先日、リリースされたNEW BLINDER MINI
コンパクトボディで被視認性が高い。十分に明るように見えますがこれまでのモデルと比べて実際にどうなのか?
と、その前に、KnogのCOB LEDモデルの発展を振り返ってみます。
今までにないもの→遊び心
COB LED(COBって何?というかたはこちら)を取り入れたのは、BLINDER MOBが実は初めて。
その時は、Mr.CHIPSという名前で、面で光る広角なLEDに、時代の最先端を感じて驚きました。
そこから時代は流れ、COB LEDを1列に配したPLUSが登場。
さらにCOB LEDを曲面に配置したCOBBERが登場。
そして、COBの基盤を制御してイラストが浮かび上がるBLINDERが登場。
そしてそして、今回BLINDER MINIとBLINDER Vにもこのイラストが浮かび上がるタイプのモデルがリリースとなります。
Knogは常に、Oh,Yeah!の感動と遊び心を添えてきますが、このようにまず最新のテクノロジーをプロダクトに落とし込み、後から遊び心を足してくるのも魅力的なブランドです。
COBBERを開発した際は18件の工場に無理!と断られて、それでも製品化したそうで執念が感じられます。
COB比較テスト!!
前置きが長くなりましたが、この時代と共に生まれてきたCOB LEDライトを採用したライト達。実際にどのくらい明るいのかテストしました。
COBを搭載したモデルで点灯モードでチェック
- COBBER(今回はハイエンドのBIG COBBER):F320ルーメン R170ルーメン
- BLINDER:F200ルーメン R100ルーメン
- BLINDER V:100ルーメン
- BLINDER MINI:F50ルーメン R30ルーメン
- PLUS:F40ルーメン R20ルーメン
※上記は最大ルーメン。フラッシュ時に最大ルーメンのため、点灯時は少しルーメンが落ちます。
テストのためKnogライトセーバーをセッティング。
グリップ部は、BROOKSのバーテープという仕様。
スペック的にも大きいほうが明るいに決まってるけど、実際にどのくらい違うのか。チェックしてみましょう。
テスト環境
8月11日 17:40〜18:00
帰宅時間で暗すぎず、明るすぎず、交通量が増える時間帯。
100m、300m地点での計測
自転車の速度25km/h、車の速度60km/h→相対スピードが35km/hと想定
100m到達時間:約10秒
300m到達時間:約30秒
100m地点と、300m地点でどのような見え方か?
つまり車が追いつく、10秒前、30秒前にどのような見え方をしているのか?
100m地点
普通に撮影するとちょっと見えにくい距離です。
もう少し肉眼に近づけると。
ライトセーバーを持った人が見えます。
下に行くほどスペックは高いライトに。
最新のBLINDER MINIのみ
BLINDER Vのみ
BLINDER MINIに比べ3倍の明るさがあるのでさすがに明るいです。
300m地点
同じく、ふつうに見ると遠いですが
もう少し寄ってみましょう
気配がしてきます。
さらに寄ってみます。
いました。追加で200m走ってマスクが苦しかったようです。
下に行くほどさすがの光量。
同じくBLINDER MINIのみ
BLINDER Vのみ
縦に長い分、視認性が高まります。
300mはハイエンドのBIG COBBERも確認
さすがのハイエンドモデル。前後共に認知スピードがアップします。
COBBERの特徴である330°のカバー具合を確認するため横を向いてもらいました。
変わらない明るさ。
これが安全を最大限に搭載したモデル(ドヤっ)。
もっと近くで各モデルを検証
こちらが真正面。
90°横に向けると、COBBERの凄さが分かります。
実際の道路での見え方
近づくと
カメラでの撮影ですので伝わりにくい部分もあるかと思いますが、やはりCOB LEDの面積があがればあがるほど視認性は高くなります。
そして、COBBERの330°は安全性を追求するとほしい機能になってきます。
特に最もリスクの高い追突事故をへらすために、自転車の乗車シチュエーションに合わせてベストなリアライトを選びましょう!!