サーマルビブショーツの3ポイント
1. 秋から初冬/晩冬から初夏まで使用可能 |
2.ウォーマーでの細かい気温調整 |
3. ショーツでごわつかない |
ASSOSには気持ちのよいライドができる春/秋の時期を楽しめるプロダクツが数多くあります。
この時期サマーショーツを使い続けてる方も多いと思いますが冬まで寒さを我慢して使用するのではなく、サーマルビブショーツを使用し、今から初冬までの3ヶ月(9月/10月/11月)と初夏まで3ヶ月(3月/4月/5月)の期間を快適に過ごせるサーマルビブショーツについてご紹介します。
サーマルビブショーツとは?
ビブショーツ
x
裏起毛
ご存知の方も居られるかもしれませんが、サーマルビブショーツとは膝上までのビブショーツの裏側が裏起毛になったビブショーツです。
ショーツでは寒いがタイツでは暑いといった今のようなシーズンにピッタリのプロダクツです。
実は一番長く使えるサーマルビブショーツ
1年間を四季(3ヶ月)で分けてみると、
春
3月/4月/5月
(サーマルビブショーツ)
夏
6月/7月/8月
(サマーショーツ)
秋
9月/10月/11月
(サーマルビブショーツ)
冬
2月/1月/2月
(ウィンタータイツ)
のように分かれ、春、秋と約6ヶ月使用できるサーマルビブショーツはほかのボトムスに比べて1番長く使用することが可能です。
サマーショーツじゃダメなの?
冬以外の時期をサマーショーツで過ごされる方も居られますが、寒い時期には冷えずらいサーマルビブショーツの着用がおすすめです。
人間の筋肉量の60%以上が下半身に存在していると言われています。
そのため下半身が冷えると冷えによりパフォーマンスの低下やケガのリスクが向上します。
幅の広い対応温度
サーマルビブショーツ
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ウォーマー
一言に春や秋といってもその中でも始めと終わりでは気温差が大きく実際に使用し続けるには、ウォーマーとのレイヤリングをうまく活用することが重要となります。
レイヤリングイメージ
サーマルビブショーツ単体
サマーショーツでは少し寒いと感じ始めたらサーマルビブショーツへ移ることをおすすめします。
サーマルビブショーツ x ニーウォーマー
ショーツ単体では寒いなと感じる日や、風が冷たいと感じ始めた時にはニーウォーマーとの組み合わせをおすすめします。
膝下までの長さでタイツ程暑くなりません。
サーマルビブショーツ x レッグウォーマー
肌が出ていると寒いと感じ始めたらレッグウォーマーを組み合わせるのがおすすめ。
運動強度の高い方でしたら初冬くらいの5~6℃くらいまででしたらこのまま使用することも可能です。
ASSOSのサーマルビブショーツ
ASSOSのサーマルビブショーツは
レース/トレーニング向け
EQUIPE RS SPRING FALL BIB SHORTS S9
(エキップRSスプリングフォールビブショーツS9)
と
ロングライド向け
MILLE GTS SPRING FALL BIB SHORTS C2
(ミレGTSスプリングフォールビブショーツC2)
2モデルラインナップ。
それぞれの特徴をご紹介します。
EQUIPE RS SPRING FALL BIB SHORTS S9
OSMOS Heavy と
SPHERE Ultra
から生まれる快適性
レーシングシリーズのRSシリーズのサーマルビブショーツはオリジナルフリース素材のOSMOS Heavy(オスモスヘビー)と軽量シェル素材のSPHERE Ultra(スフィアウルトラ)の組み合わせにより
「暖かさ」「耐久性」「柔軟性とコンプレッション性」
を実現させています。
OSMOS Heavy
左が一般的なフリース素材の編み方。右がOSOMOS(ワープニット)の編み方をイラスト化したもの。
編み方を見てもよくわかりずらいですが、全体的に編みこまれているため、
糸の隙間が少なく保温、伸縮性、防風性の向上。
全体的に結合力が上がるため強度の向上。
と全てにおいて快適性を高めます。
SPHERE Ultra
お腹側に使用されているSPHERE Ultra(スフィアウルトラ)は100%防水と耐水性、浸透性に優れる2層構造の軽量シェル素材。
