2026年10月11日に開催された第120回パリ〜トゥールで、Team Visma | Lease a Bikeのペールストランド・ハーゲネスが優勝。
さらにクリストフ・ラポルトが3位に入り、チームは1位と3位で表彰台の2枠を獲得しました。。
両選手が使用したのは、Cervéloのエアロロードバイク「S5」。
勝負を決めたのは、フィニッシュまで残り1kmからの単独アタックでした。
集団から抜け出し、単独で速度を維持する。そんな場面で重要になるのが、空気抵抗を抑える性能です。
今回の勝利を振り返りながら、新型S5の空力性能と、その速さを支える設計に注目します。

残り1kmのアタックで決着。Team Vismaが1位・3位を獲得
パリ〜トゥールは、フランスで開催される伝統的なワンデーレース。
平坦基調ながら、終盤には短い登坂や未舗装路が組み込まれ、選手たちの脚力だけでなく、位置取りや勝負を仕掛けるタイミングも重要になります。
今回のレースでは、序盤に形成された逃げ集団を追う展開から、Team Visma | Lease a Bikeが終盤の勝負に持ち込みました。
ハーゲネスとラポルトは、ともに11人の先頭集団に残り、フィニッシュを目指します。
そして、勝負が動いたのは残り1km。
ハーゲネスが先頭集団から飛び出すと、後続を振り切って単独でフィニッシュ。
ラポルトも3位に入り、チームは見事な結果でレースを締めくくりました。
終盤まで脚を残し、最後のタイミングで勝負を決める。
その走りを支えたのが、Cervélo S5でした。

単独アタックで重要になるS5の空力性能
ロードレースでは、集団内を走ることで前走者の風よけを利用し、空気抵抗を抑えることができます。
しかし、集団から飛び出した瞬間、その恩恵はなくなります。
特に高速域での単独走行では、空気抵抗が速度維持に大きく影響します。
今回のハーゲネスのように、残り1kmからアタックして逃げ切る場面では、加速した後にいかに速度を維持できるかが重要です。
S5は、こうした高速域での空力性能を追求して開発されたエアロロードバイク。
フレーム形状だけでなく、ハンドルやステム、ライダーのポジションまで含めたシステム全体で空気抵抗を低減する設計が特徴です。
レースの勝敗を決めるのは選手の脚力や判断ですが、その力を効率よくスピードへ変えるための機材として、S5は重要な役割を担っています。


体感できるS5の空力性能。その速さを支える新型ハンドル
S5の空力性能は、カタログ上の数値だけでなく、実際の走行でも印象的です。
旧型S5の2世代と現行モデルを乗り比べて感じるのは、高速域での風抜けの良さ。
特にスプリントで前走者の後ろから飛び出した瞬間、風よけがなくなり空気抵抗を直接受ける状況でも、S5は明確に風抜けの良さを感じられます。
この速さを支える要素の一つが、新型S5に採用された一体型ハンドル「HB19」です。
ブラケット部分を狭くすることでライダーの前面投影面積を抑え、下ハンドルには7°のフレア形状を採用。空力性能と操作性の両立を追求しています。
フレームだけでなく、ライダーを含めたシステム全体で空気抵抗を低減する。
今回のハーゲネスのような単独アタックは、S5が追求する速さの重要性を感じさせる場面でした。


勝負を決める瞬間を支えるCervélo S5
残り1kmからの単独アタックで勝利したハーゲネス。そして3位に入ったラポルト。
Team Visma | Lease a Bikeがパリ〜トゥールで見せた走りは、チームの戦術と選手たちの力が結びついた結果でした。
その2人が選んだCervélo S5。
高速域での空力性能を追求し、ライダーを含めたシステム全体で速さを生み出すという設計思想は、今回のようなレースでこそ注目したい特徴です。
新型S5の進化については、フロント周りの構造や旧型モデルとの違いを詳しく解説した記事でも紹介しています。
Cervélo S5 ラインナップ
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