冬から春に移るための3ポイント

1. 走る地域/時間帯の平均気温でウェアを選ぶ
2.風を取り込むか、保温性を下げるか
3.気温とレイヤリングを記録する

1月末に大きい寒波が来ると、冬の折り返しが来たシグナルです。
これからは日も伸び、徐々に暖かくなる春に向けたライドになります。

冬は寒くないように暖かくするウェア選びでしたが、暖かくなるにつれて保温と通気性のバランスが難しい時期にもなります。

そんな冬から春に向けての時期におすすめのレイヤリングをご紹介します。


ウェア選びで重要な2つのポイント

日中の気温は上がり暖かく感じられるようになりましたが寒暖差があり、朝夕はまだまだ寒く感じられますが春のライドを目一杯楽しむためにも2月から徐々に体を動かしていくことをおすすめします。

寒い時期のウェア選びで重要なポイントは2つ

走る地域/時間帯の平均気温
汗をかきやすく暑さを感じやすいか、それとも寒さを感じやすいか

この2点を意識してウェアを選ぶと快適なライドを行いやすくなります。


冬から春に向けておすすめのレイヤリング

ASSOSのウェアはクライムコードと呼ばれる季節(温度帯)を大きく3つに分けたものがあり、

22℃以上
サマーモデル

12℃~22℃
スプリングフォールモデル

-6℃ ~ 12℃
ウィンターモデル

(-6℃~6℃は ULTRAZ WINTER)

のようなラインナップとなっています。

これらのクライムコードを混ぜて使用することもでき、ASSOS同士であれば重ね着をしていても縫い目が重なり痛みに繋がることがありません。

寒い冬の間でもウィンターライドを楽しんでいた方は、冬のレイヤリングを少し変更することで季節の変わり目でもライドを快適なものにできます。

ASSOSがおすすめする季節の変わり目におすすめなレイヤリングパターンを3つご紹介します。


ジャケットはそのままでインナーのレンジを変更する

まず1つ目は冬に着ていたジャケットはそのままに、インナーのレンジを変更するです。

ASSOSのジャケットとインナーはそのものが発熱するものではなく、運動で上がったライダーの体温をウェア内に閉じ込めておくことで暖かさを保ち、一定の温度を超え上がり過ぎた熱はウェアの外へ排出するように開発されています。

インナーのレンジを変えることにより、インナーの保温性が下がりウェア内の温度を抑えることができます。

ライド中、体の中から暑さを感じ始めるとインナーの変更がおすすめです。

個人差もありますがライドの平均気温が、3℃~5℃上がった場合インナーの変更がおすすめです。


インナーはそのままでジャケットのレンジを変更する

次にご紹介するのはインナーは同じレンジで使い続け、ジャケットのレンジを変更するです。

ウルトラズウィンタージャケット → ウィンタージャケット → スプリングフォールジャケット

のようにインナーはそのままでジャケットのレンジを下げることでインナーを変更するように保温性を下げる効果もありますが、空気を取り込むの性能が上がります。

ライド中、体の表面に暑さを感じ始めるとジャケットの変更がおすすめです。

ライドの平均気温が5℃を超えだすとウルトラスウィンタージャケット→ウィンタージャケットへ
ライドの平均気温が15℃を超えだすとウィンタージャケット→スプリングフォールジャケットへ

変更するのがおすすめです。


ジャケットからロングスリーブジャージ+ベストに切替

最後はジャケットからロングスリーブジャージ+ベスト(ジレ)に変更するです。
ASSOSでいえばウィンタージャケットからスプリングフォールジャージ+スプリングフォールベストのようなイメージです。

ジャケットの前面には防風素材が使用され、ジャージはフリース生地が使用されています。
防風性能を持たないジャージに防風性能や保温性のある、ベストや、シェルを合わせることで、ジャケットと同じような効果を得ることができ、なおかつ熱い場合は脱ぐことで調整が容易となります。

ライドの平均気温が20℃付近になってきたころにはこの切替がおすすめです。


またASSOSにはEQUIPEシリーズとMILLEシリーズがあり、トップスではタイトさ以外にも保温性や、透湿性にも差があります。

透湿性の高いRSシリーズは体温が上がりやすく汗をかきやすい方におすすめです。
汗をかきやすい場合、熱を溜め込み過ぎると多くの汗をかきウェア内に溜まります。溜まった汗は走行中の風により汗冷えを起こしてしまい、暖かくしているのに寒いといった現象になります。

逆に、汗をあまりかかず寒さが苦手な方はGTシリーズがおすすめです。
GTシリーズは保温性に優れ、着た時から暖かくライド中の体温をあまり逃がしません。


またライドのレイヤリングと強度/気温をストラバなどのライドアプリのメモで記録することで気温に合わせたレイヤリングが考えやすくなるかもしれません。


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