ついにENVE NEW SESが日本に到着しました。
各モデルを詳細に紹介してみましょう。
早速主要モデルの重量を計測
NEW SESシリーズは、モデル名・最大空気圧がデカールに記載されるようになりました。
また、バルブホールには、最小タイヤサイズに記載がついています。
※こちらは剥がして使用します。


SES2.3
FRONT 実測291g(メーカー公表値 / 275g)
REAR 実測296g(メーカー公表値/ 280g)
旧SES2.2→前後それぞれ1本397g
前後で200g以上の軽量化を達成!!


SES3.4
FRONT 実測382g(メーカー公表値 / 370g)
REAR 実測393g(メーカー公表値/ 378g)
旧SES3.4AR→FRONT 413g RAER 415g 旧SES3.4→FRONT:387g REAR:394g
前後でARからは 53g軽量化 を達成!!


SES4.5
FRONT 実測420g(メーカー公表値 / 411g)
REAR 実測436g(メーカー公表値/ 415g)
前作のSES4.5ARは、FRONT 455g RAER 457g
前後で50g以上の軽量化に成功しています。


SES6.7
FRONT 実測448g(メーカー公表値 / 430g)
REAR 実測469g(メーカー公表値 / 449g)
旧SES5.6 FRONT 494g RAER 524g
前後で100g以上の軽量化に成功しています。
そしてエアロ効果はSES7.8より優れています!!
さらにリム重量は、7.8(front502g rear533g)なので
なんと118gも軽量化


まとめ
SES 2.3 は 旧2.2 よりも 207gの軽量化
SES3.4 は 旧3.4AR よりも53gの軽量化
SES4.5 は 旧4.5AR より 56gの軽量化
SES6.7 は 旧5.6 よりも 101gの軽量化
それぞれのエアロ効果もさらにアップ それぞれのハイトで特にすごいのが時速30kmでの速さ
プロよりアベレージが遅いライダーでも、その速さが体感できる!!
次回はその辺りを徹底検証します。
SESシリーズの使用部品など
ホイールセット(完成品)は、カーボンリム・ENVE ALLOY ハブ・専用ニップル・スポークをベテランの職人が一本一本手作業で徹底的に精度にこだわり、丁寧に組み立てます。
ニップルは、ENVEが開発し、特許を取得の独自のニップル。リムに優しく正しい角度で最大のスポークテンションへ導ける構造

そのためのスポークにはSAPIM社のCX RAYを使用。(SESシリーズ)
高いスポークテンション、そして長く安心してライドを楽しむために長期間テストを繰り返し、現段階での最高のスポーク

ハブ フランジ形状を徹底的にこだわり、正しい角度を追求した 独自のフランジデザインのハブを採用


リム 徹底的に品質管理し、出来上がるリムは、もちろんmade in USAであり、最高のホイールを作るための数々の秘密が隠されている

アクセサリーバック(ホイールキットにのみ付属しています)

チューブレステープ・脱脂クロス・専用のバルブステムと専用のバルブナット(プレッシャーリリーフバルブ)・バルブエクステンダ・保証書・取扱説明書・ENVEデカール

日本正規品に関して
安心してご使用して頂くために、ホイールは日本に到着度、ダイアテックにて組み立て、もしくは検品をして納品しております。
(一部 ENVEホイールビルダー認定店にて組まれている製品もございますが、同等に規定に沿って組み立てられております。)

その品質は、常にENVEの設計通りの性能を発揮できる様に徹底的に全てのホイールバランスを再確認 ENVEの指定値以上に厳しくチェックししています。
そして、その基準値に入らないものは全て削除(どうしてもカーボンであるため個体差がある、アメリカ製で本国の検品にばらつきがある)
要望によっては、セラミックミックスピード製のベアリングへアップグレードも可能。

ENVEホイール 検査基準
■ 縦ふれ 0.35mm以内 ■ 横ふれ 0.35mm以内
■ スポークテンションは、スポークのバランスを徹底チェック 全てのテンションの平均値(±10%未満)
■ 日本の気候に合わせるために 弊社の数年の経験上、水分が混入しやすい部分を特殊グリスを使用し保護。
ID360ラチェット部は、純正のグリスが適量入っているかを確認し 最適化
また、正規品には、ENVE社からの正規保証が受けられ 安心して高額ホイールをとことん使える様にサポートできる体制が含まれます(ユーザー登録が必要)。

