カトーサイクルに勤務する 羽田野です。
5年ほど乗ってきたバイクから、Cervelo R5に乗り換えました。
今回は乗り換えの経緯と、実際に平坦・登りを走ってみた感想をまとめて紹介します。
乗り換えのきっかけ
出会いはお店に試乗車が来たときでした。S5とR5を乗り比べて、R5の方が自分に合っていると感じ、その乗り味がずっと忘れられませんでした。後日フジヒルのExpoでもう一度試乗する機会があった際も印象は変わらず、乗りたい気持ちが固まっていきました。
その後お店にちょうどいいフレームがあり、家族との相談を経て、コンポの載せ替えという形でお迎えすることにしました。 組み換えのタイミングで消耗パーツの交換も済ませています。

サイズ選びについて
サイズは48 (身長164cm、サドル高69cm)、ハンドル幅36/40、ステム長90mmを選びました。毎度フレームを選ぶ度にサイズの狭間で悩ましい体格でしたが、決め手になったのは次の3点です。
・自分より背が高く手足の長い知人が48サイズに乗っていたこと
・シマノバイクフィッティングで推奨されたサイズが48だったこと
・富士ヒルで実際に48サイズに乗り、フィット感を実感したこと
以前のバイクでも良いポジションが出せていたため、その感覚をベースにプラスの要望を伝えて組んでもらいました。 試乗車とはポジションもホイールも異なる状態からのスタートだったので、どんな印象になるか楽しみにしていました。
重量はボトルケージ付き、サイコンなしで6.7キロで、大満足な重量です。

一体型ハンドルについて
R5購入時は1度だけハンドルの交換をしてもらえるという条件でした。前のバイクのハンドル幅はC-C400、ブラケット380mm、ステム80mmだったのに対し、メカさんと相談してC-C400、ブラケット360mm、ステム長90mmを選びました。元々フレームセットに付いてきたハンドルよりも、ステムが長いものに交換したことになります。
高価な一体型ハンドルは気軽に買い替えできないぶん選ぶのに悩みますが、1度だけ交換してもらえる条件があったことで、安心してサイズを選ぶことができました。

走り出してすぐの印象
走り出す前に軽く試走してみたところ、走りの軽さに驚き好感触。
ポジションも調整不要でした。コンポとホイールは変わらず、フレームとハンドルが違うだけなのですが、漕ぎ出しの軽さと、進む感じがとても印象的で、あの日のトキメキは変わっていませんでした。
平坦を走った感想
ホイールはPrinston Carbon Works Peak4550で、試乗車のENVEとは違う組み合わせだったため、フレームとの相性は正直未知数でした。 R5はエアロ要素の高いS5と比べると、その面では一歩譲る設計です。ですが、走り出してみると平坦での性能が劣るという印象はまったくなく、最初のひと踏みから「速い」と感じるほどのフィーリングでした。
BB辺りに剛性感は感じるものの、乗り心地は良好。踏んだ分だけしっかり進み、フレームとホイールの懐の深さも相まって非常に気持ちよく走れます。この日は普段走っている坂のベスト記録を更新することもでき、実力以上に走れているような感覚がありました。
R5はクライムバイクという位置づけで語られることが多いですが、平坦でも十分気持ちよく走れるバイクです。ダンシングも特別な操作を意識せずに乗れており、扱いやすさも印象的でした。

登りを走った感想
平坦も良かったですが、登りはまた違う良さがありました。同じ斜度でもギアが1〜2枚軽くなるような感覚があり、バイクの「登らせ方」に違いがあることを実感しました。
回転でもトルクでもバイクがしっかり進んでくれるタイプで、素直な進み方をしてくれる印象です。実力以上のパフォーマンスを引き出してもらえている感覚があります。

使ってよかった付属品
R5にはENVEのボトルケージを取り付けていますが、これが非常に使いやすいのであわせて紹介します。フレームの前三角があまり大きくないサイズでも、サイド部分が凹んだ形状のケージなら出し入れがスムーズです。しっかりホールドされながらも取り出しやすく、マットな塗装との見た目の相性も良好。メーカーロゴも控えめで、悪目立ちしないのも気に入っているポイントです。

R5を選んだ本音の理由
個人的にはS5のような、エアロなバイクの見た目が好きです。ですが信号の多い都市部、平坦、山間部と多彩なコースを走ることが多いので、軽くて取り回しのしやすいR5の方が自分には向いています。
男性と比べて出力も持久力も劣る部分を、軽さで走ってくれるR5がフォローしてくれている感覚です。
ヒルクライム、エンデューロ、サイクリングと、これから幅広く一緒に走り続けられそうです。良い相棒に出会えました。
あえて言うなら…
正直なところ、サイズも乗り心地も重量も走りも、不満に感じる部分が見つかりませんでした。良いことばかり書くとステマのようですが、これは素直な実感です。
強いて挙げるなら、既に触れた通りエアロ性能はS5に一歩譲る点。欲しいタイミングで希望の色やサイズがすぐに手に入るかどうかというところくらいです。
まとめ
乗り換え当初から、ポジション面での違和感はほとんどありませんでした。平坦・登りのどちらを走っても、以前から乗っていたかのような一体感があり、今のところ気になる欠点は見つかっていません。シチュエーションを問わず楽しく走れるバイクだと感じています。
エアロ最速よりも、多彩なコースを軽やかに走り抜けたい人、体力面で少し余裕を持たせたい人には、R5はとても頼れる相棒になると思います。

R5 ラインナップ
R5
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