山岳ルートのアップダウンでのパフォーマンスを重視する本気の ヒルクライマーにとって、新しいSES 2.3より優れた選択肢はあり ません。 1200g以下の軽量設計と安心感を高めるハンドリング性が、起伏 の激しいルートで実戦的なアドバンテージをもたらします。 ・ 前後セットで1,197g(SRAM XDR仕様) ・ ヒルクライム用アフターマーケットホイールで最軽量 ・ エンヴィ史上最軽量のリム/ホイールセット ・ 内幅21mm ・ 山岳ルートのアップダウンで最高のパフォーマンスを求める本気のヒルクライマーに
リム単体販売 あり(1本 ¥199,980(税込))
SESが目指すもの
どの世代のSESも、バイクの種類を問わずより速く走れるようにするという目標が掲げられています。 ENVEはこれを、ホイールを全体的にデザインすることでこの目標を達成します。 ・ 風洞実験は、時速32kmと48kmの実走行を想定した速度で実施。 ・ フロントのリムハイトをリアより低くし、スポーク穴周辺の断面に丸みを持たせることで、横風を受けた際の安定性とハンドリングが向上。 ・ リアのリムハイトをフロントより高くし、スポーク穴周辺の断面を尖らせることで、空気抵抗を低減。 ・ 速さに貢献するENVE SES 27タイヤを中心に空力的特性を最適化。 ・ ハイボリュームのロードタイヤ(27-32mm)は、より速くスムーズに転がり、不均一な路面での安心感が向上。タイヤのボリュームアップに伴う空気抵抗の増大を打ち消すリム形状を開発し、結果的により速く走れるように。 ・ENVEのロードハブは、最適化されたホイールダイナミクス、効率的なパワー伝達、比類なき信頼性、そしてプレミアムグレードのベアリングによる低摩擦の回転を保証。
フックレスを選ぶ理由
エンヴィは2014年にマウンテンバイクホイールであるMシリーズの第2世代を発売して以来、チューブレステクノロジーで市場をリードしてきました。 2016年にはマウンテンバイクホイールからヒントを得て、フックレスビードデザインを採用した初のロードホイールであるSES 4.5ARを発売。 今日、チューブレスはロードホイールとタイヤのパフォーマンスの頂点に君臨し、フックレスビードデザインは大きな役割を担っています。 過去から現在に至るまで、エンヴィのすべてのチューブレス対応リムは、ストレートサイドウォール(TSS)のフックレスリムに向けた最新のETRTOビードシート径規格に適合しています。
フックレスリムの精密で一貫したビードシート径は、ETRTOによって定義された要件を満たすべく、切削加工で製造されています。 初めてタイヤを装着した後に空気を入れると、タイヤがリムのビードロックⒶにはまり込む際に弾けるような音がします。 このとき、リムのビードシートⒷに柔軟な密閉面が作られ、タイヤ内の空気圧が保持されるのです。 フックドデザインのリムは、チューブレスタイヤの為に造られた物ではありません。 非チューブレス・チューブレスレディータイヤは、軽量なフォールディングタイヤは高弾性のビードを備えていることが多く、正しく保持できなければ伸びてリムから外れてしまう恐れがあります。 そのため、フック©は、チューブでタイヤを確実に保持できるようにするためのシステムです。 リムのフックを取り付けることにより重要なビードシート径の寸法精度を下げてしまうため、チューブレス性能が損なわれます。
パンクの原因は一般的に、何かがタイヤに刺さる(例:釘、とげ、ガラスなど)か、リムを何かに打った(例:凹み、線路、石畳など)かのどちらかです。 リムメーカーとしてパンクを防ぐことはできませんが、ワイドフックレスビードはリム打ちパンクの可能性を大幅に減らします。 SESのすべてのラインアップは、それぞれの用途に対してサイズを合わせたワイドフックレスビードを採用しています。
ホイールの基礎となるハブ
ハブメーカーが作るハブは、最高なものもあれば最悪なものもあるなど性能がまちまち。 これを長年にわたって経験してきたENVEは、より優れたロードハブの自社開発を決意。 ENVEのリムデザインを補い、性能を引き出すロードハブの開発を目標に掲げました。 主な特長と利点: ・ 慣らし期間やプリロード調整の必要性を無くすPERFECT PRELOAD™ ・ ドライブ機構は素早い伝達と高い耐久性を両立した40tのラチェット ・ ワイヤー式のエンドキャップを採用し、ホイールを外した際のエンドキャップの紛失やフリーハブボディの脱落を防止 ・ 従来の設計より駆動剛性を向上させるスポークパターン ・ 重量:フロント/126g リア/252g
SPEC
| SPEC | FRONT | REAR | SET |
|---|---|---|---|
| リム重量 | 275g | 280g | 555g |
| ホイール重量 | 540g(ENVE Alloy hub XDR) | 657g(ENVE Alloy hub XDR) | 1,197g(ENVE Alloy hub XDR) |
| ハイト | 28mm | 32mm | |
| 内幅 | 21mm | 21mm | |
| 外幅 | 25mm | 25mm | |
| フックドorフックレス | フックレス | フックレス | |
| ブレーキタイプ | DISC | DISC | |
| チューブレス対応 | YES | YES | |
| ホール数 | 24H | 24H | |
| 対応最小タイヤサイズ | 700x25C | 700x25C | |
| 対応最大タイヤサイズ | 700x32C | 700x32C | |
| エアロ最適化タイヤ | ENVE SES 27 TUBELESS READY | ENVE SES 27 TUBELESS READY | |
| 27C使用時のタイヤの太さ | 27mm | 27mm | |
| 最大空気圧 | 90PSI/6.2bar | 90PSI/6.2bar | |
| チューブレステープ幅 | 25mm | 25mm | |
| ハブ | ENVE Alloy hub | ENVE Alloy hub | |
| フリーハブ | SHIMANO 11/12speed / Campagnolo N3W / SRAM XDR | ||
| 対応アクスルサイズ | 12×100 | 12×142 | |
| 付属品 | チューブレスキット(リムテープ・バルブステム×2・プレッシャーリリーフバルブステムナット×2)バルブエクステンダー | ||
| 生産国 | MADE IN USA | ||
■チューブレス・チューブレスレディタイヤ専用モデル。クリンチャータイヤの使用はできません。 ■チューブレス・チューブレスレディタイヤにチューブを入れて使用することは可能です。
SPOKE CHART
| SPOKE INFORMATION* | FRONT LENGTH (NDS/DS) | REAR LENGTH (NDS/DS) | SPOKE CROSS |
|---|---|---|---|
| ENVE Alloy CL | 292mm / 294mm | 290mm / 288mm | 2X |
*このホイールセットはSapim CX Rayスポークを使用しています。