体のコア部分にあたる下腹部を防風、耐水性能の高いこの素材を使用することで外部からの冷えを防ぎ、浸透性もあるので汗冷えのもとになる汗残りを防ぎます。
S9テクノロジー
第9世代のショーツの特徴である縫い目を少なくするため大きな1枚の生地とウエスト生地で構成されるバタフライパターンや、パッドの追従性を向上させるAロックエンジニアリングも搭載しておりデザインとしても快適性が高められています。
MILLE GTS SPRING FALL BIB SHORTS C2
2種類のフリース と
2種類のインサート
で最高のロングライドへ
ロングライド向けのGTSシリーズのサーマルビブショーツは2種類のフリース素材と2種類のインサートにより
「暖かさ」「振動吸収性」を高め
最高のロングライドを実現させてくれます。
2種類のフリース素材
MILLE GTS SPRING FALL BIB SHORTS C2は場所によってRX EVOと呼ばれるフリース素材を2種類使い分けられています。
太ももと腰回りのメインに使用されるのは中厚手の「RX EVO」と呼ばれるフリース素材。こちらもOSOMOS Heavyと同じワープニット構造をしており
糸の隙間が少なく保温、伸縮性、防風性の向上。
全体的に結合力が上がるため強度の向上。
と全てにおいて快適性を高めます。
お腹側には「RX EVO Light」(RX EVOライト)と呼ばれる薄手のフリース素材を使用。
軽めの保温性を持ちながら通気性を高めたこの素材は長時間に及ぶロングライドで起こりやすい股ズレなどの原因になる股間周りの蒸れを防ぎロングライドの後半も快適に過ごせます。
2種類のインサート
インサートはMILLE GTSのサマービブショーツと同じGTS C2インサート2層合計13mmの厚手インサートが。
下側には9mmの低反発のフォームが設置されており、骨格やサドルの形状に合わせられサドルに掛かる体重を分散してくれます。
表面には4mmの振動吸収フォームが設置され路面からの細やかな振動を吸収しロングライドでの疲労感を軽減します。
これらの効果により従来もインサートに比べて20%振動吸収性が向上しました。
S9テクノロジー
GTSショーツもEQUIPEショーツと同じく、第9世代のショーツの特徴である縫い目を少なくするため大きな1枚の生地とウエスト生地で構成されるバタフライパターンや、パッドの追従性を向上させるAロックエンジニアリングも搭載しておりデザインとしても快適性が高められています。
おすすめの選び方
この2つのサーマルビブショーツを選ぶおすすめの選び方として2パターンご紹介します。
1.ライディングスタイルに合わせて
1つ目はライディングスタイルに合わせた選び方。
レーストレーニング向けのEQUIPE RSはインサートが9mmとMILLE GTSに比べると薄く、サドルにしっかりと座れ、エアロポジションやダンシングなどライド中の様々な動きを邪魔しません。
また、デザインもタイト目に作られており、エアロ効果も高められています。
反対に、ロングライド向けのMILLE GTSはクッション性と振動吸収性を両立した計13mmのインサートを使用し長時間のライドでもお尻への負担がかなり軽減されます。
またレギュラーフィットとなっており履いていての圧迫感などがなく生地自体の柔らかさ伸縮性によりバタつきやズレなどは起こしません。
2.温まり方に合わせて
もう一つは温まり方の違いで選ぶ方法です。
RSシリーズではレーストレーニングと激しいライドを想定しているため、着用直後から暖かい感じではなく運動中の体温上昇を利用し、保温と浸透性によりライド中快適に感じられるように作られています。
GTシリーズは着用直後から暖かく感じやすく、ライド前からライド中、休憩で停止している時も暖かさを感じることができます。
しかしライド中に、体温が上がりやすい方はGTシリーズでは暑く感じられることもあります。
ライディングスタイルでショーツを選び、体温の上がり方でウォーマー変更するというのもおすすめです。
ウォーマーの特徴についてはこちらをご覧ください。
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