雨の中を走る場合気をつけたい3ポイント

1. 体温の乱れを防ぐ
2. 操作性を確保する
3. しっかりと視界を確保する

雨ライド

6月に入り日本各地で梅雨入りや梅雨入り間近とのニュースが流れてきます。
サイクリストは、激しい向かい風の中、灼熱の夏場、極寒の真冬など過酷な状況でもライドに出掛けますが、

雨の日は走らない。

このような言葉をよく聞きます。
たしかに、全身やバイクが濡れ、路面も滑りやすく視界も晴れに比べて悪い。

雨のライドでは振り続ける雨や路面から跳ねる雨水により濡れ続けます。
身体が濡れるという事は体温の低下を引き起こし、パフォーマンスの低下に繋がります。防水性が高過ぎるレインアイテムを使用すると濡れはしませんが、ウェアの中で蒸れ不快さを感じる原因になります。

しかし、雨の日のライドも格別です。
走りなれた山道も雨が降れば、雨粒の音や、少し暗く晴れの日とは違った雰囲気が待っています。

少し準備をして雨ライドに出掛ければ、この魅力が伝わるかもしれません。
そんな雨ライドを少しでも快適に楽しむためのアクセサリーをご紹介します。


雨ライドオススメアイテム

容赦なく顔に降り注ぐ雨から視界を守るために黄色などの明るいレンズやクリアレンズがおすすめです。

また背中への跳ね返りや、穴あきサドルの間からかかり続ける路面からの水を防ぐマッドガードなどの取付けも雨ライドを快適にします。

RAIN CAP (レインキャップ)

雨ライドではヘルメットに入った雨水が顔に流れてきます。

ASSOSのRAIN CAPは、RS RAIN JACKETと同じ、浸透性の高いSchloss(シュロス)テキスタイルを使用。
これまでで1番軽量な防水素材で3層構造から出来ており、防水性は高いまま浸透性を向上させています。また、フィット感を高めるために後方への伸縮性も持たせています。

アーチ型のサイドパネルとセンターパネルの3ピースから作られています。
裏側は縫い目を止水テープ加工し額の湿気を吸い取るテリー素材のバンドが設置されています。

GT RAIN GLOVES (GTレイングローブ)

常に雨にさらされ続けると体温の低下や、手のかじかみ、に繋がります。また雨で濡れた素手でハンドルを握っていると滑りやすくなってきます。

ASSOSのGT RAIN GLOVES はウェットスーツなどで使用されるネオプレーンをベースにした3層のNEO WET (ネオウェット)テキスタイルを使用し、操作を行いやすいパームパネルで作られ着用していても縫い目が気になりません。

この素材は雨行うために特別に開発された素材です。適度な量の水分は生地が吸収し、熱を籠らせず、冷やさない体温維持を実現します。

手の平側はシリコン製のモノグラムロゴがグリップし濡れたハンドルでもスリップしづらい。

RS RAIN BOOTIE (RSレインブーティー)

サイクリングシューズは通気性が高く作られています。
しかし雨の中では通気性の良さ=濡れやすさになってしまいます。

雨でのライドの経験がある方はご存知かもしれませんが、シューズの中が水溜まりのようになりとても不快です。
RS RAIN BOOTIEはエアロシューズカバーからインスピレーションを受けこの空力性を備えたレインシューズカバーが開発されました。

画像引用元:ASSOSオフィシャルFACEBOOK(https://www.facebook.com/assosofswitzerland)

通常のレインシューズカバーだと雨の侵入は防げますが、防水性の高さから熱や湿気が逃げず、シューズカバー内が蒸れ汗で濡れてしまう現象が起こってしましますが、RS RAIN BOOTIEは2層からなる防水性と浸透性の高い素材を使用。

外からの雨の侵入を防ぎ、内部からの熱を逃がし蒸れを防ぎます。
またRSラインらしくレースを考えられたデザイン。
エアロカットされたカフに足首から下肢にかけて軽いコンプレッションがかかる設計。

ファスナーは雨の侵入を防げるよう裏向けで設置されています。

またASSOSには足の濡れを防ぐアイテムがもう1つあり、ソックスとシューズの間に身に着けるRSR THERMO RAIN SOCKS(RSRサーモレインソックス)もあります。

RS RAIN BOOTIEと同じ2層の素材を使用していますがシューズカバーでは滑りずらい面を内側にし、シューズとのズレを防ぎ、ソックスでは滑りやすい面を内側にし、ソックスの上から履きやすく滑りずらい面が表に来ることでシューズ内での足のズレを防ぎます。

RSR THERMO RAIN SOCKSは通常のソックスよりも長いカフでデザインされており、1枚目のソックスが濡れないようになっています。

シューズの内側にあるのでシューズカバーで起こりうるクランクやチェーンステーへの擦れリスクを軽減します。

また密着度が高い為、保温性が高く気温の低い時期や気温の低い山頂などで冷えを防ぐことも可能です。

MILLE GT THERMO RAIN SHELL PANTS (ミレGT サーモレインシェルパンツ)

ライド途中での雨ではあまり気にしないですが、雨とわかって出る雨ライドでは足も守ることでさらに快適な雨ライドを行うことが出来ます。

また常に動かす足の冷えはケガへつながることもあり、冷やさないことも重要です。

MILLE GT THERMO RAIN SHELL PANTS(ミレGTサーモレインシェルパンツ)はショーツやタイツなどの上から履くニッカー丈のレインシェルパンツ。

メインの素材はソフトシェル素材を使用し、腰から膝にかけては2層ののNEOS ULTRA(ネオスウルトラ)を使用し、膝下は3層構造のNEOS MILD(ネオスマイルド)を使用。

どちらの素材も防風、防水性を持っており、このシェルパンツを履くことでショーツの濡れを防ぎ、ショーツ内の蒸れを防ぎながら雨で濡れた足に風が当たり冷える現象を防ぎます。

TRAILラインのデザインをベースにショーツの上からでも圧迫感はなく、ファスナーなしでもズレない設計。

ニッカー丈の裾を切りっぱなしにすることでシューズやシューズカバーを脱ぐことなく着用が可能です。

メインのレインジャケットは?

ASSOSのレインジャケットは大きく2種類

こちらの記事で紹介したEQUIPE RS RAIN JACKET TARGA (エキップRSレインジャケットタルガ)とライトレインシェルがあります。

ライトレインシェルにはレース向けのモデルとウルトラロングディスタンス向けの2モデルありますが詳細はまた後日…


ご購入はこちら

オンラインショップ

近くのASSOS販売店を探す