SESホイールの性能を引き上げる40tラチェット発売開始!

お待たせいたしました!走りにこだわるENVEユーザー様待望の、
INNER DRIVEシステムに対応する40tラチェットが発売開始されました!

ラチェットを変えると?

SESをはじめ、ロード、グラベルホイールには応答速度と空転時の抵抗のバランスの取れた60tのラチェットが標準装備されています。

根本的に反応速度と抵抗はトレードオフの関係になります。
4つのノッチオプションによりライダーに適したハブに調整することが出来ます。

ノッチ数について

40tが最も抵抗が低く、メンテンナンスの必要性が最も少ないオプションです。
80tはトレイル向けでパフォーマンスのバランスが取れたオプションになり、100tはダウンヒル向けになります。
ノッチ数が多くなると抵抗は増えますが、少しペダルを動かすだけでタイヤに力を伝えることができます。

横軸はホイールが空転しているときの「重さ(抵抗)」を表します。


グレー:Wheel Drag Coasting(ホイール全体の空転抵抗)

ペダルを回さずに空転時で、どれくらい軽く回るかを示した全体的な数値です。

「バイクを持ち上げて後輪を手で回したとき、どれくらい“スーッ”と回るか」
がグレーの値に関係しています。


オレンジ:Freewheel Drag Coasting(チェーンを通じて感じる抵抗)

走っていてペダルを止めたとき、クランクがゆっくり回る(押しの強さ)数値です。
これは、チェーンを通じて「フリーボディの中の動き」がクランクにわずかに伝わり発生します。


青:Ratchet Drag(ラチェット機構そのものの抵抗)

ラチェット内部の歯とスプリングのこすれ合いによって生じる摩擦です。歯数が多く細かく動くほど、常にスプリングが押し続けている部分が増えるため、抵抗が強くなる傾向があります。

空転中でも、ラチェットの中では「次の噛み合い」に向けてバネが押し続けています。その“こすれ”がホイールの回転をわずかに邪魔するということです。


どのラチェットを選んでもENVE基準で高性能ですが、
「反応の速さ」か「回転の軽さ」か、何を優先するかでベストな選択が変わってきます


40tと60tラチェット音比較


UAEチームでもこの40tラチェットに変更し使用しているのだとか。
少しでも抵抗を下げ速く走りたいライダーの方におすすめです!

詳しいラチェット交換方法はこちらよりご確認ください。

ロード向けの40t以外にもトレイル、ダウンヒル向けの80t/100tも発売開始しております!

商品詳細はこちら

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¥19,580 (税込)

インナードライブハブ専用交換用ラチェット 4種類のラチェットにより、ライディングスタイルにあ合わせて設定を変更することが可能です。 サイズラインナップ 40t – 9°エンゲージメント 60t –...

インナードライブハブのみ取り付け可能です。
2024年以降にご購入されたストレートスポークモデルのSESシリーズ/INNER DRIVEシステム採用FOUNDATIONホイールのみ適合します。