SESを使用するポガチャルの勝利で幕を閉じたツールドフランス2025。SESシリーズの大活躍が目立つ中、ENVEのロードフレームMELEEに乗るトタルエナジーのジョルダン・ジェガットが総合10位で終える大活躍を見せました!
その他ステージ勝利はなかったものの、多くのステージで逃げに乗り、第1ステージ、第8ステージで敢闘賞を獲得し、レースを盛り上げる走りを見せてくれました!
レースバイク最大のタイヤクリアランス

近年ロードバイクのタイヤがワイドになってきていますが、レースシーンでは30Cあたりが最大となっており、フレームも太くて32C までとなっているものが多いですが、ENVEのMELEEは最大タイヤクリアランスが35C。
一見エンデュランスロードのスペックに見えてしまいますが、性能はレーシングバイクです。
24年のツールドフランスではステージ1勝。日本国内で行われたツールド九州では総合優勝。今年のツールドフランスでは総合10位にランクインするなど他社のレースバイクと引けを取らない結果を残しています。


ENVE MELEEが快適なのに速い理由
ENVE MELEEは、自転車をとことん追求するENVEのスタッフたちが本当に乗りたいロードバイクを作り始めたところからスタートします。

目指したのは、ロードバイクとしてのスピードはもちろんのこと。「軽い、乗り心地がよい、エアロ性能が高い、ハンドリングが安定」をコンセプトに開発されました。
エアロ性能はSESの知見をもとにホイールと共同システムとして開発。
タイヤ、ホイール、フレーム、ハンドル、ステム、シートポスト全てが一体で考えられ、現実世界最速を目指します。

ENVE製品がプロの速度域やパワーでも使用でき、ホビーライダーが乗っても快適に感じるのには理由があります。
一般的にカーボン製品は軽くて高剛性と言われ”カーボン”という素材自体に注目されています。
また様々なカーボンシートのサプライヤーが独自のカーボンシートの特徴を前に出し、よさをプレゼンをしますが、ENVEは、カーボンシート自体の特性ではなく「貼り合わせる角度を調整」することで特性にあったカーボン製品が作れると確信しています。