製品チェック

エアロ効果を高めるステム
エアロステムはエアロ効果を高めるステムです。
全面投影面積を減らし、ボルトを隠すことで空気抵抗を削減します。
従来のステムと比較し、ステム単体であれば平均0.6W削減。
SESエアロハンドルバーと合わせて使用することで、5Wの削減を実現します。

細かな調整で理想的なポジションへ
エアロステムには、12°固定シムと-17°/-7°シムの計2個付属します。
12°固定シムを使用すると、ステム長から+/-2.5mmされ、-17°/-7°シムを使用すると、ステム長はそのままですが、角度が変更可能になります。
丸型のスペーサーは空力が悪いため、スペーサーを使用せずにポジション出しが可能となっています。

ライダーが80%の空気抵抗
自転車に乗る上で空気抵抗の80%はライダーによるものです。
パーツ1つ1つの積み上げも大切ですが、ライダーの空気抵抗をいかに減らし、長時間そのポジションを続けられるかが重要です。
ENVEのエアロステム、エアロハンドルは、パーツ自体で空気抵抗を減らすのはもちろんのこと、ライダーが自然と楽にエアロポジションを取れるよう設計されています。

プロチームと共同開発
当時のワールドチーム「ディメンション・データ」と共同開発され、ツールドフランス最多35勝を達成した「マーク・カヴェンディッシュ」や発射台としたカヴェンディッシュを支えた「マーク・レンショー」などからフィードバックをもらい、開発されました。

確実にハンドルを固定する方法
ステムはポジションを出すだけでなく、ハンドルを支えるという役割があります。
基本的に4点で均一に絞めますが、
エアロステムは、上 1点/下 2点 の計3点で固定されます。
これは、モータサイクルでよく使用される方式で上側のボルトで完全にstem側に接点させ、下側を占めることによりフェイスプレートをしならせながら固定します。
フェイスプレートを巻き込むような形いでハンドルバーを固定出来るので、ハンドルへの負担を最小限にしっかり固定する事が可能です。