冬のライドで最大の敵となるのは “寒さ”。
特に 手足の冷えは痛みに変わり、走りそのものを辛いものにしてしまいます。
冷えは「集中力」と「操作性」を失わせ、痛みや痺れを招き、ブレーキ/シフティング精度の低下といった形で走りの質を蝕みます。
そんな状況を大きく改善してくれるのが、
ASSOS WINTER GLOVES P1 グローブ。
- 6℃-12℃の気温に対応 生地量を約2倍に増やしながら、操作性を損なわない設計
- 新開発の起毛素材と二重構造により、熱保持効率が大幅に向上
- 冷えの原因となる“風・蒸れ・血流阻害”を同時に解決する設計思想
想定温度帯
6〜12℃ を基準に設計。
今作は特に保温性能が強化され、
平均6℃前後(瞬間的にそれを下回る状況でも)十分に対応できるポテンシャルがあります。
ただ分厚くして暖かいだけではなく、ライディングに合わせ必要な場所に、必要な量の素材を配置し、「暖かいが、ライディングの妨げにならない」ASSOSが長年に渡って培ってきたバランスに優れたグローブに仕上がっています。

グローブは“サイズ選び”で性能が決まる
冬の手先のしびれは、寒さだけでなく グローブのサイズ選択も大きく影響します。
- 手を開いた状態で“ちょうど良い”サイズはNG
- ハンドルを握った状態で圧迫感がないかを基準に選ぶのが重要です
血管が圧迫されてしまうと、冷えやしびれにつながるためグリップ時のフィット感を必ずチェックしましょう。どれほど高性能な素材でも、冷えとしびれは防げません。
このグローブは、正しいサイズで使われて初めて完成するプロダクトです。
こだわりの構造と素材
● 外側:高密度・高防風素材
冷たい走行風を確実に遮断。
特に下りや向かい風での体感温度低下を抑制します。

● 内側:新開発の起毛素材
暖かさをしっかり保ちながら、肌触りも快適。
ただ温めるだけでなく、汗で濡れて冷えてしまう“蒸れ問題”も軽減します。

● 内部:高い透湿性を持つ二重構造
・水蒸気は外へ
・暖かい空気は内部へ滞留
体温はグローブ内にとどまりやすく、暖かい空気が停滞しやすい二重構造になっています。

●従来モデルより生地量が約2倍
保温性は向上しながらも、
ゴワつきを抑え、操作性を犠牲にしない絶妙な設計バランス。

● 縫い目はすべて内側へ
二重構造を活かし、縫い目がすべて内側に配置される設計で縫製ストレスを排除。
手を入れた瞬間の違和感がなく、長時間のライドでも快適です。

● 指先は立体パネル構造
指は自然なカーブを描く立体設計。
動かしやすさを保ちながら、不要な熱は適度に逃がします。


スマホ対応の指先(親指と人差し指)

手首部分までしっかりガード
冷え対策の実践的アプローチ
どうしても指先がかじかんでしまうときは、
腕全体を使って、手を上下に大きく素早く振るのがポイント。
体幹の温かい血液が遠心力で指先まで届きやすくなり、冷えが軽減されます。
限界を感じたら、無理をしない。
自販機のホットドリンクで手を温めるだけでも、
血流は回復し、指先の感覚は驚くほど戻ります。
ウィンターライドコンテンツ
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MOUNTING STRAP DECA/SUPER