この記事の3ポイント

1. ASSOSが考える寒い時期のウェアの役割は「汗を肌から離す」「保温」「防風」
2.ジャケットはこれらの役割をインナーとジャケットの2枚で3機能完結。
3. ジャージはインナーと合わせて「汗を肌から離す」「保温」まで。防風にはもう1枚必要。

ASSOSには秋用のトップスがジャージとジャケットの2種類存在します。

紅葉や食などいつものライドにプラスして楽しい時期ですが、寒さを感じ始める時期でもあり、「寒いから乗らない。」に繋がりやすくもなります。

秋のライドをより快適に楽しめる秋用ウェア。その中でも違いのわかりずらいジャージとジャケットの違いをご紹介します。


寒い時期のウェアの役割

いきなりですが、
今まで秋にライドに出掛けた際に、お昼ごろの暖かい気温に合わせて、
夏用ジャージにアームウォーマー。夏用ショーツにレッグウォーマー。
のような恰好でライドへ出発。

思いのほか遠くまで行ってしまい、日が暮れた帰り道でとても寒い思いをしたことはありませんか?

ウォーマーを付けていても、夏用のウェアは暑い環境で使用されることを想定しているため、かいた汗を乾かし身体を涼しく保とうとする効果があります。

そのため、腕や脚にウォーマーをつけていても体のコア(中核)が冷えてしまいます。
一度コアが冷えると身体は寒さから脳を守ろうとし、末端の手先、足先などに血液が周りづらく寒く感じる原因となります。

これを防ぐためには、

吸水
保温+透湿
防風

この3つの機能が寒い時期のウェアには求められます。

吸水の必要性

常にペダリングを続ける自転車は、いくら涼しい。寒い。とはいえ体温が上がり汗をかきます。

汗をかいたままにしていると走行中の風や外気により汗が冷え「汗冷え」の原因となってしまいます。
そのためかいた汗を肌から離すことが重要です。

保温+透湿の必要性

保温は言わずもがな、寒さから守るために必要になります。
しかし、保温力が高くとも透湿がなければ汗が抜けずウェア内にたまり続け寒さを感じる原因となります。

特に秋は寒い時間帯と暖かい時間帯では10℃以上差が開くこともあり、保温と透湿のバランスが重要です。

防風の必要性

冷たい風から守ることはもちろん。かいた汗が肌で乾くことを防ぎます。


ジャージとジャケットの違い

ジャージとジャケットの違いを簡単にまとめると、持っている機能の数が異なります。

ジャケット

ジャケットは吸水 / 保温+透湿 / 防風の3機能を持ち、スプリングフォールジャケット。ウィンタージャケットはそれぞれ保温力が異なり、共にインナーとジャケットの2枚で完結できるようなっています。

ジャージ

ジャージは吸水 / 保温+透湿の2機能を持ちます。

ジャケットと異なり防風がないことはデメリットではなく、調整ができるメリットでもあります。
初秋から使用することができ、春の間も長く使用可能です。

またジャージの上にウィンドジャケットやレインジャケットなど防風性のあるアウターをレイヤリングすることで晩秋から初冬近くまで使用することが可能な万能なアイテムです。


MILLE GTS SPRING FALL JACKET C2の特徴

秋口から初冬、春に向けてのロングライドに適したジャケット。

胸・脇・背中上部、防風と透湿を合わせもったAIR BLOCK 888を使用し、前作のNEOSよりも薄くなり伸縮性が増した為動きやすくなっています。

縫い代を背中に集める事で、縫い目からのストレスを軽減します。

適度な空気をジャケット内に送り込みオーバーヒートを防ぐ為、StruzzoKragen(ストルッツォクラーゲンという)特殊な構造になっています。

あえて首元は防風素材ではなく保温性の高いRX EVO(起毛素材)を使用し風を少し内部に入る構造にしています。
保温性を保ちながらジッパーの上げ下げをしなくても体温調整ができます。

RX EVOライトを使用、編み方をワープニット構造にする事で薄手の生地ながら密度が濃い為、保温力と透湿力を保ちます。

背中

サマージャージと同じ構造Stabilizator V11(スタビライザーV11)を採用。

縦に伸びないのでポケットはずれ落ちない

手首

レーザーカット加工され、インナーやグローブなどで重なる部分の厚みを最小限にするように工夫されています。


MILLE GT SPRING FALL JERSEY C2の特徴

全身をASSOSの起毛素材 RXを使用し、保温力と透湿力に優れしなやかなで動きやすく柔らかい肌触りが着ていて非常に着心地のよいジャージ。

フィッティング

C2となり全体のフィット感も見直されました。
胸、肩、腹部全体にフィットするよう改良され、通常のライディングポジションはもちろん。バイクから降りた時や、アップライトなポジションでも快適性が向上しています。

サマージャージよりも少し高くする事で、首元の冷えを押さえます。保温保持力が高く、外部からの冷たい風を少し取り込む事で、ジャージ内を快適な温度に保ちます。

袖タイプは、セットインスリーブが採用され自転車から降りた直立の姿勢からアグレッシブなライディングポジションまであらゆる動きに対応します。

右袖にはアイウェアホルダーが配置され、アイウェアを使用しない時にかけておくことが可能です。

ショーツでも使われているゼロプレッシャーウエストテクノロジーを採用。
柔らかい生地の伸縮性を最大限活用し無理にゴムバンドなどを使用して締め付けないウエスト構造により圧迫感を軽減し腹部全体の快適性が向上しています。

腰の後ろあたりから背中にかけては内側にグリップの付いたバンドを使用し、バタつきやズレを防止します。


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