寒い日が続いていますが、1月下旬から2月にかけて、さらに気温が下がりこれから極寒へ向かっていきます。ここまで寒さが厳しいと10度前後で使用していた冬ウェアでは寒さを凌げません。
厳冬向けのウェアをそろえるのかウィンターウェアにミッドレイヤーを追加するのかそれぞれの特徴をご紹介します。


この記事のポイント

  • 幅広い温度対応力
    -6度から6度の気温に対応するウルトラズウィンター
  • 柔軟なレイヤリング戦略
    寒暖差の激しい環境でのおすすめのミッドレイヤーを使ったレイヤリング
  • ライドの平均気温
    最低気温だけを見るのではなくライド全体を通した平均気温を参考に

おすすめの組み合わせ例

1. ULTRAZ WINTER JACKET + ULTRAZ WINTER SKIN LAYER

極寒環境でのベーシックな組み合わせ。高い防寒性を持ちながら、透湿性に優れた快適な装備。

2. WINTER JACKET + ULTRAZ WINTER SKIN LAYER + THERMOBOOSTER

寒暖差が激しい日や、気温が一時的に低下する場面に最適。スプリングフォールジャージとして開発されたThermoBoosterを重ね着することで、急激な冷え込みに対応可能。ThermoBoosterは薄手で起毛素材を使用しており、コンパクトに折り畳むことができる便利なアイテムです。


各商品の特徴

MILLE GT EISENHERZ ULTRAZ WINTER JACKET S11

首元:struzzoKragenを採用

首元は、struzzoKragen(ストルッツォクラーゲン)を採用しています。
ライド中ヒートアップし暑くなってくると涼しくするためにファスナーを下げてしまいがちですが、一時的に涼しくてもコア(心臓に)直接冷風を当てているようなものなので、一定領域を超えると運動能力が極端に落ちてしまいます。

このstruzzoKragenは、ジッパー下げなくてもウェア内の快適性を保持するためのシステムです。
起毛素材でできており、保温を行いながら適度に外気を内側に取り入れオーバーヒートを防ぎます。

この効果により寒過ぎず、暑過ぎない状況を維持します。

前面:AIRBLOCK-EVO.888生地

防風性と透湿性を兼ね備えた生地AIR BLOCK EVO.888(エアブロックエボ.888)を使用しています。
外からの冷気は止めますが、中からの通気性は高かく、蒸れません。

生地は薄く伸縮性が高いため、ゴワつきやすい冬でも楽に着用可能です。

裏面:HEATERテキスタイル

ワッフル状の起毛素材HEATER(ヒーター)テキスタイルが外側のエアブロックエボ.888と2重構造となっており暖かい空気を間に閉じ込め、保温性を向上させています。

腕:ZigZaggyソフトシェル生地

暖かいのに曲曲げ伸ばししやすいZigZaggy(ジグザギー)ソフトシェル生地の表面は防風性と撥水性を持ち走行中の冷風や、小雨などから体を守ります。

内側は、通気性の良いRXファブリックを採用。暖かい起毛素材で寒さから体を守ります。

背中:起毛素材とメッシュ構造

熱の籠りやすい背中側は、あえて防風素材を使用せず起毛素材をそのまま使用。エアブロックエボ.888も伸縮性がありますがさらに伸縮性が高いため着脱が容易となります。

内側はメッシュ構造が取り入れられ常にウェアと密着し続ける背中の汗を吸収し外に放出する設計になっています。


Spring Fall ThermoBooster P1

薄手で高性能な起毛素材

新素材Skubaを採用し、薄さと暖かさを両立。

優れた通気性

過剰な熱を逃がし、快適な温度を維持。

コンパクト性

シームレスな構造で折り畳み可能。携帯性抜群。


厳冬期のウェア選び

それぞれの組み合わせには独自の強みがあり、どちらを選ぶかは好みや使用シーンに応じて決めることができます。極寒の中、安定した暖かさが欲しい場合は「ULTRAZ WINTER JACKET+ULTRAZ WINTER SKINLAYER」の組み合わせを、寒暖差の激しい環境や予測が難しい場面では「WINTER JACKET+THERMOBOOSTER+WINTER SKINLAYER」の組み合わせが適しています。

天気予報の最低気温も参考になりますが長時間に及ぶライドではライド自体の平均気温が重要となります。日の当たりやすいエリア日の当たりにくいエリアなどライド全体を通して極寒なのか少し暖かくなるのかなど想定すると快適なウェアが選びやすくなります。


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