冬物から春・夏のウェアに切替始めるころですが長期間保管する場合リセット洗濯がおすすめです。

この記事の3ポイント

1. 冬終わりの洗濯が次の冬に影響する
2.洗濯前の予洗いがポイント
3.保管は通気の良い場所で

例年冬ウェアを使い始める11月前後ごろに、生地のダメージに関するご相談を多く承ります。

生地自体の寿命も考えられますが、生地の劣化で主な原因は生地内部に発生したバクテリアが生地にダメージを与えているケースです。

使用期間が大きく開く場合にASSOSではリセット洗濯をおすすめしています。

リセット洗濯方法

洗濯機で洗う前に30℃までのぬるま湯で汗の溜まりやすい箇所

タイツ:腰部分・膝部分・パッド部分

ジャージ/ジャケット:首周り、袖(脇周り)

インナー:首周り、袖(脇周り)、腰周り

を手で軽くもみ洗います。

その後、洗濯機を使用し

「ネットに入れず」
「裏返し」
「ウェアのみ」

で洗濯をします。

この際にバクテリアのエサとなる皮脂汚れを残さないようしっかりとすすぎをすることがポイントとなります。
節水モードやお急ぎモードなどは使用せずに、通常の洗濯モードで洗濯してください。

洗濯後、5時間以内に風通しの良い日陰で完全に乾燥させたのち、通気のよい場所で保管をしてください。

洗濯に関するよくあるご質問

Q.洗剤は、ASSOSのACTIVE WEAR CLEANSERでないとダメですか?

A.いいえ。ACTIVE WEAR CLEANSERでなくても大丈夫ですが、ACTIVE WEAR CLEANSERをおすすめします。

ACTIVE WEAR CLEANSERをおすすめする理由

一般的な洗剤では皮脂汚れは落ちづらい汚れとなります。
サイクリングウェアのために開発されたACTIVE WEAR CLEANSERは、皮脂汚れを落とす「タンパク分解酵素」が比較的多く含まれているため、頑固な皮脂汚れをしっかりと落としてくれます。
一般的な洗剤にも含まれていますが、酵素の値段が高い為少量しか配合されていないことが多いです。

また、ACTIVE WEAR CLEANSER以外の洗剤を使用する場合は下記点を必ず注意してください。
 ・液体洗剤
 ・漂白成分が入っていない洗剤
 ・柔軟剤は配合しない物(柔軟剤は使用しない)

正しく洗濯をして
ASSOSウェアを長くご愛用ください!


ウェアについてさらに詳しく…なぜウェアは加水分解するのか?

ウェアに使用される素材(俗にいうライクラ)は、伸縮性の高い糸を編み込んだ生地で、

優れた伸縮性をもち、動きやすく、しなやかな着心地と、快適なフィット感を着る人に提供します。
この伸縮性の高い糸が破断してしまうと生地の性能を失います。

糸が破断してしまうのは、生地の中にいるバクテリアが生地に詰まった皮脂を好んで食べ、その後にした糞が原因となります。

そのため、汗の溜まりやすい位置が主にダメージを受けやすい場所となります。

腰(背中と臀部の境目)

理由:背中からの汗は全て下に流れてくる為、腰の部分は汚れが溜まりやすい

膝の裏から脹脛にかけて

理由:常に動く部分であり膝の裏側は汗に溜まり場

生地のダメージを防ぐために

定期的に使用している場合は、使用後の毎回の洗濯はかかさないでください。

冬ウェアから春ウェアなどに切り替わり使用期間が大きくあく3月から4月頃にASSOSではリセット洗濯を推奨しています。


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