冬のスペシャリストに学ぶ マル秘テクニック【気温 10℃前後でのライド編】

寒暖差が大きくなるこの季節。
秋の景色を楽しみながらも、できるだけ快適に走りたいところです。
ただ、この時期に気になるのが “寒さ”。

さっきまで暖かかったのに、下りに入ると一気に冷える

陽が陰ったエリアだけひんやりする

走り始めと走り終わりで体感温度が大きく違う

こうした変化は秋ライドではよくあるシーンです。
そこで今回は、各地域で冬のライドを楽しむASSOSを使用しているライダーに、

10℃前後でのレイヤリング術について聞いてみました。

普段走る場所、走行強度、そして気をつけているポイントまで、リアルな声をお届けします。

秋のライドをもっと心地よくするヒントが、きっと見つかります。
前向きに、気持ちよく走れる季節を楽しんでいきましょう。

取材協力ライダー

佐野 淳哉さん

関東沿岸エリア

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筧 五郎さん

中部山間エリア

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新開 由樹さん

四国エリア

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変化する体感温度に対応する、足先を冷やさないアイテムを活用

■ 走行環境
メインは沿岸部のライドですが、週末は山間部に入ることが多く、
標高300〜400mほどのエリアで走行。
斜度は場所によってまちまちで、最大13%ほどの急勾配も含まれます。
この環境では、速度域によって体感温度が大きく変化すること に常に気を配っています。

■ 運動強度
 •個人トレーニング、TT、週末は高強度のグループライド
 •心拍数帯:120〜140bpmで推移することが多く、運動中は体が発熱している時間帯が長い
 •ライド時間・距離:50〜100km、2〜3時間

使用アイテム

19,800 (税込)
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37,400 (税込)
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■ 注意しているポイント

最近のシューズは通気性が高いため、冬は逆に保温性が低くなりがちです。
◎ 基本は「防風性の高いシューズカバー」をメインに
そこに気温と日差しの有無でソックスを使い分けます。

■ 気温別のブーティー/ソックス選び

 •10℃前後・日差しあり・風弱い → SPRING FALL ソックス
•10℃前後・日差しなし → WINTER ソックス + トゥーカバー
•10℃以下、または風が強い→ WINTER BOOTIE EVO + SPRING FALL または WINTER ソックス

※スタート時ではなく、身体が温まってからの状態を基準に選ぶと快適です。
超ロングライドのように温まりにくい場合は、防寒全振りの選択も有効です。

■ 補給の工夫

• 1本は糖質を含んだドリンク
 • もう1本は保温ボトルに温かい飲み物

■ 持ち物の工夫

ウェア脱着の多さに対応
寒暖差により脱ぎ着が増える時期です。特にグローブやシューズカバーが邪魔に感じることがあります。そこで、

◎ 解決策 1:バックポケットを増やす
EQUIPE R SPRING FALL GILET S11
を着用することで、ポケット数を増やせます。軽く羽織っても走行への影響が少なく、邪魔になりません。

高強度ライドにおける“冷え”と“湿度”の戦い

■ 走行環境
朝 気温2℃という厳しい寒さの中でヒルクライムを実施。
ウェアはとにかく軽量で、汗を素早く排出できるモデルを中心に選択。
到着後の急激な冷え対策としてジャケットも携行しています。

■ 運動強度
タイムトライアル形式のため強度は非常に高く、登坂中は体温が急上昇する一方、休憩や下りでは一気に冷える環境です。

使用アイテム

23,100 (税込)
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38,940 (税込)
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※サーモブースターはバタつきがなく、TTのような高強度でも体温調整がしやすい点が高評価

■ 注意しているポイント

■シューズ周り

•つま先を冷やさないことを最優先
•指先・つま先が冷える → 血行が悪くなり → 体温低下につながる
•GT WINTER BOOTIES EVOで防風・保温を徹底

■ ウェア内の湿度管理

• 全開走行のため汗量が多い
 • 登りで発生した湿気が下りで一気に冷やされるのを防ぐ
• 排気・乾燥性能の高いインナー(WINTER LS SKIN LAYER P1)が必須
→ サーモブースターの密着性で、体温と湿度コントロールを最適化

■ 補給の工夫

• スポーツドリンクは薄めに調整
•蜂蜜を加えて飲む(好み&寒い中での楽しみの要素も大切)
•好きなものを入れて気分を上げることで、寒冷環境でも前向きに走れる

■ 持ち物の工夫

•背中のポケットに入れすぎるとダンシング時に荷物が揺れてしまうため、少し大きめのサドルバッグを装着
•使用しないウェアを収納し、腰まわりを軽くして走行性を向上

■ 走行環境
愛媛県松山市で主にヒルクライム中心のライドを行っています。比較的温暖な地域とはいえ、日中は晴れると10℃以上まで気温が上がる一方、風があると肌寒さを感じやすく、朝晩は1桁台まで冷え込みます。
登坂では体温が上がり、下りでは一気に冷えるため、ジャケットやネックウォーマーを活用し、こまめな温度調整を心がけています。

■ 運動強度
•ロングライド:100〜140km程度
•ヒルクライムシーズン:週末に1〜2時間ほど、峠でのTTなど高強度トレーニングを実施

使用アイテム

19,800 (税込)
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34,980 (税込)
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59,400 (税込)
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9,790 (税込)
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7,480 (税込)
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暖な地域でも侮れない“風冷え”への対策と運動量に応じた調整術

■ 注意しているポイント

■ シューズ周りの防寒・調整
冬は必ずシューズカバーを使用しています。足先や指先は特に冷えやすく、寒さが強いと走行継続が難しくなるため、しっかりとした保温対策を行っています。

■ 補給の工夫
冬場は体温維持のため消費カロリーが増える傾向があります。また、汗をかきにくいことで水分補給を忘れがちになるため、信号待ちなどのタイミングでこまめに水分を摂るよう意識しています。
ジェル類は寒さで固くなりやすいため、ポケットの内側に入れて温めておくと摂取しやすく便利です。

■ 持ち物の工夫
天候に合わせて脱ぎ着する機会が増えるため、バックポケットは常に1つ空けておき、
ウェアの出し入れがスムーズに行えるようにしています。

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