2026年モデルのS5/R5に採用される新型コンポーネントが、アフターパーツとして単体販売を開始します。
- 一体型ハンドル:HB19(S5用)/ HB18(R5用)
- 新型シートポスト:SP34(S5用)/ SP33(R5用)

今回のポイントは、新型フレームだけのためのパーツではないことです。
対応する従来モデルにも装着できるため、現在のフレームを活かしたまま、ハンドル周りやシートポスト周りを新型仕様へ変更できます。
フレームを買い替えるのではなく、必要な部分を選んでアップデートする。今のバイクにもう一度手を入れたいCervéloオーナーに向けた選択肢です。
現在のロードバイクに求められる要素を、今のバイクに取り入れる
今回の新型パーツは、軽量化だけを目的にしたものではありません。
ブラケット幅を抑えたエアロポジション、下ハンドルでの操作性、コックピット周りの剛性、サドル位置の調整幅。現在のロードバイクに求められる要素を、パーツ単位で取り入れやすくしています。
- ハンドル:ブラケット部を狭くし、上体をコンパクトに保ちやすい形状
- ハンドル:7°フレアにより、下ハンドルでの安定感を確保
- ハンドル:一体型構造により、軽量化とねじれの少ない操作感を両立
- シートポスト:ヤグラの小型化により、サドル前後位置の調整幅を拡大
数値上の軽さだけでなく、加速時やダンシング時に、バイクを振りやすくなります。

S5オーナー向け|HB19でコックピットを一体型へアップデート
S5用の新型一体型ハンドルがHB19です。
従来のHB14ハンドル+C035ステムのセパレート構成から、一体型構造へ変更。100-38/42サイズで335gとなり、従来構成と比較して88gの軽量化につながります。


フロント周りの重量を抑えることで、バイクを振ったときの重さを感じにくくなります。加速やダンシングで、S5の反応をより素直に引き出しやすくなります。
狭いブラケット幅と7°フレアを組み合わせた形状
HB19は、フード部がドロップ部より4cm狭くなる「Plus-Four」コンセプトを採用しています。

ブラケット部の最狭幅は360mm。上体をコンパクトに保ちやすく、自然に脇を締めたフォームを取りやすい形状です。
一方で、下ハンドルは7°のフレア形状。フード部よりドロップ部を広くすることで、下ハンドルを握ったときの手首の角度に余裕が生まれます。
ブラケットでは姿勢を小さく、下ハンドルではしっかり握れる。ポジションによって役割が分かりやすい形状です。
一体型構造で、強く踏み込んだときのねじれを抑える
HB19は、ハンドルとステムを一体化することで、接続部や固定ボルトを減らしています。

軽量化だけでなく、ハンドル周りのねじれを抑えやすいことも一体型構造のメリットです。スプリントや高い負荷で踏み込む場面でも、フロント周りの動きが乱れにくくなります。
握りやすさと整備性も見直した新形状
下ハンドル部分は、断面形状を細く変更しています。

深い前傾姿勢で下ハンドルを握る場面でも、手の収まりがよく、ホールドしやすい形状です。高速域や下りで、バイクを落ち着かせて操作しやすくなります。
また、ステムを取り外さずにヘッドセットのプレロード調整ができます。ポジション変更や遠征時の作業を減らし、日常の扱いやすさにもつながります。

HB19 ハンドルスペック
新重量:335g(100-38/42サイズ)
旧重量:423g(C035ステム 100mm:133g + HB14ハンドル 400mm:290g)
重量差:88gの軽量化
フレア角:7°
ブラケット最狭幅:360mm(芯—芯)
下ハンドルの形状:断面を細く変更し、握りやすさを向上
対応車種:2023年〜2025年モデルのS5 Disc
車体取付時の必須パーツ(別売):
・S5 コラムスペーサーキット
・HB19 マウンティング ハードウェアキット(SK-HB19)
・HB19 ボルトカバーキット(GR-HB19)

R5/SOLOIST/Caledonia-5/Áspero-5オーナー向け|HB18で一体型コックピットへ
HB18は、R5をはじめ、SOLOIST、Caledonia-5、Áspero-5に対応する一体型ハンドルです。
90-38/42サイズで269.4g。セパレート構成と比較して137gの軽量化につながります。

ハンドルとステムを一体化することで、前まわりの重量を抑えながら、ねじれの少ない操作感を得やすくなります。上り、ダンシング、コーナーの切り返しで、バイクの動きを軽く感じやすくなります。
1-1/8コラム対応で、内装システムを活かしやすい
HB18は、1-1/8インチのステアリングコラムに対応しています。
これにより、対応車種ではケーブル類の内装システムを活かしたまま、一体型ハンドルへ移行しやすくなります。

