ウィンターライドで“あると劇的に快適になる”アイテム 【ソックス・ブーティー編】

寒さは足元から

サイクリストにとって、冬のライドで最も辛いのは足元の冷えではないでしょうか。
ウィンターライドを毎年楽しんでいるライダーたちも、口を揃えて「足元の重要性」を語ってくれます。

自転車は、脹脛や足首をよく動かすスポーツです。
それにもかかわらず、なぜ走っている最中に足先だけが冷えてしまうのか。
実は足の裏は、手のひらに匹敵するほど汗をかく場所だと言われています。
そのため、サイクリングシューズは通気性を重視した設計になっているものが多く、
走行中は常に風にさらされています。

つまり、

ペダルを回す＝足が冷却され続けている
という状態なのです。

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冷え対策の考え方

この前提を踏まえると重要なのは、
「保温」と「汗を逃がす」ことの両立です。
汗の循環が悪くなると、内部がオーバーヒートし、
結果として濡れた状態が冷えてしまい、かえって寒さを感じます。
また、足先そのものには筋肉が少なく、熱を生み出しにくい部位です。

実際の“熱源”となるのは、足首やふくらはぎ。

この部分を温め、温まった血液を足先へ流すことができれば、
足先の冷えは大きく軽減できると考えられます。

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まずは足先の保温

ULTRAZ WINTER SOCKS P1

推奨温度帯：−6℃〜6℃
極寒の冬に快適さを保つためには、高い保温性と高い通気性の両立が不可欠です。
保温性だけを高めてしまうと、内部の湿気が冷たくじめじめした不快感へと変わり、
やがて凍えるような刺す痛みにつながります。

ULTRAZ WINTER SOCKS P1は、
通気性に優れた三重構造の保温レイヤーを重要部位に配置することで、
この相反する要素を高次元で両立しています。

素材と構造の特徴

• 天然の防臭効果を持つメリノウール配合
• 濡れた状態でも保温性を維持
• 合成繊維とウールのブレンド素材により伸縮性・復元性・防臭性・断熱性を確保
• 通常144針のところを160針で高密度に編み上げ
• 縫い目のない構造でストレスを軽減
• 足の甲には軽いコンプレッションサポート
• つま先部と中足部はパイル加工で保温力を強化
• 袖口高さ：最大18cm（7インチ）

素材構成

POLYESTER 45%
POLYAMIDE 32%
WOOL 20%
ELASTANE 3%

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防風と透湿

GT ULTRAZ WINTER BOOTIES EVO

推奨温度帯：−6℃〜6℃
あらゆる天候下でも、本格的なライダーが走り続けられる
究極の防風・防寒フルボディASSOSOIRESを目指して開発されたモデルです。
標準モデル「GT Winter ASSOSOIRES」をベースに、極限環境下での保温性と保護性能をさらに高めるため、追加のテキスタイル層を採用したのが,Ultraz Winter Bootiesです。

構造と機能

• 基調素材にThermoShellを使用
• 足先は二重構造で冷気を遮断
• 足首〜脹脛部分は防風・透湿・起毛保温を兼ね備えた素材を使用
• 保温性を損なわず、通気性を向上
• 外層にはDWR撥水加工を施し、雨にも対応
• ブーツ部分にはリバースカムロックジッパー
• ゼロカフ構造により脚部との接合部をスムーズに
• 快適性だけでなく、空力性能も向上

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シューズ側の工夫で、さらに快適に

※【暖かくなったら必ず外してください】
※【シューズの構造によっては合わない場合もあります。参考程度に】

1）クリート取り付け部の目張り

クリート金具周辺には、構造上どうしても隙間があります。
ここから冷たい風が侵入し、足先を冷やしてしまいます。養生テープなどで軽く目張りするだけでも、冷気の侵入を大きく抑えることができます。

2）インソール下に銀紙を敷く

古い方法ではありますが、

• 輻射熱の反射
• クリート部分からの冷気遮断

という点では、一定の効果が期待できます。

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まとめ

冬のライドを快適にする鍵は、「足元の冷えを理解し、正しく対策すること」。
ASSOSのウィンターソックスとブーティーは、
単なる防寒ではなく、
運動中の身体の仕組みを理解した上で設計されたアイテムです。
しっかり備えれば、
冬はもっと楽しく、もっと自由になります。
次のライドが、少し楽しみになる。
そんな足元からのアップデートを、ぜひ体感してください。

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