例年よりも暖かい日が続きましたが、12月に入り一気に気温が下がり「寒くてライドに出たくない」という気持ちも出てくる頃ですが、暖かいウェアを着ることで冬のライドのハードルがグッと下がります。
冬でも快適なアソスのウィンタージャケットをご紹介します。
この記事の3ポイント
1. ウィンタージャケットは冬向け/厳冬向けに分かれる |
2.初めから暖かいのはMILLE WINTER JACKET |
3.運動中の体温上昇を利用して暖かいのはEQUIPE R WINTER JACKET |
アソスのウィンタージャケットは4種類あり温度帯により大きく、
6℃〜12℃向けのウィンタージャケット
-6℃〜6℃向けのウルトラズウィンタージャケット
の2種類に分かれます。
ウルトラズウィンタージャケットは1モデルのためわかりやすいですが、ウィンタージャケットは3モデルあり、どのウィンタージャケットが自分に適しているか分かりにくくなってしまっています。
ウィンタージャケットも大きく分けると2種類になります。
着た時から暖かいとサイクリング、ロングライド向けの「ミレ シリーズ」、運動時の体温上昇を利用し暖かさを確保するトレーニング向けの「エキップ シリーズ」に分かれます。
MILLE GT HASHOOGI WINTER JACKET S11
寒がりの方・スタートから寒いのが苦手な方におすすめのウィンタージャケット
レギュラーフィットとなっており、タイトすぎ無いフィット感です。
首元
首元は、struzzoKragen(ストルッツォクラーゲン)を採用しています。
ライド中ヒートアップし暑くなってくると涼しくするためにファスナーを下げてしまいがちですが、一時的に涼しくてもコア(心臓に)直接冷風を当てているようなものなので、一定領域を超えると運動能力が極端に落ちてしまいます。
このstruzzoKragenは、ジッパー下げなくてもウェア内の快適性を保持するためのシステムです。
起毛素材でできており、保温を行いながら適度に外気を内側に取り入れオーバーヒートを防ぎます。
この効果により寒過ぎず、暑過ぎない状況を維持します。
前面
全面は防風素材のAIRBLOCK-EVO.916を使用しています。
防風と透湿を合わせもった生地にフリース生地の3層構造になっています。
腕
NEOS Lightというソフトシェル生地を使用しています。
防風性と透湿性・撥水性に優れた生地となっており、汗のかきやすい腕の裏側は、通気性の良いRXファブリック(起毛素材)を使用。
動きやすさと保温・適度な熱放出をおこないます。
背中
あえて首から肩甲骨のラインは、防風素材を使用せず起毛素材を使用しています。
起毛素材を使用することで伸縮性がでるため着衣しやすくなります。
背中の内側は、メッシュ素材を貼り付け2層にする事でインナーからの汗を吸い外に放出します。
腹部の横には、10cm四方程のRXファブリックを設置する事で腹部に対する圧迫を少なくしています。
EQUIPE R HABU WINTER JACKET S11
暑がりの方・ライド中熱くなりすぎるのが苦手な方におすすめのウィンタージャケット
レースやトレーニング向けのシリーズとなるため、MILLEシリーズとは異なり、身体にフィットするタイト目なフィッティング感です。
首元
首元は、MILLE GT WINTER JACKET S11と同じstruzzoKragenを採用。
ファスナーを開けずに適度に風邪を取り込み、オーバーヒートしないようウェア内を一定に保ちます。
前面
こちらもMILLE GT WINTER JACKET S11と同じAIRBLOCK-EVO.916を使用。
防風と透湿を合わせもった生地とフリース生地を2重に貼り合わせたツインデッキ構造となっています。
これにより首元のstruzzoKragen部分から入ってくる少量の外気が、胸部・脇・肩甲骨の生地の間を抜けるため高温にヒートアップした状況では、適度に冷却する効果を持っています。
腹部
腹部にはNEOS Lightというsoftshell生地を使用。
コンプレッション性のある生地で腹部を適度に圧迫しフィット感を維持しつつ
保温力と動きやすさを安定させています。
腕
腕も腹部と同じNEOS Lightというsoftshell生地を使用。
防風性と透湿性・撥水性に優れた特徴を持ち、汗のかきやすい腕の裏側は、通気性の良いRXファブリック(起毛素材)を使用することで、動きやすさと保温・適度な熱放出を行います。
背中
あえて首から肩甲骨のラインは、防風素材を使用せず起毛素材を使用しています。
起毛素材を使用することで伸縮性がでるため着衣しやすくなります。
背中の内側は、メッシュ素材を貼り付け2層にする事でインナーからの汗を吸い外に放出します。
その他
胸部にはアクセサリーポケットがあり、荷物の多い寒い時期のグローブやウィーマー類を入れることが可能になります。
ヒートアップして不要となったアクセリー類を一時的に保管することが可能です。
選び方
2つのウィンタージャケットは6℃〜12℃を想定し、使用されている生地も似ており違いが分かりにくいですが、実際に着用すると暖かさが異なります。
運動強度がそこまで高くなく、あまり体温が上がらない方や絶対に寒いのは嫌という方には、
MILLE GT WINTER JACKET S11がおすすめです。
逆に運動強度が高く体温が上がりやすい方や、少しの体温上昇ですぐに暑さを感じられる方は
EQUIPE R WINTER JACKET S11がおすすめです。
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