【ジロ・デ・イタリア】山岳をスピードで支配する。一貫した「S5」の選択が掴んだマリア・ローザ

3週間にわたるジロ・デ・イタリア2026で、Team Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴーが個人総合優勝を果たしました。

ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャに続き、ジロ・デ・イタリアも制覇。
グランドツアーすべてで総合優勝を収めたのは史上8人目でロードレース史に残る勝利です。

その走りを支えたバイクが、Cervélo S5でした。

山岳ステージを含む厳しいレイアウトであっても、チームはエアロロードであるS5を選択。
単に平坦を速く走るためではなく、現代のレースで勝つために必要な速さを、3週間を通して引き出すための選択でした。


ジロを決めた、山岳でのS5

今回のジロ・デ・イタリアで印象的だったのは、勝負どころの山岳ステージでもS5が選ばれ続けたことです。

第19ステージのクイーンステージではセップ・クスが勝利。
続く第20ステージではヴィンゲゴーが勝利し、マリア・ローザを確かなものにしました。

  • 第19ステージ:セップ・クス 優勝
  • 第20ステージ:ヨナス・ヴィンゲゴー 優勝
  • 個人総合:ヨナス・ヴィンゲゴー 優勝

山岳ステージでは軽量バイクが有利に見える場面もありますが、現在のトッププロの世界では、高い出力で登り続け、緩斜面ではスピードが乗り、アタックの後には空気抵抗も大きく影響します。

その速度域で勝負するからこそ、S5の空力性能と推進力が意味を持ちます。


ローマを走った、マリア・ローザのS5

最終日のローマでは、ヴィンゲゴーの総合優勝を祝う特別なS5が用意されました。

ジロ・デ・イタリアの象徴であるピンクをまとった、S5 マリア・ローザ スペシャルエディション。

さらに、彼を支えたチームメイトのバイクにも、マリア・ローザを思わせるピンクのパーツが加えられ、特別デザインのジャージでは史上八人目のグランツール制覇を記念してピンク、黄色、赤のラインが入ったジャージを着用しました。


まとめ|S5が示した、現代レースの速さ

ジロ・デ・イタリア2026でS5が示したのは、プロの世界ではエアロロードの速さが平坦だけに限られないということです。

山岳を含む3週間のレースで、チームはS5を選び続けました。
その選択は、空力性能、剛性、スピードの維持を総合して考える、現代の機材戦略そのものです。

高速で登れること。
速さを保てること。
勝負どころで、もう一度踏み込めること。

S5は、世界最高峰のレースでその価値をまた示しました。

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