ケーブル周りをすっきり見せながら、一体型ハンドルらしい軽さと剛性を取り入れられます。
Plus-Four形状で、巡航姿勢と操作性を両立
HB18も、HB19と同じくPlus-Fourコンセプトを採用しています。
フード部はドロップ部より4cm狭く、ブラケット部の最狭幅は360mm。上体を小さくまとめやすく、巡航時のフォームを作りやすい形状です。

下ハンドルには7°のフレアを持たせています。ドロップ部を握ったときに手首が自然に収まりやすく、下りや高速域でもバイクを押さえ込みやすくなります。
軽さだけでなく、長い距離でも無理の少ない姿勢を保ちやすいことがHB18の特徴です。
HB18 ハンドルスペック
- 新重量:269.4g(90-38/42サイズ)
- 重量差:前作のセパレート構成比で137gの軽量化
- フレア角:7°
- ブラケット最狭幅:360mm(芯—芯)
- 構造特徴:ステム一体型
- 対応車種:現行R5、Caledonia-5、SOLOIST、Áspero-5(フォークコラム径1-1/8採用モデル)
※一部モデルはヘッドベアリングトップカバーの変更が必要です。

S5/S3オーナー向け|SP34でサドル周りを軽く、調整しやすく
S5用の新型シートポストがSP34です。
ヤグラ周りの構造を見直し、前作比で27gの軽量化につなげています。軽量化のためだけではなく、サドル前後位置の調整幅を広げている点も重要です。

サドル位置は、ペダリングの感覚に大きく関わる部分です。数mmの違いで、踏み込みやすさや腰の収まりが変わります。
SP34は、今のポジションをさらに細かく追い込みたいS5/S3オーナーに向いたアップデートです。
ヤグラの小型化で、前後調整幅を広げる
SP34では、サドル固定部であるヤグラの形状と素材を見直しています。
パーツを小型化することで、サドルレールを動かせる範囲が広がり、前後位置の調整幅が約20mm拡大します。
サドルをもう少し前に出したい、後ろに引きたい。そうした細かな調整がしやすくなり、ペダリング時の腰の位置や踏み込みの感覚を合わせやすくなります。




SP34 シートポストスペック
- 重量差:前作比27gの軽量化
- 変更点:上部形状の見直し/ヤグラパーツ素材の見直し
- 調整機能:パーツ小型化によりサドル前後調整範囲が拡大(約20mm)
- 対応車種:2012年以降のS5(リム/ディスクブレーキ両対応)、2014年以降のS3/S-Series(リム/ディスクブレーキ両対応)
R5/Caledonia-5オーナー向け|SP33でシートポスト周りを軽く、調整しやすく
R5/Caledonia-5に対応する新型シートポストがSP33です。

ヤグラ周りと内部構造を見直し、前作比で23gの軽量化につなげています。シートポスト周りの軽量化は、上りやダンシングでのバイクの振りやすさにも関わります。
軽量化とポジション調整のしやすさを両立
SP33は、上部形状、ヤグラパーツ素材、内部構造を見直しています。
パーツの小型化により、サドル前後位置の調整幅が約20mm広がります。サドル位置を細かく合わせることで、踏み出しの感覚やペダリング時の安定感を整えやすくなります。
軽量化の数値だけでなく、自分のポジションに合わせ込みやすいことが、長く乗るうえでの扱いやすさにつながります。



SP33 シートポストスペック
- 重量差:前作比23gの軽量化
- 変更点:上部形状の見直し/ヤグラパーツ素材の見直し/内部構造の再設計
- 調整機能:パーツ小型化によりサドル前後調整範囲が拡大
- 対応車種:2018年以降のR5(D型シートポスト採用モデル)、Caledonia-5(D型シートポスト採用モデル)
まとめ|乗り慣れたcervéloを、もう一段扱いやすくするアップデート
HB19はS5のコックピットを一体型へ更新し、88gの軽量化とPlus-Four形状によるコンパクトなフォームを取り入れられます。

HB18はR5、SOLOIST、Caledonia-5、Áspero-5に対応し、137gの軽量化と一体型ハンドルのまとまりを加えられます。

SP34とSP33は、シートポスト周りを軽くするだけでなく、サドル前後位置の調整幅を広げます。
サドル位置を数mm単位で合わせたいライダーにとって、調整できる範囲が広がることは実用的なメリットです。
今回の新型コンポーネントは、バイクを大きく変えるためのものではありません。今乗っているCervéloの良さを残しながら、ハンドル周りとサドル周りを今の走り方に合わせやすくするアップデートです。
お求め・お取り付けのご相談は全国のCervélo正規取扱店へ
ハンドルやシートポストは、車体への適合確認が重要なパーツです。
対応モデル、必要な小物パーツ、ハンドル幅やステム長、サドル位置の調整などは、バイクの年式や現在の仕様によって確認が必要です。
ご注文や取り付けについては、お近くのCervélo正規取扱店へご相談ください。現在のバイクに合う形で、無理のないアップデートをご提案します。
▼ 全国のCervélo正規取扱店を探す




