、ランへ移りやすい走りにつながります。

好みのハンドルやDHバーを使いやすい
P-Seriesは、P5のような専用フォーク、専用コックピットに縛られすぎないことも大きなメリットです。

D型ステアラーと丸型ステムの組み合わせにより、好みのベースバーやDHバーを選びやすい構造になっています。ポジションの好み、身体の柔軟性、レース距離に合わせて、ハンドルまわりを作り込みやすいバイクです。
UCI規定のタイムトライアルで使う場合も、レース規定やポジションに合わせてコックピットを調整しやすいことはメリットになります。トライアスロン用の実用性と、TTバイクとしての調整幅を両立しやすい構造です。

トライアスロンバイクは、購入してすぐに理想のポジションが完成するものではありません。練習やレースを重ねる中で、もう少し高くしたい、前後位置を変えたい、エクステンションを変えたいという調整が出てきます。
P-Seriesは、その変化に対応しやすいことが強みです。最初から攻めた専用ポジションに固定されず、自分の身体とレース経験に合わせてポジションを詰めていけます。
ボトルケージを潰さず、リペアグッズを収められる
トライアスロンでは、補給用のボトルをどこに積むかが重要です。
ダウンチューブやシート後ろののボトルケージをリペアグッズで使ってしまうと、ボトルを積む場所が減ってしまいます。
特にミドル〜ロングディスタンスでは、これは小さな問題ではありません。

P-Seriesには、フレーム内収納を採用。スペアチューブ、小型マルチツール、CO2ボンベなどをダウンチューブ内に収められます。



リペアグッズをフレーム内に入れられることで、ボトルケージを補給用として使いやすくなります。サドルバッグに頼りすぎず、バイク全体をすっきりまとめられる点もメリットです。
トラブルへの備えを持ちながら、補給の自由度も残せる。長い距離を走るトライアスリートにとって、レース当日の装備を組みやすい構成です。
補給を取りやすく、走りのリズムを崩しにくい
ミドル〜ロングディスタンスでは、補給がレース後半の走りに影響します。
補給のたびに大きく姿勢を崩すと、ペースもリズムも乱れます。必要なタイミングで、少ない動作で補給できることが重要です。
P-Seriesは、トップチューブ上にSmartpak 400を装備。エアロポジションを保ったままでも補給へ手を伸ばしやすく、レース中の動作を小さくできます。

さらに、シートポスト後方にはボトルマウントを備えています。距離やレース内容に合わせて、ボトルや補給の積み方を組み立てやすい構成です。

補給を取りやすい位置に置けることで、走りのリズムを保ちやすくなります。バイクパートを一定のペースで進めたいトライアスリートにとって、実戦で使いやすいポイントです。
輪行や遠征時も、ハンドルまわりを扱いやすい
トライアスロンでは、遠征先へバイクを運ぶ機会が多くあります。
そのときに重要になるのが、ハンドルまわりの扱いやすさです。専用一体型コックピットは見た目も空力も優れますが、輪行やバイクケースへの収納では、取り外しや再調整に気を使う場面があります。
P-Seriesは、専用フォークや専用ハンドルに強く縛られない構造のため、ハンドルやDHバーの取り外し、組み付けが比較的進めやすいバイクです。

遠征先での組み立てや、帰宅後の再調整をシンプルにしやすい。レース前に余計な不安を増やしたくないトライアスリートにとって、扱いやすさは大きな価値になります。
まとめ
P-Seriesは、トライアスロンで必要な速さと扱いやすさを、実用的にまとめたバイクです。
フレーム内収納により、スペアチューブ、工具、CO2ボンベなどのリペアグッズをバイク内に収められます。ボトルケージを補給用として使いやすく、レース当日の装備をすっきり整理できます。

フレーム形状はP5と同じ考え方を受け継ぎ、エアロと快適性を両立。速く走るだけでなく、バイク後半まで姿勢を保ち、ランへつなげやすい走りを支えます。
さらに、専用コックピットに縛られすぎない構造により、好みのハンドルやDHバーを使いやすく、輪行や遠征時の取り外しもしやすい。UCI規定のTTにも対応するため、トライアスロンとタイムトライアルの両方で使いやすい一台です。
P-Seriesは、初めてのTTバイクや、本格トライアスロンバイクにも、ミドル〜ロングディスタンスへ挑戦する方にも選びやすいバイクです。レースに必要な装備を整えながら、速さと扱いやすさを無理なく両立できます。