ASSOS サマーグローブの選び方

ASSOS サマーグローブの選びの3ポイント

1. ライドスタイルに合わせた厚み

2. パッド量

3. 操作性

夏用グローブって必要?

そもそも夏にグローブは必要なのでしょうか。
冬や春、秋などは寒さ対策とわかりやすいですが暑い夏にグローブをする必要がないようにも思えます。

自転車の乗車で重要な部分と言われているのは、ライダーと接する「サドル」「ハンドル」「ペダル」の3点。

サドルはお尻と密接しており、お尻・ショーツ・サドルの関係にり、肌に一番近いショーツが一番重要となります。

ペダルは、足・ソックス・シューズ・ペダルの関係性になります。

ハンドルは、手・グローブ・バーテープ（グリップ）の関係性になります。

すなわち、夏でも冬でもバイクと接することに変わりのない手も、シューズとソックス、サドルとショーツと同じようにグローブを選ぶことで快適なライドを楽しむ大きな要因となります。

ASSOSで人気の高いサマーグローブの違いと選び方をご紹介します。

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サマーグローブを着用するメリット

バイクと接すると言ってもバーテープを巻いているから素手で大丈夫。快適なのはわかるけどパッドがたくさん入ったグローブではダイレクト感が少なく好みではない。といった方も少なくないと思います。

しかし、上半身を支え自転車の操作を担う手には、前輪の振動が、ハンドルを通して伝わり、その衝撃や強くハンドルを握る事により手が圧迫され痺れが発生する事があります。
意図せず転倒した際に人間はまず手を出してしまう特性があり、素手だと手の平が擦り剝けケガのリスクが高まります。
また、荷物をあまり持ちたくないサイクリストにとって多くの汗をかきやすい夏のライドでは流れる汗を拭くことが出来ず目に入るトラブルも起こりえます。

ASSOSのサマーグローブはこれらのトラブルを避けるための開発がされています。
さらに、着けていてもごわつかないような生地やデザインで製作されています。

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3種類のサマーグローブ

現在ASSOSには大きくロングライド向け、レース/トレーニング向け、エアログローブの3モデルがサマーグローブとしてラインナップしています。

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GT SUMMER GLOVE

厚目のパッドを採用した快適性の高いグローブ

アッパー

軽量化と、通気性浸透性を高めた厚さ0.65mmのパンチングメッシュ素材を使用したアッパー素材を使用。

前作のサマーグローブに比べ25％軽量化に成功しました。

左右の親指にはタオル素材を使用し流れる汗を拭き取れます。

手の平側

0.55mm厚の素材に手の平には指の付け根と小指下にパッドを配置。
ハンドルを握った際の圧迫を抑え路面からの振動吸収を担います。

生地やパッドが他のASSOSサマーグローブに比べ厚いため振動吸収性に優れ快適性に優れるため、ロングライドなどにおすすめです。

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RS SUMMER GLOVE TARGA

適度なパッドを搭載し解剖学的構造を模倣した5つの異なるテキスタイルと10枚のパネルから作られるレース向けサマーグローブ

アッパー

厚さ0.3mmのBreezerテキスタイルと呼ばれる通気性の高い薄くで超軽量素材を使用。
ハンドル操作時に邪魔をしない伸縮性も持ち合わせています。

またサマーグローブで唯一のロングフィンガーモデルもあります。

ロングフィンガーモデルは人差し指はスマートフォンに対応します。

左右の親指にはタオル素材を使用し流れる汗を拭き取れます。

手の平側

0.5mm厚の手の平には指の付け根と小指下にパッドを配置。
ハンドルを握った際の圧迫を抑え路面からの振動吸収を担います。

親指と人差し指の間に固めの生地を採用し、ハンドルを握っている時の擦れを防ぎます。

手の動きを考えられたパネル構造

異なる5つのテキスタイルをライド時の手の動きに合わせた10パネルに分かれ手の動きによりシワになりやすい箇所はカットされておりています。

親指の付け根付近

小指付け根付近

手首付近

GTグローブに比べ生地やパッドが薄く作られ、手の動きに沿うデザインのため着用感が少なくハンドルを握っていても素手に近いダイレクトな感覚のためトレーニングやレース向きのグローブです。

TUDOR PRO CYCLING TEAMのレーサーはこのグローブを使用しています。

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RSR SPEED GLOVE

身体の中で一番初めに風が当たる手の空気抵抗を減らすためにデザインされたグローブ

RSR SPEED GLOVEはエアロスーツやエアロソックス、など空気抵抗の削減を考えられた製品と同じbi-stretch(バイストレッチ)テキスタイルを使用。

ライクラが混ぜられたワープニット構造で軽いコンプレッションと大きなストレッチ性能で肌へ馴染みます。

パッドはありませんが、親指と人差し指の間にシリコングリップが設置され、

手の平に使用されるメッシュ素材が安定したグリップ感を与え汗をかいた手でも安定した操作が可能です。

指は第二関節が隠れるほどの長さでTTバーやエアロポジションをとった際に前面から指が隠れエアロ効果を高めます。

ほかのサマーグローブに比べ裾が長く、アッパー素材が腕の内側まで伸びおりこちらもライド時のエアロ効果を高めます。

TT中のエアロバーを持ったポジションで空気抵抗を減らすために考えられたこのグローブは１秒でもタイムを縮めたいライダーにおすすめの競技向けグローブです。

TUDOR PRO CYCLING TEAMはTT時にこのグローブを使用しています。

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おすすめの選び方

おすすめの選び方としてライドスタイルに合わせたグローブを選ぶです。

ロングライドやコンフォートライドをメインに走る方はGT SUMMER GLOVEを、レースやトレーニングでしっかりと走りたい方はRS SUMMER GLOVE TARGAをTTや短距離でハイスピードなレースなどではRSR SPEED GLOVEがおすすめです。

また好みに合ったパッドの厚みで選ぶこともおすすめします。

サイズについて

サイズチャートを参考に、一度試着しハンドル等を握ってみる(握るような動きを行う)

その際に、大きすぎると手の甲にシワができ生地が重なり合うようになり、小さすぎると突っ張ってしまい（苦しい感じになる）握りにくくなります。

グローブと特性として使用を続けると、伸びながら馴染むので大き目よりかは小さ目をお選びください。

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