Cervélo(サーヴェロ)が誇るタイムトライアル・トライアスロンバイクのフラッグシップ「P5」に、2027年モデルの新色が登場しました。
今回用意されたのは、以下の3つのカラーリングです。
- FIVEBLACK

- IMPERIAL

- PLATINUM

P5の象徴ともいえる最高峰の空力性能を備えたフレームに、洗練された新しいカラーが加わりました。
そして2027年モデルで注目したいのは、カラーだけではありません。今回のモデルチェンジでは、DHバー・コックピットシステムが大幅にアップデートされています。
フレームの基本設計を受け継ぎながら、ライダーが直接身体を預けるコックピットを大きく進化させた2027 P5。その特徴をご紹介します。
そもそも「Cervélo P5」とは?
P5は、タイムトライアルやトライアスロンのために設計されたCervéloのフラッグシップモデルです。
TTやロングディスタンスでは、ライダーが単独で走り続ける時間が長くなるため、フレームの空力性能だけでなく、「いかに空気抵抗の少ないポジションを作り、その姿勢を長時間維持できるか」が勝負を分けます。
P5はフレームそのものの空力性能に加え、DHバー、パッド、エクステンションまで含めてライダーの身体に完璧にポジションを作り込めるのが最大の特徴です。
- ロードTT:Team Visma | Lease a Bikeをはじめとするトップチームが勝負のかかった重要なタイムトライアルでP5を採用。

- トライアスロン:ハワイ・コナで開催されるアイアンマン世界選手権をはじめ、国内では「佐渡国際トライアスロン」にて平柳美月選手がP5で女子総合優勝を果たしています。

「ただ速い」だけではなく、長時間のレースでライダーが最高のパフォーマンスを発揮し続けられることまで考え抜かれている。それがP5というバイクです。
2027年モデルは、DHバー・コックピットが大きく進化
2027年モデルで最も大きく変わったのが、ライダーが直接触れるDHバー・コックピット周りです。
今回のアップデートでは、ベースバーの高さからパッド位置、エクステンションのリーチ・角度・トーインに至るまで、より緻密で自由度の高いポジション調整に対応しました。
コックピット周りの具体的な構造や可動域については、以下の詳細記事で詳しく解説しています。
トライアスロンまで考え抜かれたP5の設計
P5はロードTTだけを目的としたバイクではありません。トライアスロン、とりわけロングディスタンスでは、180kmのバイクパートを走った後にフルマラソンが控えています。
そのため、単純に空気抵抗を減らすだけでなく、「長時間ポジションを維持できること」と「レース中に必要な水分・カロリー補給を確実に行えること」が重要です。
P5には専用のストレージやハイドレーションシステムが美しく統合されており、UCIルールのあるタイムトライアルから、補給がタイムを左右するアイアンマンまで幅広く対応。最現代のレースシーンで求められる実戦的な仕様を取り入れています。

新色だけではない。2027 P5は「ポジションを作る」バイクへ
2027年モデルのP5でまず目を引くのは、鮮やかな3つの新カラーです。
しかし、今回のモデルチェンジの本質は、カラーリングと「コックピットシステムの進化」にあります。


P5は単に「空力性能が高いフレームにバーを付けたバイク」ではありません。ライダー自身の身体を含めた「一つの空力システム」としてポジションを作り込めるバイクへと進化しています。
新カラーに惹かれた方も、すでにP5を知っている方にも、2027年モデルは改めてそのコックピットに注目してほしいモデルです。
P5をもっと詳しく知る「完全ガイドシリーズ」(全5回)
ベースバーの調整機構やDHバーの可動域、UCIルールやストレージの考え方など、P5をより深く知りたい方はぜひ以下の解説記事をご覧ください。
