この記事のまとめ
- ポガチャルはじめUAEチームと共同開発した一体型レースハンドル
- アメリカでハンドメイド
- 適合ヘッドスペーサー拡大中
クラシックレースはじめ、今シーズン出場したほとんどのレースで勝利している
「タデイ・ポガチャル」が実際に使用するハンドルが
SES AERO PRO-ONEPIECE BAR

このPROとついた商品は、プロの選手と共同開発により生まれた商品。
特にこのハンドルは、ポガチャルを中心にUAEの選手のフィードバックを受け生み出された真のレースハンドルです。


国内入荷製品チェック!
国内にSES AERO ONE-PIECE BARが入荷したので製品チェックを行いました。

チェックしたハンドルバーは
・ステム長: 120mm
・ハンドル: 37cm/40cm
のモデルです。

フード37cm/ドロップ40cmはSES AERO ONE-PIECE BARの中では一番幅の狭いモデル。
近年流行りのナロー&フレアハンドルで、空気抵抗を軽減します。
USハンドメイド
ステムとハンドルの綺麗な繋ぎ目はアメリカでハンドメイド。

1本1本、職人が手作業で合わせています。


ケーブルルーティング
ホイール同様内部がとても綺麗なため、ケーブルを通すのが容易です。
形状だけ似せたものなどありますが、内部はバリが多く、内装しようとするとケーブルが通らなかったりします。
ケーブルルーティングはENVE IN-ROUTE SYSTEMを使用し、シフターからのケーブルはハンドル肩から入り、

ステムから出すルーティングです。

ENVE IN-ROUTEシステムはMELEE/FRAY/MOGのENVEフレームセットや、その他ENVE IN-ROUTE SYSTEMに対応したフレームに適合します。
また別売りのENVE IN-ROUTE BEARING COVERを使用することで
・COLNAGO V4RS/C65/C65 TI
・SPECIALIZED TARMAC SL7/SL8
・PINARELLO TiCR
に対応します。
ベアリングカバーについて
付属品
付属品は
・ハードウェアキット
・一体型バーエンドプラグ
・K-EDGE コンピューターマウント(GARMIN/WAHOO インサート)
・スペーサー(5mm x 2)(10mm x 3)(10mmエクスターナルバイパススペーサー)

これらが付属します。
コンピューターマウントは、GARMINインサートが取り付けられており、WAHOOのインサートが同梱されています。

取り付けは、ハンドル裏側に開けられた穴にコンピューターマウントを差し込み、ボルトで固定します。


実際に取り付けるとこのような状態になり、ワンピースバーの一体感を損なわないデザインです。


実測重量
今回入荷した37/40 120mmの実測重量が367g

コンピューターマウントの重量が42g

合計409g
となりました。
ステム/ハンドル別体モデルだと

ハンドル: 270g
(SES AERO BAR 37-42)

ステム: 166g
(AERO STEM 120mm)

コンピュータマウント: 33g
合計: 469g
ワンピースバーにすることで
60gの軽量化!


プロのこだわりに徹底的に答えたENVEのレース一体型ハンドル
ポガチャルを始めUAEチームは世界最強チーム。2023年シーズン初めにほぼ全てのブランドのホイールをテストし、一番性能がよい評価を得たのがENVE。
初めはホイールのみの使用予定でしたが、その後ENVEのハンドルを使用し、ハンドルやステムの使用も始まりました。
そして、軽量化、剛性アップなど様々な要望に答えるため、このSES AERO PRO ONE-PIEC BARが生まれました。
世界最強の選手たちのこだわりと製品開発に妥協のないENVEがタッグを組んだこのハンドルの性能は間違いないでしょう。
本社のあるアメリカで1本1本、手作業で組み立てられているため、ご注文いただいてからお時間がかかってしまいますが、使用して間違いのない商品になるでしょう。