【スタッフレビュー】私のツーリングギア

自転車旅をする際、キャンプをするのかや、洗濯物をどれだけするのか、何泊するのかなどでカバンや必要なギアが変わってきます。

今回は、3泊4日の九州旅を行った私の装備を紹介します。
なにかの参考になれば幸いです。


冬の3泊4日ツーリング

今回は12月の気温1桁~最高12℃前後で、キャンプではなく全てビジネスホテルで宿泊し、なるべく軽装備で行く計画をしました。

今回の旅のエリアは九州。
九州までは新幹線で輪行するため、極力身軽になるようにギアを選択しました。


◯使用ギアと今回のツーリングでの評価

今回使用したギアの評価をそれぞれ紹介します。

・ストレージ1 UTILITY HIP BAG 6L(RESTRAP)
 ★★★★★

ハンドルバッグにもなり、自転車から離れるときはヒップバッグにもなる2WAYバッグです。
輪行も行うので、なるべく手をフリーにしたいため、このバッグをチョイスしました。
基本的にモバイルバッテリー、貴重品、鍵などを入れています。

この選択は大正解でした。
輪行時も手がフリーになるので移動がとても楽になり、ホテル到着後夕食に出かける際もこのバッグを持って出かけられるので最高でした。

また、バックルはFIDLOCK製のマグネットバックルなので、指を引っ掛けるだけで簡単に開けられるので便利です。


・ストレージ2 SADDLE BAG+DRY BAG 14L(RESTRAP)
 ★★★★☆

主に着替え、上着などかさばるアイテムを収納しています。
ドライバッグとステイが分離できるので、ホテルや温泉に入るときもそのままズボッと取り外すだけなのでとても便利。

後ろにはベルトループが付いているので、クリップで取り付けられるライトを挟むことで、
シートポストに取り付けられなかったリアライトが取り付けられます。

今回はLEZYNE ZECTO DRIVEを使用しました。


改善点→洗い替えジャージ、パンツ、防寒着で容量がMAXに。今回そこまで寒くなかったので上着を減らしてもう少し容量を増やしても良かった。
冬のツーリングであればフレームバッグでストレージを追加しても良かった。


・ストレージ3 UNIVERSAL STRAP
 ★★★☆☆

こちらはストレージが足りなくなった場合の最終として用意していましたが、
結局、使用しない輪行袋を固定するのに使用していました。

軽量なものであればフォークブレードにも取り付けられたので、最終的にはそちらに移動しました。
(車輪に絡まる可能性もあるので要注意)

気軽に取り付けられるのはとても便利でいろんな物を巻けるのでとても便利な一方、
長期間ツーリングをしたり、グラベルを走るのであればしっかり荷物を覆えるもののほうが良いかも?


・ボトルケージ TWIST 590 & TWIST UNI CONNECTOR(FIDLOCK)
 ★★★★★

メインは590のボトルで、こちらは水を入れる用、UNI CONNECTORはスポーツドリンクやジュースを入れるようにしました。
この選択がとても良かったです。

TWISTボトルはキャップ付きとキャップなしのモデルがありますが、今回はキャップ付きの590mlモデルをチョイスしました。

気軽にボトルを洗いづらい環境ということもあり、なるべく衛生的に保つため、キャップ付きにしました。
グラベルや雨が降ったときに飲み口を保護してくれるので、とても便利でした。

また、UNI CONNECTORは基本的にスポーツドリンクやジュースのペットボトルを取り付けていました。
毎回ボトルを洗うこともできないので、ベタベタしやすい飲み物をUNI CONNECTORに取り付けて運用していました。


・その他 VACUUM HANDLEBAR FLEX 2.0(FIDLOCK)
 ★★★★★

通常ハンドルバーに取り付けるギアですが、今回はステムに取り付け。
結果、スマートフォンを横画面でも使用できるので、ナビのように使用することもできました。

何か写真を取りたいときや道を調べるときに片手ですっと取り外してパッと操作できるので、大変便利でした。

今回使用したHANDLEBAR FLEXモデルは、工具不要でどんな形状でも概ね取り付けられるので、
出先でも瞬時に取り付け場所を変えられます。

また、ハンドルバーに取り付ければちょっとした車載動画にもなるのでとても便利でした。


ハンドル周りを腕が疲れにくいスーパーツーリング仕様にカスタム

連泊をする旅では疲労が結構厄介です。
数年前に行ったツーリングでも、腕や肩の疲れが結構溜まっており、結構苦労しました。

今回は超快適ツーリングにしようと思い、ハンドルはENVE のGRAVEL HANDLEBAR、ステムはCANE CREEKのEE SILK STEM80mmを使用しました。

アルミやクロモリのハンドルは頑丈で長期ツーリングではとても安心ですが、今回は前回の反省も踏まえて、ENVEのカーボンハンドルバーの中で最も柔らかく、振動吸収性の高いGRAVEL HANDLEBARを選びました。
さらに、もっと快適に走行するため、EESILKを選択。

柔らかすぎて逆に疲れるのではないかと少し不安もありましたが、これが案外調子が良かったです。

EESILK STEMはコラムを軸に上下するため、上ハンドルを持ったときはとても快適に走行でき、
下ハンドルを持ったときはあまり動きません。
(グラベルで荒れた路面でハンドルを押さえつけたいときにフワフワしないのでこれはこれでGOOD)

下ハンドルを持ったときにあまり吸収しない微振動を柔らかいグラベルハンドルがうまく吸収してくれるという、お互いの良いところがうまくマッチしたセッティングでした。

現状、ツーリングをするときはこのセッティングが私の中でベストだと感じました。


春のツーリングに向けて何かの参考になれば幸いです!!

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